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なぜ日本文化が羨まれるのか

World Lifeな生活
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Hello everyone.
Noriです!

先月からテキストでお伝えしている、日本人がすごい理由。

今回は「伝統を重んじる!」ということについてお話しします。

海外、とくに私が最初に住んだアメリカなんですけども、せいぜい歴史が200年ぐらいなんですよね。他住んだオーストラリアも、ニュージーランドも、白人が住み始めてからだいたい同じ、200年ぐらい。

だから、伝統文化っていうのが、ほぼないんです。
あまりになさすぎて、寂しいんで、今頃になって――

アメリカだったら、ネイティブアメリカン、オーストラリアだったらアボリジニの原住民の文化を引っ張り出してきて、「これがオーストラリアの文化だ!」とか言ってるわけです。

でもね、それ君たち……

もともと住んでた人たちを追っ払ったり、ゲームみたいに殺してしまったり、人間狩りみたいなことしたり、ひどい扱いを散々してきたわけで…

そして、世の中が平和になってきて、世界の舞台に出ていったときに、「オーストラリアさん、あなたたちの文化って何ですか?」って聞かれたら、アメリカもそう「あなたたちの文化は?」って聞かれても、うーん、何もない。

で、「なんか探そうぜ!」ってことで、元々住んでた人たちの文化を引っ張り出すことになるわけです。

ニュージーランドは比較的仲良くやってたほうで、マオリ語がいまだに公用語だし、表記は必ず、英語とマオリ語で書いてあります。
そのくらいすごく大事にしてるんですけどね。
そして、自分たちの文化がないから、マオリの文化を「ニュージーランドの文化です!」って表に出してると。

ハワイでも、アロハーって言ったり、ハワイ語とかいろんなハワイの文化を一生懸命出してるじゃないですか。
あれも、ハワイもアメリカなんですけど、文化がないから、原住民の文化を表に出して、
まるでそれが自分たちの文化かのように繕ってるわけです。

その点、日本は――
2000年もつながっている歴史のなかに、独自の文化が山ほどあるんです。
てんこ盛り!ありすぎるくらい!

欧米人にとっては、よだれ出まくりなんですよ。
ですから、日本に来たら、そういうところに行きたがるじゃないですか。

近代建築の建物とかよりも、日本の伝統文化――たとえば、京都とか大好きですよね。
お寺や神社に行きたがるし、お祭りとか大好きだし。
もう、下手したら日本人より外国人のほうが多いんじゃないかっていうお祭りもあったりして。

それぐらい、伝統文化に憧れて、憧れて、憧れてるんです。

日本って、伝統文化の塊みたいなところなんで、日本人にとってはもう当たり前すぎてね、この「伝統文化が山ほどある」ってことに慣れすぎちゃってて、その凄さが分かってない。

日本人は本当にもったいない!

海外で、空手とかちょっと見せるだけで、外国人めっちゃ喜びますし、極端な話、作務衣着てホームパーティーに行っただけで、もうめっちゃくちゃ喜びますからね。

もう、伝統文化に飢えまくってますから。

日本人が好きな、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド――そのあたりの国々は、伝統文化ないんで、本当に必死。

イギリスはまだ、「おれたち伝統文化あるよ」って張り合ってきますけど、でもやっぱり、日本の伝統文化を見るのは大好きなんですよ。

だから、日本にいっぱいあるこの伝統文化――
これをやっぱり、継承していかなきゃいけないと思います。

もし、「自分は日本の伝統文化なんにもやってないな〜」って人は、
是非何でもいいからやってみてください!

お茶でもいいし、着物でもいいし、武道―合気道、柔道、空手とかね。
画とかでもいいし、日本舞踊でもいいし。

あとは、近くでお祭りがあったら参加してみるとか、お寺だったら座禅会とかあるので、そういうのに参加してみるとか。

近くの書道教室で書道でもいいし。

ほんと、山ほどあるんですよ。こんなに伝統文化にいつでもどこでも触れられる国って、他にないですよ!

アメリカ行ってロサンゼルスとかで、「インディアンの伝統文化を学びたい」って言っても、学べるところないですからね、ほんとない。

なので、「伝統文化がない」っていうのは、彼らにとって本当に“悲しみ”なんですね。
欲しくて、欲しくて、しょうがないものなんです。

それが日本には、山ほどある。

ぜひ皆さんも、もし何か持ってなかったら、ひとつ、ふたつ、身につけていただけたらと思います。

それではまた次回
See you next time.

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