私が経験した海外の小学校では、自分のテキストはありません。
全て学校のものを借りるものなんです!!!!
日本では本当に考えられないことですが、本当なんですよ☆
先日、ネイティブの先生とその話になったのですが、
海外の学校に、留学中の生徒が、発音の授業に来ていたのです。
その時に教科書がないとこを伝えたら、日本の高校に行っているその子が
「そんなこ とあり得ない~!」ってビックリしていました~~~~~笑笑
実は海外では普通なんですよ。
アメリカもニュージーランドもオーストラリアでさえです。
もちろん自分で買うもの、多少はもあるのですが、
ほとんどが学校のものを借ります。
なので、、、もちろん、、、宿題なども少なくなりますね☆
学校側から買って欲しいと広告が来るのは、一般の本なんですよ。
私が住んでいた国の学校では、ワールドエデュケーションで提携させていただいている
スカラスティックという出版会社の広告を毎月もらってくるのです。
もちろん、全て本の広告です。
つまり本は「自分で好きなのを買いなさい!」ということですね☆
ニュージーランドの時に、公立小学校の校長先生が言われていたように
「子ども達は自分から興味を持たない限り何も勉強にならない、
だからこそ本だけ読めればいいんです。」と言っていたことを思い出しますね。
結局、学校の本を買ったとしても興味がなければ、役に立たないよってことですよね。
私の小学校のころの教科書も役に立たなかったようですよ~~~~~笑笑
また、フィンランドの学校を訪問して話を聞いたことがありますが、
フィンランドでは宿題は全くないそうです。
宿題をやる暇があるなら、いろいろな人生の経験をしなさいということでした。
なんだか今までの価値観がガラガラと崩れていくような感じがしますね。
小学校1年生になると、自分のもの全てに名前を書きましたね。
もちろん教科書も含めですよね。
その最初に行った作業は、海外では全くやらないことなんです。
また「自分のものを大切にする。無くさないようにする。自分で管理する。」
その感覚は、この作業から教わったような気がします。
海外は全く逆で、“みんなで使うものがあって、それを借りて上手に使って返す。
または、必ず元に戻す。”
という感覚から教わるのです。全く違いますね。
今、日本も少しその傾向が出てきていますよね。
例えばカーシェアはその感覚ですよね。
いつで も使いたいときに使って元に戻しますよね。
別に自分の車がなくても使いたいときに使えれば良いのではないかという感覚ですね。
私は今の子ども達は海外と同じ感覚になりつつあり、シェアすること学ぶのだと思います。
とても合理的な考えだと、私は思いますね☆
Sara
英会話教室World Education 校長 イメージフォニックス開発者
約10年前、まったく英語が話せないときに渡米、ウエイトレスとして働き始める。半年後には、お客さんからもらえるチップ率最高習得者となり店舗で表彰を受ける。さらに、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアと3つの国で、3人の子どもを育てあげ、アメリカ在住時に飛行機(シングルエンジン自家用)の免許も習得。特にアメリカでの経験で、英語には発音が重要だと分析し、歯科衛生士として矯正歯科にいた経験を元に、ネイティブの発音、その中でも国別の音の違いや、日本語の発音と英語の発音の違いを研究、2008年には武蔵野学院大学客員研究員の時に論文「概念学習能力で英語の発音を矯正する効果について」を発表。現在、子供英語の会社を設立し、同じように英語で苦しんでいる人たちに、発音から本読みまでを指導、教材や授業を通して、海外の子育てや教育、また考え方も含め指導を実施している。