Noriです!
海外に住んで分かる、日本人が凄い理由。
野菜を置いといて、自分で取ったら入れてって…みたいな感じでね。
自動販売機も外に置けないんですよ。取り放題ですから持っていかれちゃいます。
ですから、日本のこの「性善説」というか、人を信じれる国。
本当に素晴らしいですよね。
田舎なんかだと、特に信じれるから、そういうシステムがあるんでしょうが、といってもね、都会でもね。
私の使ってたTKP会議室には、そういうふうなのがありましたね。
お菓子類とか、ジュースや烏龍茶とか、「100円入れて取ってってください」っていうことで箱が置いてある。小腹が空いたら100円入れてお菓子取ってくる、なんて。オフィスに置いてるところもあると思いますが、あれもすごいシステムですね。
入れ忘れたりする人もいるでしょうけど、ほとんどないんでしょうね。あれで成り立つわけですから。
ああいうのもね、日本以外では考えられない、すごいシステムです。日本の「人を信じる」「信じられる」システムね。
あとは駅なんかでも、セルフレジとかありよね。自分でSuicaとかでチンってやって、バンと払って持っていく…みたいなね。
あれも、誰もみてないですから、別にチンってフリして持って行っても、わからないわけですが、誰もそんなことしないんですよ、日本ではね。
不思議なのがね、外国人が日本に住んだら、やらなくなるんですよ。
自分の国じゃそんなシステムないのにね。
やっぱり、人を信じるってことが、信じられると、やれなくなるということでしょうね。
まあでもね、窮地に追い込まれると、ちょっと何するかわからないですけどね。
前に、ベトナム人が豚を盗んで、丸焼きにして食べてるって事件を、群馬県でやってましたけど、それもすごいですね。小豚丸ごと盗むってね。
笑いますけど、日本じゃないですね、小豚丸ごと盗む人って。
とか、いろいろあるみたいですよ。
いずれにしても、本当に日本人ってね、真面目で、嘘つかなくて、人のものを盗まなくて。
もう、聖書に書いてあることが、すべて言われなくてもできてるっていう。
素晴らしい国です。
というわけで、今日の日本のすごさは「正直である」ということですね。
アジアはね、法治国家というよりも「人治国家」っていって、上のトップの人が決めたら、それにみんな右にならえで言うことを聞いて、その人が倒れたら、国がむちゃくちゃになるっていうシステムなんですが、日本の場合は、一応天皇制があったり、幕府がいたりしたんですが、そんなのなくても、日本人ってちゃんとできるんですね。
もともと備わった常識。
何が良くて何が悪いかが、日本人の中に、DNAの中に刻まれてるんですね。
これは優しさ、愛だと思います。
「こういうことしたら人は困るだろうな」とか「人を苦しめるだろうな」と思うことはやらない、ということなんですよね。
それではまた次回お会いしましょう。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから