Hello everyone
Noriです!
テキストでお伝えしている、海外に住んで分かる「日本人がすごい理由」。今回は、「日本の郵便局・郵便システムがすごい」というお話をしたいと思います。
確実に届く日本の郵便
まず何が日本の郵便システムがすごいかというと、着実に届くってことなんです。
どういうこと?と思うかもしれませんが、海外は、私の住んでいたのアメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、本当にひどいんです。
まあニュージーランドはちょっとまともだったんですけど、オーストラリアは最悪でしたね。
郵便で送っても届かない、どっか行っちゃうんです。とか、送ったのに戻ってきて、でもちゃんと消印もされてる。ちゃんと「to」と「from」って書いてあるんですよ、書く位置もちゃんとね。
今はもうほとんどネットでやるんですけど、昔は郵便でいろんなのを送ったりしてたんです。
「to TOKYO、from AUSTRALIA」って書いてあるのに、オーストラリアの家に2回ぐらい戻ってきて、アホなんじゃないかなと思いましたね(笑)
オーストラリア事情
で、周りのオーストラリア人に聞いても「しょっちゅうなくなるよ」とか、「送っても届かなかったり、イギリスに手紙を送ったら、半年ぐらいかかって着いたこともあるよ」って。そんなのしょっちゅうですって、笑いながら言ってましたね。
だいたいオーストラリアはちゃんと物事が進まないんですよ。車を車検に出しても、月曜日に持っていって、金曜日にまだできてないとか。修理で「3日でできます」とか言ってたのに、2週間ぐらいかかったりとかね。
別にめっちゃ壊したとかじゃないんですよ。フロントガラスを変えるとか、そんな簡単な修理だったと思います。パコって外してバコってつけるだけなんですよね。
とにかくね、郵便なんかもうめちゃくちゃです。その割に値段も高いしね。
日本の郵便局の充実したサービス
日本の郵便局はすごいでしょ。いろんなレターパックがあったり、サービスも色々あってね。お金まで預けられて、お中元とかお歳暮も扱ってますからね。記念切手とかもあってね、いろんなサービスがあって、便利なんですよ。
コンビニでも郵便出せたり、切手買ったり、いろんなことできたりするんですよね。夜でもね、レターパックとか買うと出せますしね。
ちょっと大きめの郵便物をね、昔だったら郵便局行って並んで、小包にして送らなきゃいけなかったのが、ちゃんと配達記録もつくし、最高なんです、日本の郵便局って。なんせちゃんと届くからね。
アメリカの郵便事情
ほんとアメリカでもね、やっぱりありましたね。送ったら届かないとか。
小包み送ったら、壊れ物なんで「大事に扱って」っていうシール貼ってるんですけど、送ったらちゃんと壊れると。(笑)
アメリカでも郵便は評判悪かったです。ですから、ちゃんと届けたかったり、壊されたくなかったら、みんなフェデックス使ってましたね。
郵便局、USPSって言うんですけど向こうでは、United States Postal Service / ユナイテッド・ステイツ・ポスタル・サービスね。
USPSはもう最悪だよ、というふうにみんな言ってましたね。俺だったら郵便局から大事なものを送らない、フェデックス使え、みたいなね。
そういうふうによく言われたもんです。それぐらい郵便局が終わってるという。
で、そんな終わってる割にはすごいんですよ。ジャンボジェット何機も持ってて、自分で巨大なカーゴで運ぶんです、郵便物とかいろんなものをね。
また、ロスなんかはね、ポストがだいたいドライブスルーになってて、車から降りないで出せるんですね。とか、そんなシステムあったりで、いいのはいいんですけどね。
大事なことはね、送ったのが届かないという・・・。
米軍基地のポスト
日本の米軍基地にポストがあって、そこからアメリカの切手を貼れば、めちゃくちゃ安くね、アメリカに届くというのもありました。
日本人は使っちゃいけないことになっているんですが、米軍基地に友達がいてね、入れたんで、切手買って出してもらったり、自分で出したりしてました。
安いですからね、25セントでアメリカにハガキが届いてましたから。当時、日本から送ると100円ぐらいしましたからね。
そしてなぜか、米軍基地から送ったのはちゃんと届きましたね、本当に。
だから、どうなってんだろうと。米軍基地のは大事にしてるんでしょうね。遠いしね、みんな頑張ってこっちで働いているっていうので。
日本の当たり前は世界の奇跡
でもそんな、ちゃんと届くのって、日本では当たり前なんですけどね。海外、特にオーストラリアとかでは奇跡。イギリスも意外といい加減だそうですね。向こうから送ったの届かなかった、ってありましたね。
そんなんで、世界中で郵便局とか配達員も、かなりいい加減。たぶん言っちゃいけど、イタリアとか酷いでしょうね。イタリア人の知り合いがいるんで、今度聞いてみます(笑)
日本の郵便世界一
日本の郵便システムはもう本当に世界一で、皆さん当たり前だと思ってるでしょ、ポストに入れたらちゃんと届くっていうのは、当たり前じゃないんですよ、本当に。
海外で、送った郵便がなくなった!って文句言ったらね、「なんで書き留めしなかったんだ」って逆ギレされるという。まあ確かにそうなんですけど、日本の感覚ではね、普通に送っても着くんじゃないかと思うんで。
本当に大事なものはね、普通郵便では送れないというシステムになっております。日本からアメリカまではちゃんと行くんでしょうけど、アメリカからがちゃんと行かなくて。
この前もすっごい時間かかりました。普通だったら1週間ぐらいで着くんですけど、3ヶ月ぐらいかかってね。どっか紛れてたんでしょうね。で、その封筒が破れてたとか、もうめちゃくちゃですね。
破れてたのをテープで貼ってあったみたいな。機械にでも挟まったんじゃないですかね。
そんな感じですよ(笑)
そういうわけで、日本は素晴らしい。日本の郵便システムすごいという話でした。
また次回
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから

