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ネットで大流行のwholesomeって何!?

World Lifeな生活
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最近、ネットで動画をみていると、ヒットしているものに特徴があります。
やたら感動する動画増えているのです。

色々なバージョン、動物編、社会編、道徳編とか種類がありまして、
それぞれ得意な分野を編集した動画サイトもあります。

一度見ると、ハマってしまいます。日本人の心にピッタリと来るのではないでしょうか。

そういった動画を英語で“wholesome”と言います。

「うっ!」ヤバイかも。whから始まる単語、日本人には苦手感があります。発音できないとかローマ字読みできない英単語です。

今、流行っているwholesome(ホウルサム)についてまとめてみました。

<wholesomeな動画ってどんな感じ?>

実際に、wholesomeをタイトルに使った動画にはどんなものがあるのでしょう。

たとえば、おじいちゃんが電車の踏切で立ち往生しているのを見て、手を引いて渡らせてあげる。
すると直後に電車が走り抜け、見ている人は「あ~、良かった」と安堵する。

それが(wholesome)な感情です。

動物編としては、真冬の道端に子猫が捨てられています。泥まみれ、やせこけた子猫です。その子猫をかわいそうに思った人が自宅に連れ帰ります。

自宅で、子猫にシャワーし、食べ物を与え、怪我を治療し、暖かい寝床を用意し、世話をします。
数か月後、子猫は傷を癒し、さらに助けた人への愛情を示します。猫と人との感動の物語。

ホームレスを救済する動画も定番です。真冬にぼろ布をまとったホームレスに、自分のコートを脱ぎかけてあげる。さらに、自分の持っていた昼食のサンドイッチを与える。感謝を表すホームレス。

後日、ホームレスを助けた人が、なにがしかの窮地に陥った時に、町全体のホームレスが協力してその人に恩返しをするというストーリーもありました。

そういった社会的、人道的、動物愛護的な(良い)行為から湧き出てくる感情を、(wholesome)と表現するようです。

ネットには、そのような自分が疑似体験できる良いお話が溢れているのです。
心理学的には、自分にない感情や感動を動画を見ることによって満たすことができます。

<wholesomeは、日本語でなんていう?>

まず、wholesomeって、もともとどう意味か調べてみましょう。

Swatchの愛用するロングマン英英現代辞典では、簡単に2つの説明がありました。

(1)good for the body(健康に良い)
(2)good in effect (especially) morally(道徳的に良い)

割合オカタイ言葉だったですね。健康に良い食品とか、この映画を見ると良い影響があるとかいったものを意味します。世の中にはいっぱいありそうですね。

日本語で、wholesomeにピッタリな訳語はあるのでしょうか。

ネットで調べてみました。良くある英語相談の中に、ベストアンサーでこんな感じのコメントがありました。

wholesomeとメッセがあったのは、誉め言葉です。ためになる、参考になるという感じでしょう。良いヒントをもらったという気持ちだと思います。」とありました。当たらずとも遠からず。

ネットでもこんな感じですから、日本人には、まだまだなじみがない英単語と言えそうですね。
チャンスです。新英単語ゲットです!

ネイティヴに直接聞いてみると、(wholesomeは、heartwarmingという意味に近い)ということでした。つまり、「心温まる」ことです。なるほどなるほど、と頷きました。

次の瞬間、そのアメリカ人の友人から、日本語がこぼれました。「ほっこり?」でした。
「え~、目から鱗です!」(昭和の表現でしょうか。汗)

wholesome(ほっこり)だったのですね。納得です。そういえばSwatchが観た、すべての動画に、(ほっこり)しました。

和英辞典を引いてみても、「ほっこり」で、wholesomeは出てきませんでした。
feel relax (リラックスする)
feel warm(心が温かく感じる)
make me smile(笑わせて幸せにしてくれる)
heartwarming(心を温めてくれる)という感じです。

<wholesome(ほっこり)を使ってみましょう>

ネットで大流行し、ネイティヴの日常会話にも入ってきているwholesome(ほっこり)を使わない手はありません。英会話上達の秘訣は、新しい流行語を取り入れていくことです!

表現を考えるためには、主語とbe動詞を使うと簡単で伝わりやすい表現ができます。

さらに感情表現をするには、very(とても)、so(すごく)、 really(本当に)、 truly(マジで)といった強調する「副詞」を使うと効果的です。

1.  This is really wholesome!
(これは本当にほっこりするね!)

英会話でも一番使いやすい、身近なことを表現するときに使う(this is~)を使って、これはほっこりすると表現しましたreally(リリイと発音)をつけることによって感情を強く出せます。

2.  This story is very wholesome!
(このストーリーはすごくほっこりするよ!)

動画はストーリーありきですから、ほめるときにはストーリーが(良い、ほっこりする)と言えば簡単です。これもveryをつけて強調すると伝わりやすいです。

3.  She is so wholesome!
(彼女はすごくほっこりさせてくれるよね!)

最近では、Wholesomeは(ほっこり)という形容詞にとどまらず、(ほっこりした人)という名詞的に使われるようになりました。相手に対する、誉め言葉になります。

以上の例文を参考にして、いろいろと考えてみてください。

<新しい言葉を取りいれて、自分のモノ(ことば)にする!>

世の中が変化する中で、特に、文化の変化に気が付けば、楽しいことがたくさんできます。
その中で、新しい外国語の言葉やフレーズに出会うこともあります。

それを取り入れていくと生活が豊かになります。英会話で考えると、上達のチャンスです。
表現を考える、声に出してみる、鏡に向かって発音してみる。それが英会話上達のコツです。

「私は癒し系です」と言いたい場合にも、“I’m wholesome!”と言えば大丈夫です。
自分はそんなに(ほっこりとした人ではない)と思っても言ってみるべきです。

いってしまえば、勝ちです。外国人はあなたの言ったことに対し、否定的なことは言いません。

“Yes, you are so wholesome to me!”
(私にとっては、まさに癒し系よ!)

と、返してくれます。

そういったやり取りが、二人の関係をほっこり(wholesome)としたものにしてくれます。
どんどん新しい言葉を取り入れて、自分のモノ(ことば)にしてください。

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