【World Life】とは?
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英語を話して$100ゲット⁉

World Lifeな生活
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ニューヨークで初めてアルバイトに出かけてきました。

90分で$100。条件は、英語と日本語のバイリンガル。

知り合いが行ってきて、面白かった!と言う話をしてくれて、まだ応募できるよっていうことだったので、興味半分で出かけてみました!

お仕事内容はいろいろあり、医療機器を使ってみて、その使い心地を報告したり、掃除機の、優劣を報告したり、スポーツの試合を見に行って、その感想を書くと言うものもありました。

ちゃんとそれなりにギャラがいただけるようで、大きな会社はこうやってしっかりリサーチなどをしているんだなぁ、と認識を新たにしました。

そんな中、今回やってみたのが、友人が実際にやってみて面白かったという、AI英語スタディの一環で、日本語と英語の会話を録音するお仕事。

さて、アルバイト会場は、マンハッタン内グランド・セントラル駅のすぐ近くで、立派なビジネス・ビルの7階。ビジネス・ビルディングでは、まずエントランスのセキュリティ(警備員)に身分証明書を見せて、自分の写真とともに入館許可証のステッカーが印刷されるのを待ち、それを胸に貼ります。

そしてゲートをパスしたあと、いよいよエレベーターホールに行きます。

7階に着いてみると、レセプションで自分の名前を言うと、すぐにタブレットを渡され、質問事項に答えてサインをするよう求められました。契約書ですね。

英語で細かい字でいっぱいいろいろ書いてあります。私がこれから話すことになる英語や日本語の会話について、それを録音するので、その権利に関して、承認するかどうかと言うようなことらしいです。

結構時間がかかりましたが、該当項目にチェックを入れていき、何とかクリア。最後にサインをしてオッケーが出ました。

このオフィスはずいぶん広く、大きめの待合室がいくつもあり、待合室には、たくさんの人たちが私と同じようにタブレットに夢中になっています。私がいるウェイティング・ルームは、日本語と英語のバイリンガルの人の募集だったので、見た感じ日本人ぽい人が多いです。西洋人に見える人が何人もいたのは驚きでした。

しばらくして、2人ずつ呼ばれて待合室を出て行きます。私よりちょっと若い位の素敵な日本人女性と一緒になりました。今日のパートナーのようです。

まず携帯等の荷物とハンドバックをコインロッカーに預けて、上着だけを持って、小さめの会議室に入ります。ここで今日何をやるのかの、レクチャーを受けます。

クルーの説明によると、私たちが2人1組になって、どちらが日本語 or 英語を話すか決める。まず1人が日本語で話しかけ、もう一方が3秒待ってから英語で答える。

で、日本語スピーカーが3秒待って会話を続け、また3秒待って、英語でそれに答えると言うように1分半ほど、日本語と英語交互の会話を、続けるのだそうです。

まずは、何でもいいから、旅行者として日本語でニューヨークについて尋ねろ、との指示。

何でもいいから、初めてのニューヨークに来たものとして、相手に尋ねろと言うのです。

そこで相方とこんな会話を。

ーーーーーーーーー
まずは私から、
「すいません、この辺で、おいしい日本食のレストランがあるかどうかご存知ですか?」

相方の彼女は3秒待って英語で返します。
”yes, I know some. Which area you are thinking about?”
(はい、あります。どの辺のエリアでお探しですか?)

3秒待って、私が日本語で
「実は、はじめてのニューヨークなので、ソーホーと言うところに行ってみたいと思っています。ファッショナブルなところだと聞いたので。その辺に日本食のレストランはあるでしょうか?」

相方が3秒待って
”All right, I know some pretty good Japanese restaurants in Soho because it is a very popular area for tourists. But well, you have to take a subway from here. Have you tried New York Subway yet?
(あぁそうですね、ソーホーは人気があり、そこにはおいしい日本食レストランもたくさんありますよ。でもここからだと地下鉄に乗らなくてはなりません。ニューヨークの地下鉄に乗った事はありますか?)

私が日本語で、
「いいえ、まだないのですが、ベンダー・マシンでメトロカードと言うパスが買えると聞いています。それで乗ってみたいと思っていました」

相方が、英語
“I see, but if you have your credit card in your smart phone, you don’t need to purchase a train prepaid card anymore. All you have to do is hold your smartphone over the turnstile scanner.”
(そうですか、でもね、最近は、スマホにクレジットカードが入っていれば、それをかざすだけで、わざわざチケット類を買わなくても地下鉄に乗れるのですよ)

そして私が
「まぁそれは知らなかった。それでは東京と同じような感じですね、色々と教えていただいてありがとうございました。」
ーーーーーーーーー

こんなふうな会話を6本、英語と日本語をお互いに入れ替えて計12本。

他の会話の題材は、「救急で病院に行った時に尋ねたいこと」、「レストランに入って、どうやって席についてオーダーするか」、「ホテルの部屋で何か困ったことがある場合」、「ショッピングに行った時に、自分が欲しいものを店員さんに説明して見せてもらう」、「バケーションから帰ってきた知り合いにその様子を尋ねる」。

そんな感じの、旅行客にとって必須とも言える題材でした。

会議室で大体の会話の内容がきまったところで、いよいよ屋外に出て録音です!

ストリートにて、会話するのです。私たちはそれぞれ、レコーディング機能のついたメガネをかけるよう指示され、そのスイッチを係の人が入れて、ブザーが鳴るとレコーディングが始まります。

大体の会話内容がきまったとはいえ、アドリブで会話を作っていくのですから、最初は、途中で詰まったり、噛んだり、3秒待つのをどちらかが忘れたり。日本語で話さなければいけないのに英語で言ってしまったり、後ろからホームレスが話しかけてきたり(笑)

色々とダメ出しが出てどうなることかと思いましたが、後半は慣れてきてバッチリ。うまくその役を、なんとか2人でこなすことができました。

最後には、この相方と、えらく気が合い、お互いに名刺を交換して、忘年会でもやろうと言うことになりました。

こんなところで、日本人とお友達になれるとは、ラッキーなボーナスのようなもので、最高です。

そして、その後10日間のうちに、ご褒美のアマゾンの$100ギフトカードが送られてくるのだそうで、今から楽しみです☆

ニューヨークでの初めてのアルバイト体験はそんな感じでした☆

それではまた来週♫
Kayo

 

 

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