Hi! 火曜のJiroです。
以前、テレビ番組でアフリカ諸国の目覚ましい発展について紹介されているのを観ました。
アフリカで起きている驚きの変化
信じられない程のIT化。スマホに直接チャージし支払うシステムが普通。マサイ族が家畜をスマホで普通に売買。そもそも銀行も電話線や電柱もないのが、もっけの幸い。
つまり後進国の弱みの強み化。
このように先進国がとった発展段階を跳ぶことを、leapfrogging / リープフロッギングと言う…。
(先に行く者の背中をピョンと飛び越えて行くイメージでしょうか。)
次に環境保護が徹底。
ケニアでは2017年から買い物袋などに使うポリ袋の製造・輸入・使用が原則禁止。違反には高額の罰金や最長4年の禁錮刑もあるそう。発電量の約9割が再生可能エネルギーで、地熱発電が大きな割合を占めると…。
(日本じゃビニール袋、罰金つけてまで禁止はあり得ない感じ。)
次に人口動態が明るい。2050年には世界人口の約4分の1をアフリカの人々が占めるとの予測もあるそう。若い世代が多いことも特徴です。
近い将来欧米から英語に堪能な大卒、院卒生が帰国し、国を率いるだろうと…などなど。
本当にいいことばかり?
あまりに明るい未来ばかりが描かれているようなので、まてよと思い確かめてみたんです。チェック用情報源は2つ。
まずは、「The World Bank(世界銀行)」のサイトの記事。世界銀行は普通の銀行ではなく、途上国支援や開発技術援助を行う機関だそう。
これをみると、すごい進歩の様子がより具体的に分かります。例えば、
サハラ砂漠以南のアフリカでは、従来の銀行口座を持つことが難しい人々にとって、携帯電話が銀行の役割を果たしているそう。
小規模農家が携帯電話で作物の相場を調べたり、太陽光発電による電気を購入したり。
カメルーンの地方ではタブレットを利用した心臓の検査、ルワンダではドローンによる輸血用血液の配送まで行われているというのです。
(あれ?やっぱり明るいだけの未来?しかも2017年にもうこうだったのか!)と思いかけたら、leapfroggingが全てを解決するわけではないともありました。
飛び越えられないものもある
例えば道路・水道等のインフラはleapfrogできない。教育を受けた労働力と良い統治・政治も都合よく飛び越せないとも。
確かにそうかも。
良い政治で思い出すのが、南アだけでなくアフリカ全体のリーダー視されたマンデラ大統領。ただ、立派な指導者が一人現れれば、それだけで政治の問題が解決するわけではないでしょう。汚職や私利私欲に走る指導者がいれば、せっかくの発展にもブレーキがかかってしまいます。
次に「Forbes」の記事も読みました。Forbesは企業・投資・技術・経営などにフォーカスするグローバルなメディア。
書かれていたのは、再生エネルギーの現実。
当時の記事によると、一軒ごとの小規模な太陽光発電では、テレビやスマホの充電など、使える電力に限りがある場合も。 科学技術の地道な研究・進展が不可欠とも。
これも「うん、確かに」って感じですよね。
いずれにしても存在感がぐんぐん増すアフリカ諸国。今後も英語情報でアップデートしていければ良いですね。
See you next time!
Jiro
追記:
The World Bank の記事
OPINION OCTOBER 11, 2017
Africa can enjoy leapfrog development
https://www.worldbank.org/en/news/opinion/2017/10/11/africa-can-enjoy-leapfrog-development
追記:
Forbes Newsletter
The Limits of Leapfrogging
https://www.forbes.com/sites/bjornlomborg/2019/10/11/the-limits-of-leapfrogging/
私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員

