Hello everyone
Noriです!
先週に続いてネイティブの笑いについて解説していきたいと思います。
今回のお題はこちら。
Q : Can a kangaroo jump higher than Mt. Fuji?
(カンガルーは富士山より高く跳べる?)
A : Yes, of course!
Mt. Fuji ◯◯◯◯◯ ◯◯◯◯.
◯◯に何が入るのか?
・
・
・
・
The answer is…
can’t jump
Mt. Fuji can’t jump?
どういうこと?
と思いますよね、解説していきたいと思います。
質問の意味
Can a kangaroo jump higher than Mt. Fuji?
これは一見、「カンガルーは富士山よりも高く跳べるのか?」と、富士山の”高さ”を基準にした質問のように聞こえます。
than Mt. Fuji で「富士山よりも」。
higher で「より高く」。
つまり、
Can a kangaroo jump higher than Mt. Fuji?
「カンガルーは富士山より高く跳べる?」
と聞いているように思わせておくのがポイントです。
答えとオチ
それに対して答えが、
Yes, of course!
Mt. Fuji can’t jump.
これは、「富士山という”山の高さ”より高く跳べるか」という質問だと思わせておいて、実は富士山を「ジャンプする相手」として捉えて、「富士山より高く跳べるか」という意味にすり替えているんです。
でも、山だから当然跳べません。
Mt. Fuji can’t jump.
(富士山は跳べない)
カンガルーは1〜2メートルほど跳べますが、富士山は1ミリも跳べない。
だから、
Yes, of course!
(もちろん跳べるさ!)
という答えになるわけです。
つまり、同じ「富士山より高く跳ぶ」でも、二つの取り方ができるところが、このジョークの面白さになっています。
英語のジョークというのは、こういう一つの表現が二つの意味にとれる、ダブルミーニングがよく使われます。
Jumpを使ったおしゃれな表現
では、ジョークにjumpが出てきましたので、jumpを使ったおしゃれな表現もいくつか紹介しておきたいと思います。
◯ jump for joy
そのままの意味で、「喜んで飛び上がる」ということです。「やったー」という感じの表現ですね。
◯ jump to conclusions
conclusionsは「結論」という意味の単語です。少し難しい単語ですが、覚えておくとTOEICなどにもよく出てきます。
jump to conclusions で、「結論に飛んでしまう」、つまり早合点する、という意味になります。十分に事情を知らないうちに「きっとこうだ」と決めつけてしまうようなときに使われる表現です。
例えば、
Don’t jump to conclusions.
(早合点しないで/決めつけないで)
のように使います。
◯ jump the gun
gunは「銃」のことです。これは、短距離走などでスタートを知らせるピストルが鳴る前に飛び出してしまうことが元になった表現です。
そこから転じて、今では「早まって行動する」「まだその時ではないのに先走る」という意味で使われるようになりました。仕事などの場面でも、、
“We shouldn’t jump the gun.”
(まだ早まらない方がいいよ)
というような形で使えます。
こういう簡単なジョークや表現を覚えてネイティブとの会話に使っていただくと、話が盛り上がるというのは間違いないです。
ぜひ覚えて使ってみましょう。
それではまた次回。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから

