Hello everyone.
Noriです!
テキストでお伝えしている、海外に住んで分かる、日本人が凄い、日本が凄い理由。
今回の凄いところは、
「ドラッグ麻薬が少ない!」
私、海外に住んでまして、特に最初ロサンゼルスに住んでたんですけど、幼稚園や小学生の子供が、学校からチラシを持ってくるんですね。
それに何て書いてあるかというと、「SAY NO TO DRUGS」って書いてあるんですよ。
つまり麻薬にはNOと言いなさい、ということで、要するに麻薬を買ったり売ったりするな、使うなということですね。
それ、小学生ですよ、とか幼稚園ですよ。
もうそれ見たとき、ちょっと世も末やな、と思いましたね。
まあ、当たり前ですけど、ちょっと柄の悪いエリア、サウスセントラルっていう、特によく暴動が起こるエリアがあるんですけど、そこまで行かなくても、ちょっと柄悪いときに行くと、もうシャブ中のような、だいたいコカインなんですけど、中毒患者みたいなのがいますね。目がドローンとして。
当時マリファナは違法だったんですけど、今だんだんアメリカでも合法になってきてますね。オランダなんか合法ですけども。
まあでも、マリファナなんていうのは、かわいいもんです。
本当に問題なのはコカインなんですよね。
そのコカインの歴史をですね、Netflixで見まして、アメリカでどういうふうに広がったのかというと。
私がアメリカにいた1990年の前後、89年から行ったのかな。その頃、ロサンゼルスでマフィア、ストリートギャング同士の抗争がすごくてですね。多いときは週末で100人近く死ぬみたいなこともあったんです。
お互い撃ち合って。
それがなぜそうなったのかというと、やっぱりドラッグなんですね。ドラッグで縄張り争い。
昔はですね、コカインというのは非常に値段が高くて、本当にお金持ちだけ、セレブがこっそりやるようなドラッグだったんですね。
それが大量に安く南米から入ってくるようになって、当然違法でね。それを小分けにして一般の人がさばくと。
昔はマフィアみたいなのがさばいてたんで、あまり勝手にさばいたらぶっ殺されるし、怖くてできないっていうことだったらしいんですよ。
それがどんどん入ってきちゃって、普通の町の兄ちゃんとかでも売っても、あまりに量が多いんでマフィアが取り締まらなくなった。
すると誰でもやると。平気で1日何千ドルも儲かるもんだから、普通のコンビニなんかでバイトやってられないよ、ってなったらしいんですね。
そこでみんながやるようになったら、みんなが金持ちになって、そのうちお金が絡むと「じゃあ縄張り」ってことになって。ものすごいお金があるから、それでものすごい武装をしたそうですね。銃やら、機関銃みたいなの買ってね。
それでバチバチ撃つからね。軽機関銃って昔アメリカにいるときに問題視されてました。普通の手で持つ銃みたいになってるんですが、機関銃のように弾が出るんです。
それで撃たれたら、平気で10人ぐらい一瞬で死ぬんで、それをお互い撃ち合うとね、平気で何十人も死ぬと。
ここが問題なんですけど、警察も手を出さなかったそうです。「勝手にやっちゃってちょうだい」ということで、仲裁したり介入したりしないと、やりたい放題。
それでバンバン人が死ぬみたいな。それなんで麻薬がすごい広がったんですね。
これは南米とかもそうだし、麻薬、マリファナなんかは普通にオーストラリア、ニュージーランドでもありましたね。
ですから、私はやりませんけど、日本と比べると全然手軽に手に入ると。だから本当に怖いなと思いましたよ。
大学生とかちょっと元気な子はパーティーとかで、みんなやってるんじゃないですかね。うちのネイティブの先生もやってたって言ってました。マリファナぐらいはね。
コカインはさすがにやってない人多いですけど、「やったことある」っていう人もいるでしょうからね。
日本でそんなコカイン、覚醒剤なんてないでしょ。大学生で「やったことあるよ」みたいな人いないと思うんですよ。
だからどれだけ日本が安全、クリーンかと。やってもお酒ぐらいですよね。
お酒も、昔は大学入れば18歳、19歳でも飲んでたんですけど、最近はさすがに厳しくなって20歳以上ってことになりましたし。
本当に日本はその辺、そういう薬系は本当にクリーンですね。ですから芸能人とかやると、すぐ捕まって晒し者にされるぐらい。いかにこれが悪いか、っていうのをテレビで見せるわけですよね。
そしたら、「やっちゃいけないんだな」ってみんな分かるしね。
アメリカみたいに、みんながやってると、マリファナなんかやらないほうがマイノリティになってきて、そのうち合法になってきてですね。
まあ、メディカルマリファナといって、薬品としての大麻ってあるんですよ。娯楽用じゃなくて、錠剤として飲む。それはいいらしいですけどね。鬱とかにすごく効くらしいですよ。マリファナの成分だけを抽出したやつ。そういうのはいいと思うんですよ。要は漢方薬みたいなもんですから。
ただあまりに楽しみとしてやるのは、やりすぎるのはいかがなもんかと。合法の州とか国で適量にやる分にはいいんでしょうけどね。
お酒もそうですけど、適量はいいけど飲みすぎると、体にも脳にもめちゃくちゃ悪いんで。そういうわけでみなさん、お酒の飲みすぎには注意しましょう。
ということで、日本がいかにクリーンでいい国かという話をしてまいりました。
先進国、ヨーロッパなんかでも結構乱れてますよ。ドイツなんかね、もうひどかったです。フランクフルト、ミュンヘン行きましたけど、ちょっと裏入っていくと危なかったですね。そういうとこいっぱいありました。
日本は本当に安心できる素晴らしいクリーンな国です。
麻薬とかやってるエリアって本当に犯罪も増えるんですよね、殺人事件とかね。その他いろいろ、女性が襲われたりとか、喧嘩も多いしね。
本当に近づきたくないな、っていう雰囲気のところがドイツにもたくさんありました。日本はそういうとこほとんどないです。とてもクリーンです!
というわけで、また次回。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから