先日、市役所で「すぐすむ用事です!」と言ったら、駐車場でもない正面玄関脇に駐車させてもらえ、びっくり。
(親切な対応…お役所的でない職員もいるんだ)と感動。でもその途端、kindの語源が気になりだしたんです。
kindって英語なら「親切な」…でも「種類」の意味もあるぞ、何の関係?
そそくさと帰宅し調べると意外な結果が…
今回はDNA GEN(生む)kind, gentle, genius, generation, king等を
「種類」も「親切な」もkindのDNA GEN「生む」に由来していました。
kindに二つの意味がある謎がこれで解けました。(GがKに、またEがIにという綴りの変化は見られますね)
ちなみに、-indは英語では「-アインドゥ」とよくなります。
例えばkind, mind, bind, find …但し windは「ワインド/巻く」と「ウィンド/風」の2通りがありますね。
親切な kind 種類 kind
DNA GEN(生む)⇒(生まれが良い⇒)親切な kind/カインド
DNA GEN(生む)⇒(生まれが同じ⇒)種類 kind/カインド
王 king/キング
これも綴りが変わっています。
少なくとも語源的には、王は一般民衆と近い存在だったのかも。
DNA GEN(生む)⇒(生まれが同じリーダー⇒ ) 王king/キング
優しい gentle /ジェントル
私はgentleman=優しい男と思ってた時期が長かったです。あなたはどうですか?
gentleman(紳士)は(優しい男)ではなく(生まれ育ちの良い、家柄の良い男)が元々の意味。生まれが良いと言う発想は直前のkind「親切な」と似ていますね。
DNA GEN(生む)⇒ (生まれが良い⇒)優しい gentle /ジェントル
天才genius/ジーニアス
語源的には何かを生む力。
ただ発明王エジソンの言葉も有名ですよね。
Genius is 1 percent inspiration and 99 percent perspiration.
(天才とは1%のひらめきと、99%の汗だ。)
ちなみにperspiration(汗)、inspiration (ひらめき)で韻を踏んでいますね。
DNA GEN(生む)⇒( 生みだせる力・人⇒)天才genius/ジーニアス
発電・世代 generation/ジェヌレイション
GENに戻ります。
これも発電は電気を生むこと、世代は生まれた人達なんですね。DNAから見ると分かりやすくなりませんか
DNA GEN(生む)⇒(生みだすこと、生み出された人達⇒) 発電・世代 generation/ジェヌレイション
今回、市役所の案内係の方の親切に始まり、意外な単語の関連性が分かり、長年の謎も解けましたw。DNAも引き続きあなたの英語の学びに役立ち続ける親切な道具であり続けますように。
See you next time,
Jiro
<英語版>
日本語で内容を理解した上で今度は英語で理解してみる☆
↓ ↓ ↓
https://worldlife.jp/archives/16850
私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員