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落とした財布が戻る理由、知ってますか?

世界に誇りたい日本
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Hello everyone.
Noriです!

テキストでお伝えしている、日本人が凄い理由。
今回は、「武士道が素晴らしい」というお話。

日本では、鎌倉幕府から明治維新まで、武士という階級があって、そこで武士道というのが生まれました。

他の国では、確固たる宗教があって、そのバイブルがあって、それに基づいて道徳観を持つ、というのがありますが、そんなバイブルもない国で、これほど高い道徳心を持つというのは、何かがあったからです。

非常に高い道徳心を持っているというのは、例えば、落とした財布が戻ってきたり、人のものを取らないとか、我々からすると当たり前のことが、海外ではうまく機能していない。
自動販売機は外に置くとすぐ壊されたりとかね、日本ではそういうことはまずありません。

また、人に対する気遣いとか、そういうものは、実は「武士道」から来ておりまして、新渡戸稲造さんがしっかり文章にして世界にも広めました。

「日本魂」=「武士道」なんですけども、これは実は武士という階級だけではないんですね。

ヨーロッパにもナイト騎士道というのがあるんですが、それは上のアッパー階級だけなんで、庶民には全く行き届きません。ですから、上の騎士であったり、ナイトという称号を持っている人、それからその上の貴族とかは、ちゃんとした教育を受けるんですが、庶民は本当に奴隷扱いだったんです。

働かせるだけ働かせて、ギリギリの生活で、税金やら年貢を納めさせて、全く文化がない。

庶民は、ほんとうに家畜のように扱われたわけです、同じ白人同士でも。

そこに黒人というのを見つけたもんだから、アフリカから持ってきて、その人たちに、今まで白人の下層階級がやっていたものをやらせて、普通の白人は中産階級へと押し上げられたわけです。

そういうのが西洋だったんですが、日本では、一応階級は分けられていたんですけど、ちゃんと「武士道」を農民まで伝え、そして読み書きも教えて、寺子屋では一切の差別なく教育が行われていました。

本が読めたり、文化もいろいろ自分たちで、農民でも農の舞とか、また神社でいろんな歌舞伎のようなものをやって演劇を楽しんだり、あとは美術、芸術も自由にできたんですね。

これが江戸の文化として花開いたわけなんですけども、そういう、上から下まで徹底して、ある一つの道徳に基づいて行動できる、っていうのは日本だけで、それを成し得たのは「武士道」という、非常に高い道徳心があったからです。

刀を持って振り回さなくても、武士じゃなくても、「武士道」というものに基づいて我々は暮らしていたわけです。

ですから、日本軍が戦争をした時に、いろんなところから徴兵するんですが、別に武士の階級や軍閥の人たちじゃなくて、当時の徴兵の9割は農家の人たちからだったんですが、全く同じ価値観で、同じように銃を持って、刀を持って戦えたんです。
これはもう世界では無理ですね。

海外では、農民を集めて刀を持たせて戦わせるなんてことはできませんから。道徳心もないので、下手したら上官に切りかかっちゃったりして、食べ物を奪ったりしかねませんので。ですから、西洋では、しばらくそういう農民は兵隊としては使わなかったんです。

でも、日本は普通に使いました。なぜなら、同じ「武士道」という道徳心を持っていたので。

ただ、日本のこの素晴らしさが――私もずっと武道をやってきたんですが――今、若者たちの間で武道を習う人が減ってきていて、そこをちょっと危惧しているんです。

私の大学の極真空手部も、部員が少なくなって潰れてしまいまして。最後は2、3名ほどしか残らなかったようですが、私の在籍していた頃は50名くらいいましたからね。あの頃の人気は本当にすごかったです。

なぜ人気がなくなったのかというと、「なんでそんなに痛いのにやるの?」っていう、今の若者たちの考え方があるようなんです。

痛かろうがなんだろうが、それが修行なんです。武士道イコール修行なんですよ。

ですから、昔の人は武士道でもって製品を作ったりしてね、いい製品を作ることは修行なんですよ。

町工場の人だってネジ1本作るのに、どんどん良くして。ほとんど完璧なのに「もっと良くならないか」と工夫をしたり、作り方を変えたり、これまた修行なんですね。

漆をずっと塗って何十年みたいな、あれと何ら変わりません。それを日本人全体でやりますから、そりゃ良い車とか、良いラジカセとかできたわけです。ソニーとかトヨタとか、そりゃ世界は全く敵わないです。

今でさえ、ちょっと日本人が本気でものを作ると、世界があっという間に敵わなくなるんですが、その「武士道精神」がだんだんと衰えてきていて、そして世界が日本の製品を真似するようになってしまって、日本の優位性が今落ちているのはそのためです。

今の若者がもう一度「武士道」に立ち返れば、日本という国は一気に復活するんじゃないかと思っておりますが、まだまだ、日本の武士道、日本の至る所に残っておりますので、安心してください。世界はまだまだ敵いません。

そういうわけで、日本の良いところ、「武士道の素晴らしさ」についてでした。

それではまた次回。
See you next time.

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