世界のトイレ!
国が変われば、トイレという単語が変わるって知ってました?!
私は英語をアメリカで最初に勉強しました。そこで鍛えられたのが、英語だと思って使っていた単語が、、、意味が違っったりするんです!!
一番ショックだったのが“Toiletトイレ”でしたね。どこでも伝わると思っていたからです。まさかの“トイレ”でした!!
さて、私がアメリカに住み始めた頃、トイレに行きたくて、「Where is a toilet?」と言うたびに、相手の目が変化するのを感じていました。“何かがおかしいんだ”と気づいてはいたのですが、全く意味がわからなかったのです。そしてある日、アメリカ人の友達が教えてくれました。
Toiletって便器だってこと!!!
ひえ〜〜〜〜、と言うことは、、、
「便器はどこですか?」と聞いていたってこと!!!
ちょーショック!!
だから相手の目が、ある人は笑っているかのように、ある人はびっくりしているように、変化してたんだ〜〜〜〜!!
みなさんは今までに、海外旅行はどこに行ったことがありますか?
実は行先によってトイレの言い方が変わってくるんですよ~~~☆
そう、私がイギリスに最初に行っていれば、Toiletは普通に通じていたのです!!
行き先を間違えたかな〜〜〜笑
ここからは、トイレという大事な単語ですからしっかりと覚えてくださいね☆
まずアメリカでは、トイレのことをbathroomと言いますね。この言葉に慣れるまでに実は時間がかかったんです。なんとなくbathroomと言うとお風呂場のような気がしていました。そう基本的にアメリカでは、トイレとシャワーが一緒になっていることが多かったようですよ。だからbathroomがトイレという表現になっているようです。それなら納得ですよね。
その他には、restroomも多く見かけますね。これはレストランなどに書いてあることが多いのですが、これはbathroomよりちょっと高級感がある感じなんです。この感覚は合っていたようですよ☆
ただ、restroomも直訳すれば、“休息の部屋”とか“安らぎの部屋”って言う訳になるますよね(笑)
次はイギリスに行きましょう。イギリスでは日本と同じtoiletを使ってください!!
やっと便器ではなくトイレが通じる国を見つけました!!
イギリスではもう一つ、looという言い方もあるようです。これは友達同士でよく出てくる言葉のようです。その他にもbogとも言うようですよ。それを聞いてから、そのネイティブにはlooを使いまくったのですが、どうも私が使うと面白いらしく、毎回、目が大きくなっていたのを覚えています。実はイギリスってアメリカよりも語彙数が多いのですよ(><)
また、飛行機などで使われているlavatoryはとても高級な感じなんです。
例えば、エリザベス女王のような貴族の方々が使うのだそうですよ。今まで飛行機の中以外で、このlavatoryを使っている人にはあったことがないですね~~笑
また、日本でも使われているladiesやmansは、イギリスでもアメリカでも使われていますね。これはladiesとmansだけで使う場合とladies’ roomやmen’s roomと使う場合もありますね。
その他にpowder roomという言い方もあって、日本以外でも時々見かけたことがあります。
これは化粧を直せるような、ちょっとした部屋のような感じを持ったイメージがあるんでしょうね。たまにpowder roomと書いてある場合には、ちょっとしたソファ置いてあったり、椅子の前に鏡があってお化粧直ししやすくなっていたり、とってもリラックスできたりしますよ。トイレに何をしに行くんだろう~~~って思いますが(笑)
その他に面白いのが、スラングでthe Johnでトイレの意味として使われていることもあるようです。人の名前をトイレにするなんて、ちょっと失礼でびっくりですよね!!
私はまったく聞いたことがありませんでした(笑)
たぶん、私の前で使っていたとしたら、「ジョンという店かな」と思ってきていたのではないかと思いま~す(笑)
あとはカナダ。カナダはなぜかwashroomなんです。この言葉が出てきたら、、、彼は、彼女はカナダ人です(笑)
ちなみにWCはwater closetの略だそうです。
とっても面白いでしょう☆
たったトイレ一つでこんなにたくさんの表現があるんですね☆
実は、日本語でもたくさんあるんですよね。トイレ、お手洗い、洗面所、お化粧室、御不浄、便所などなどありますね。実はまだまだあるんですよ。なんとトイレに関しての単語は日本が一番多いと思われます。なぜ、そんなに表現があるんだろう(笑)
それと同じでいろいろな国で、「トイレの呼び名は1つしかない=正解は一つ!」なんてことは、ありえないですよね☆
英語って正解とかないかもしれませんね☆
Sara
英会話教室World Education 校長 イメージフォニックス開発者
約10年前、まったく英語が話せないときに渡米、ウエイトレスとして働き始める。半年後には、お客さんからもらえるチップ率最高習得者となり店舗で表彰を受ける。さらに、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアと3つの国で、3人の子どもを育てあげ、アメリカ在住時に飛行機(シングルエンジン自家用)の免許も習得。特にアメリカでの経験で、英語には発音が重要だと分析し、歯科衛生士として矯正歯科にいた経験を元に、ネイティブの発音、その中でも国別の音の違いや、日本語の発音と英語の発音の違いを研究、2008年には武蔵野学院大学客員研究員の時に論文「概念学習能力で英語の発音を矯正する効果について」を発表。現在、子供英語の会社を設立し、同じように英語で苦しんでいる人たちに、発音から本読みまでを指導、教材や授業を通して、海外の子育てや教育、また考え方も含め指導を実施している。