Hello everyone.
Noriです!
テキストでお伝えしている、日本人がすごい理由。
今回は、「自然を愛する」というお話。
日本人がこの自然を愛する、自然が好きというのはですね、日本って意外と自然に恵まれたとこなんですね。
実は日本の国土の7割はまだ森林だということで、いろんなところに自然があふれているわけです。
ちょっと都会に住んでも、少し行くとすぐキャンプ場があります。東京のど真ん中だとちょっと違ってきますが、だいたい地方都市は車で30分も行くと山でキャンプできたりします。
私、福岡出身なんですが、15分ぐらいでキャンプ場に行けます。30分も行くと佐賀の山の中に行きますね。そんな感じで、非常に自然に恵まれていました。
福岡市内はすごく都会なんですけど、都会と田舎のバランスが非常に良いところが多いです。
あとは、もともと日本人って自然が大好きなんです。屋久島とか、知床のような自然遺産、世界遺産の場所に行って自然を楽しむのが好きで、じゃんじゃん行ってますね。
私も屋久島行ってきたんですけど、ひっきりなしに人が来て、飛行機は満席でした。
ホント自然が大好きで、海外に行くとしても、長く居たいと思うのは自然が多いところなんですね。ロサンゼルスやニューヨーク、ロンドンなんかの都会にも行くんですけども、そこに住みたいかというと、多分そうじゃないと思いますね。
歴史を見て回ったり、エンターテイメントやディズニーランドのようなアミューズメントパークを楽しむのは好きでも、ずっとそこに居たいとは思わなくて。やっぱりハワイとかバリ島のような自然がある場所が好きですよね。
たぶんね、シンガポールなんかもすぐ飽きると思います。自然があまりないから。一回行ったらいいや、という感じじゃないですかね。
その点、自然があるところは何度も行きたいというのが、日本人のいいところですね。
オーストラリアに住んでいるときもね、ゴールドコーストにはあまり自然がないんです。だからワーホリで行っても、すぐ飽きて田舎の方にまわりはじめます。そこにしか仕事がないっていうのもありますけど、結局やはり自然のあるところにね。まあ、海はあるんですけど、サーファーじゃない限りは、まわりにはあんまり自然がないんでね。
やっぱり、日本人って本当に自然が大好きなんですよ。
もともと私たちは自然の中で共存して生きてきてね、江戸時代でも、江戸は100万人以上の都市だったんですけども、そこで、完全に自給自足でリサイクルされていて、ゴミなんかほとんど出さずに暮らしていました。
少し汚い話ですが、糞尿も全部溜めて農家が持っていって、それを肥料に使っていた、ということでね、本当に完璧なリサイクルの中で自然と共存して生きておりました。
それでありながら、文化も栄えていたっていう。
ですから、江戸時代の後期に海外の人たちが日本に来て江戸の様子を見ると、皆びっくりするんですよ。こんなに人がいるのに、まず清潔だと。そして、毎日風呂に入るというのがすごい、っていろんなところで書かれてます。
海外では毎日風呂に入る習慣がない。へたしたら今でもそうです。シャワーを浴びるか、時には浴びずに寝てしまうこともある。日本では風呂に入らずに寝るというのは考えられないですよね。最低でもシャワーを浴びて、綺麗にして寝るという習慣があるんですが、それは日本だけ。
それぐらいのことやってたのに、自然と共存できているっていう、日本ってめちゃくちゃ素晴らしい国で、日本人が素晴らしいんですけど、それはなぜかって言うと、自然を愛する心があるから。
この気持ちは、これから世界を救うと思います。これほど自然を大事にして、自然を愛する民族は他にいません。
根本のところでね、今は少し忘れてますけど、ぜひ思い出して自然を大切にしようという考えを、世界に向けて発信してほしいですね。
そしたら、世界の人たちも「確かにそうだな」と感じて自然を守るようになる。環境破壊も止まるんじゃないかと。
アメリカ主導ではなく、日本主導で世界を変えていきたいですね。
ということで、「日本人、自然を愛する心がすごい」というお話でした。
それではまた次回お会いしましょう。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから