Hi,
火曜のJiroです!
英語は自己主張の言語だ、と言われます。
確かに、かなり当たっているかもしれません。
でも、相手を気遣う言い方もあります。
簡単な一言で、しかもユーモアもあるとしたら、ちょっと知りたくなりませんか。
それは Welcome to the club! という表現です。
クラブへようこそ? 何かの勧誘?
私も最初に耳にした時は、よく分かりませんでした。でも、対話の中でなら、あなたにも分かると思います。
A: I found my first gray hair this morning.
(今朝、初めて白髪を見つけたよ・・・。)
B: Welcome to the club!
((白髪)クラブにようこそ!)
白髪を見つけてショックを受けている相手に、「僕もそうだよ。ほかにも仲間はいるよ」と伝えています。
相手が望みもしないのに、会員にしてしまうところが愉快。入会申込書も、本人の承諾もいりません。
私が最初に耳にしたのは、多分こんな場面でした。
A: We’re going to have a baby soon.
(もうすぐ赤ちゃんが生まれるんだ。)
B: Welcome to the club!
(クラブにようこそ!)
当時は学生だったので、(ええ? 子育てパパママクラブかな?)と思いました。
「君も親になるんだね。これから大変なことも、うれしいこともあるよ」
すでに子育てをしている人からの、そんな歓迎だったのでしょう。
ぼやいたら、仲間がいた
今の私なら、さしずめこんな会話です。
A: I wake up several times during the night.
(夜中に何べんも目が覚めるんだ。)
B: Welcome to the club!
(クラブにようこそ!)
これを中学生が私に言ったら、ちょっと笑ってしまいそうです。君も、もう会員なのかい、と。
英語学習にも使えます。
A: I can’t remember English words.
(英単語が覚えられないんだ。)
B: Welcome to the club!
(クラブにようこそ!)
覚えられないことは変わらなくても、仲間がいると分かれば、少し気が楽になるかもしれません。
うれしい出来事にも使えます。
A: I became a grandfather last week.
(先週、おじいちゃんになったよ。)
B: Welcome to the club!
(クラブにようこそ!)
こちらは、おじいちゃん仲間からの歓迎です。
「入れよ」Join the club!
似た表現に、Join the club! もあります。
A: I can’t resist sweets.
(甘いものには、つい手が出ちゃうんだ。)
B: Join the club!
(クラブに入れよ!)
これも「私も同じだよ」「お互いさまだね」という意味の決まり文句です。
同じ仲間扱いでも、こちらは「入れよ」と言います。英語はなかなか強引です。
もちろん、本当に入会を勧めているわけではありません。甘いものに弱い人たちの、会費も会則もないクラブです。
クラブ活動に飽きたら、こんな言い方もあります。
A: My left knee hurts.
(左ひざが痛くてね。)
B: You’re not alone.
(君は一人じゃないよ。)
私も、その仲間です。こちらはクラブの冗談を離れ、相手を気遣う言い方です。
ただ、どの表現も、最後は言い方と気持ちです。
笑顔で「僕もそうだよ」と受け止めるのか。それとも「そんなの、みんな同じだよ」と片づけてしまうのか。同じ一言でも、相手に届くものは違うでしょう。
せっかくなら、ぼやきを安心して分け合える一言にしたいです。
「どれを使えばいい?」
もしあなたがそう思ったら、
Join the club! はマイナスの内容寄り、
Welcome to the club! はプラスの内容寄りかも。
でも覚えていれば何でも使ってください。
もし二つも三つも覚えていたら….
それだけで素晴らしい!w
日本語の会話にも、ちょっと英語を
機会があったら、あなたも使ってみてはどうでしょうか。
英会話の機会がなくても、日本語で誰かにぼやかれたら、話題にしちゃいましょう。
A:最近、目がかすんでさ。
B:そうかい。俺も実はそうだよ。英語なら、こう言うらしいよ。
Welcome to the club!――クラブにようこそ、だって。
A:いつの間にか入会してたのか。
日本語で話していても、英語表現を一つ紹介することで、いつものぼやきが少し楽しいやり取りになるかもしれません。
日本語でも話題にしたくなる英語表現って、なかなかいいと思いませんか。
一度この表現を使ったら、あなたも、もうクラブの仲間です。
Welcome to the club!
私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員









