Hello everyone.
Noriです!
テキストでお伝えしている、海外に住んで分かる「日本人がすごい理由」。
今回は、「日本のお箸がすごい!」というお話をしたいと思います。
日本人の器用さを支えるもの
日本人ってやっぱりすごく器用じゃないですか、何をやらしてもね。精密機械、時計とか昔得意で、世界一位のスイスに次いででも、数でいうとスイスを超えてしまいましたね。
とにかく精密機械で得意なんで、パソコン、カメラ、自動車、バイクと、細かいものを作るというところで、車やバイクも精密機械です。50ccのバイクなんかね、全部小さいですからね。外国人からすると、模型のエンジンみたいですよ。それがまたなかなか壊れないと、精密に正しく作ってありますからね。
あとは伝統工芸とかもね、いろんな掘り物であったり、漆塗りであったり、いっぱいありますよね。
その基本になる、日本人の器用さの基本中の基本になっているのは、間違いなくお箸です。普段子供の時からお箸使うじゃないですか。あれが実は日本人の器用さ、頭の良さを支えているんですね。
中国・韓国のお箸との違い
お箸はどこでも使うじゃないですか。中国も使うし、韓国も使う!と言われるかもしれませんが、中国人、韓国人のお箸って、見たことあります?
でかいんですよ。ぶっとくてね。先が尖ってないんです。ここなんです!、先が尖ってるお箸なのか、先がぶっとくて丸いのか。
韓国なんか鉄の箸ですからね。カチンカチンって言いますからね。そして普通はスプーンで食べるんですよ。長いスプーンでね、ご飯も。お茶碗は持たないんで、下に置いたまま食べるのが韓国のマナーで。持つと、逆に行儀悪いって言われるみたいですね。
中国でも拉麺とかもぶっといお箸で食べてますよね。中華料理も、ちょっと長めのやつでカチャカチャ。ほとんどプラスチックですね、中国のお箸はね。カチャカチャ言わせながら食べてますね。
衛生上あんまり綺麗じゃないんでしょうね。香港とか行っても、お店行くと、中に大きなボールがあって、それにヤカンが来てね、自分たちが洗ったお皿とかお箸を、一回そこでまたゆすぐんですよ。お客さんの目の前でね。自分でやる人もいますけど。日本じゃ考えられないですよね。
それぐらいまだ洗剤がついているのか汚れがついているのか、病原菌が怖いのか知れませんけど、コロナの時代じゃないですよ。結構普通の、そんなに汚いレストランじゃなくても、綺麗なレストラン行っても、お皿とお箸はお湯かけて洗いますね。
それは置いときまして、それぐらい雑だって話なんですけど。香港でそうだから中国の奥行くともっとすごいでしょうね。奥っていうか本土だとね、もっと汚いんでしょうけど。
日本のお箸の繊細さ
日本は綺麗なのもいいんですが、お箸がすごい先が細いんですよ。だからあの先が細いのでつまめる技術を持っている。ご飯粒一つでもつまめますよね。幼稚園生は厳しいかもしれないけど、小学生ぐらいだとできますよ。
あとは魚とかもね、小骨がいっぱいあるんですけど、それもちゃんとお箸で取ってね。それでほぐして食べるということができるわけですよ。上手な人が食べると本当に骨しか残らないということがね、普通にあります。
私はね、実はお箸の使い方が下手だったんですけど、ちゃんと使えるようになったのは大学生ぐらいかな。あんまり下手なんで、みんなに笑われて。下宿だったんですけど、教えてもらった。これどうやって使うの?
うち洋食がメインだったんで、フォークとナイフばっかり使ってたんでね。日本人の大事な部分を置いてきちゃったんですが、ちゃんとそこで学びました。
今では普通の人と同じぐらい上手になりましたが、そうやってね、お箸が使えないと恥をかく文化なんですよ、日本って。それがすごいということなんです。
お箸が生み出す日本のものづくり
みんなが100人中100人がね、本当に精密機械を組み立てられるぐらいの手先の器用さがあって、その中でも特に器用な人が出るわけですよね。
100人中100人できればそのうちの10人ぐらいはすごい上手と。その10人は世界レベルからするとトップレベルの手先の器用さなんですよ。
そんな人がものを作るんで、それはすごいものができてしまうわけですね、日本って。
だから本当に軽自動車のエンジンなんかも見ると分かりますけど、こんなスペースによくこんだけ入るなっていうぐらい、ギッチリ。もう手が入るスペースないんじゃないかって、日本人の手じゃないと入らない、っていうぐらいのスペースに、いろんなものが詰め込んであって、ネジ1個取るのも大変なんですよ。
だからあれはもう、芸術ですよね。本当に重箱にいろんなおかず入れてるみたいな、そんな感じのノリで素晴らしい。
だから日本のお弁当というのが注目されてるんですよ。器用にいろんなのが入ってたり、絵が描いてあったり、すごいんですね。お弁当だけで世界が感動する。
ですからその手先の器用さ全てお箸。お箸を使ってお弁当とかも盛り付けますからね。チョンチョンとゴマを乗せてみたりとか、それが人形の目になったりとか、すごいことになってましてね。
日本人のその器用さ、それは全てお箸のせいです。お箸を使うと、やっぱりそういう小さいところを集中しますからね、頭が良くなるんですね。雑じゃなくなるんで。子どもたちにとってもすごく良い教育になってるわけです。
お箸文化を守ることの大切さ
最近心配なのはね、お店に行くと、魚の小骨を抜いた冷凍食品とかあるんですよね。あれはね、ちょっと子どもの成長にはいかがなもんか、という風に思いますね。
やっぱりお箸を使って小骨を取るってことは、子どもにやらせた方がいいんじゃないかと。大人ももちろんやった方がいいし、お箸を使う、っていうのはお年寄りにはボケ防止にもなるしね。
そういう楽をせずに、「お箸を使って食べる」ということを、ぜひね、このまま続けていただきたいと思います。
昔私の時代は、学校の給食ってスプーンの先が割れてて、フォークにもなったりスプーンにもなったり、横を使えば切れるみたいな、3つの機能を1つのスプーンでできるみたいな、ヘンテコりんなスプーンで食わされてましたね。あれ良くないと思いますよ。
やっぱりお箸がいいです。先が尖ったお箸で子どもは食べさせるべきだと思いますね。そうすると知能も発達するし、手先の器用さも維持できるし、それが日本人の強いところ。
日本人の器用さ、これ世界でダントツです。
というわけで、今回の海外に住んでわかる日本人のここがすごいは、お箸がすごいというお話でした。
それではまた次回。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから

