今日は新たに執筆者になられる諏訪 猛(すわ・たける)さんの紹介を簡単にさせて頂きます。
現在のお仕事
諏訪さんは、現在執筆活動を中心に、英語教育、教育プログラム開発、また大学生を対象としたアカデミックアドバイザーとして活躍されています。
過去の経歴
大学から自衛隊に入られ、陸上自衛隊、情報部隊、米軍海兵隊連絡官付、通訳養成教官等々、さまざまな任務に就かれていました。
情報部隊とは、米軍海兵隊連絡官付とはどんなお仕事なのか、どんな任務なのか、次回インタビュー動画で詳しくお話し頂いています☆
通訳養成教官として輩出された500名の教え子の方達は日本中で通訳官として活躍されています。
元自衛官の諏訪さんが英語を学ばれた場所は、英会話スクールでも、留学先でもありません。
自衛隊の内部には、教育機関があります。色々な専門教育がなされていて、階級が上がるごとに、そこで必要な知識・技術を学んでいくという教育制度が充実しています。
また、更に上を目指す、更に知識を広めたい人のために、自らが志願して、受講する為には選抜試験のある課程もあり、その中で、諏訪さんは「上級英語課程」というコースに志願して、そこで英語を学ばれました。
そもそも、なぜ英語のコースを受講したのか、それは、
英語は好きとか嫌い、ではなく絶対に必要な「道具」である、という英語の重要性を考えていたからでした。
そして、そこから情報部隊等、英語をまさに「道具」とした職務に次々と就かれていきました。
米陸軍大学のアカデミーで優秀学生として
諏訪さんは、アメリカの陸軍大学のアカデミーに国費留学されました。
アカデミーは、米軍の中でもトップクラスの人たちが集まるところなのですが、そんなトップの人達のなかで、諏訪さんは、留学生で初めて優秀学生として認定されました。
米陸軍大学のアカデミーとは?どんなことを学ぶ?どんな訓練をしていたのか?
また、留学生活はどんな様子だったのか、次回動画で詳しくお届けします☆
留学生活は、朝5時起床からはじまり、寝るのは夜中1時2時という過酷なものだったようです。
タモリの『トリビアの泉』に諏訪さんのある〇〇コーナーが取り上げられた
諏訪さんには、自衛隊時代から、また退職された後も継続して執筆されている記事があります。
自衛隊や防衛省関連のニュースを主とする、「防衛ホーム」という新聞があり、その中で『HOME’s English Class(防衛ホーム英語教室)』という英会話の記事を、また陸上自衛隊の『陸自SOYOU誌』という機関誌でも執筆されており、執筆し始めてから、今年で35年になります。
「防衛ホーム」はネットで一般公開もされているので、よかったら検索してみてください☆
そして、この『HOME’s English Class(防衛ホーム英語教室)』が、その昔人気番組だった、「タモリのトリビアの泉」でも取り上げられオンエアーされました。
番組に取り上げられたトリビアは、
「防衛ホームに載っている英会話のコーナーは上からものを言っている例文が多い」
というもので、
“Now, you are catching on.” 「わかってきたようだね」
”Dinner can wait!” 「晩飯は後回しだ」
など、一見上からものを行っているかのような例文が多くあるということが取り上げられたようです。
これは諏訪さんが、留学やアメリカ軍との仕事の際に、何事も自分の意志をはっきりと出して、強気で伝えようとしないと外国人には伝わらない、という事を身をもって経験したところから、一見上から物を言っているかのような例文が多くなっているようです。
確かに上官が言いそうなフレーズもあったりはしますが、実は、年末年始の挨拶や、普段の会話で使えるフレーズが多く掲載されています。
自衛官の方は、この英語教室で紹介された例文を、日米合同訓練等でのアメリカ兵との会話に活かしているそうです。
最近の記事で、
You are even prettier than before!(きれいになったね!)
という例文がありました。
訓練では使わなそうですが、パートナーや恋人に使えそうな、重要なフレーズですねw
なぜ自衛隊退職後、東京大学大学院に?
諏訪さんは「生涯教育の実践者」という信念をお持ちです。
自衛隊退職後、昨年2020年3月まで、東京大学大学院教育研究科博士課程後期で、最年長学生として就学され、「米軍における高等教育制度と軍の教育施策」(東大大学院紀要)を書かれました。
次回そんな諏訪さんのインタビュー動画をお届けします。
インタビューの中では、生い立ちの部分から、入隊後の自衛隊でのお話や、米陸軍に留学されていた際のお話などなど、普段あまり聞けないようなお話も交えて語って頂いています。
是非ご期待ください☆
そんな諏訪さんにきいてみたい話や、ご質問等ありましたら、ワールドライフまでお寄せください
下記プロフィールも是非ご覧ください。
執筆家・英語教育・生涯教育実践者
大学から防衛庁・自衛隊に入隊。10年間のサバイバル訓練から人間の生について考え、平和的な生き方を模索し離職を決断する。時を同じくして米国国費留学候補者に選考され、留学を決意。米国陸軍大学機関留学後、平和を構築するのは、戦いを挑むことではなく、平和を希求することから始まると考えなおす。多くの人との交流から、「学習することによって人は成長し、新たなことにチャレンジする機会を与えられること」を実感する。
「人生に失敗はなく、すべてのことには意味があり導かれていく」を信念として、執筆活動を継続している。防衛省関連紙の英会話連載は、1994年1月から掲載を開始し、タモリのトリビアの泉に取り上げられ話題となる。月刊誌には英会話及び米軍情報を掲載し、今年で35年になる。学びによる成長を信念として、生涯学習を実践し、在隊中に放送大学大学院入学し、「防衛省・自衛隊の援護支援態勢についてー米・英・独・仏・韓国陸軍との比較―」で修士号を取得、優秀論文として認められ、それが縁で定年退官後、大規模大学本部キャリアセンターに再就職する。
修士論文で提案した教育の多様化と個人の尊重との考えから、選抜された学生に対してのキャリア教育、アカデミック・アドバイジングを通じて、キャリアセンターに新機軸の支援態勢を作り上げ、国家公務員総合職・地方上級職、公立学校教員合格率を引き上げ高く評価される。特に学生の個性を尊重した親身のアドバイスには、学部からの要求が高く、就職セミナーの講師、英語指導力を活かした公務員志望者TOEIC セミナーなどの講師を務めるなど、大学職員の域にとどまらぬ行動力と企画力で学生支援と教員と職員の協働に新たな方向性をしめした。
生涯教育の実践者として、2020年3月まで東京大学大学院教育研究科大学経営・政策コース博士課程後期に通学し、最年長学生として就学した。博士論文「米軍大学における高等教育制度について」(仮題)を鋭意執筆中である。
ワインをこよなく愛し、コレクターでもある。無農薬・有機栽培・天日干し玄米を中心に、アワ、ヒエ、キビ、黒米、ハト麦、そばを配合した玄米食を中心にした健康管理により、痛風及び高脂質血症を克服し、さらに米軍式のフィットネストレーニング(米陸軍のフィットネストレーナの有資格者)で筋力と体形を維持している。趣味はクラッシック音楽及びバレエ鑑賞。
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