Hi, 火曜のJiroです!
「英語くらいできたらなあ」
「英語くらい話せたら便利なのに」
よく耳にする言葉です。
でも、この「英語くらい」という言葉の裏に、こんな思い込みはないでしょうか。
―― 英語なんて、本当は簡単なはず。
もしそう思ってしまうと、次のようなサイクルに陥りがちです。
英語は簡単なはず
でも、
思うほどできない。
努力不足?
才能がない?
もちろん、そんなことはありません。
実は問題は「英語の難しさ」ではなく、「英語くらい」という言葉の裏にある2つの思い込みです。
今日は、その思い込みを見直してみましょう。
〈思い込み①〉
「英語は外国語の中では簡単なほう?」
「だって、他の外国語は、綴りや発音が英語よりずっと難しい!」
本当にそうでしょうか?
実は、綴りと発音の関係が特に複雑なのは、むしろ英語の大きな特徴です。
同じ gh でも発音が全部違います。
英語と同じアルファベットを使う言語は、フランス語、ドイツ語、イタリア語など100か国以上、世界中にありますが、多くの言語では、文字はほぼ「ローマ字読みで、文字と音が比較的規則的に対応しています。
それと比べると、英語の綴りと発音の関係はかなり特殊です。
それでも日本人が英語に対応できるのは、漢字の音読み・訓読みという“不規則さ”に慣れているからかもしれません。
〈思い込み②〉
「単語を並べれば何とかなる!」
本当にそうでしょうか?
実際には、単語を知っていても通じないことが多いはずです。
原因は語彙不足だけではありません。
英語は「語順の言語」です。
日本語:単語を並べても意味が通じやすい
英語:語順(順番)が命
日本語なら、
私あなたを好き
好き私あなたを
あなたを私好き
どれも意味は通じます。
しかし英語では、
I love you.
ほぼこれ一択です。
You I love
Love I you
You love I
意味不明か、あるいは不自然になります。
日本語は文脈依存型。
英語は語順依存型。
たとえるなら
日本語=インスタント料理
英語=レシピ料理
材料だけでは完成しません。
手順(語順)が必要です。
でも逆に言えば、順番さえ守れば、ちゃんと通じる言語です。
〈Good News〉

英語の発音は確かに少し厄介です。しかし、日本人は中学・高校と長く英語に触れて、すでにその土台を経験しています。
基本単語の発音は、実はかなり正確にできています。
just(ジャスト)
table(テイブル)
など。
むしろ他国話者のほうが、母語の影響で強く訛ることもあります。
L と R の違いも、実際の会話では、大問題になることは多くありません。
日本人は、もっと発音に自信を持ってよいと思います。
〈マインドリセット:ポイントは2つ〉
① 発音
→ 忘れているだけ。思い出せばよい
② 語順
→ 少数の型(SVOなど)を体で覚える
眼・耳・口を使い、とにかく英語に触れること。
身体で確認することが大切です。
〈まとめ〉
「英語くらい」という言葉に惑わされず、英語はクセがある言語だと理解すること。
英語のクセは2つだけ。
① 綴りと発音のクセ
② 順番(語順)のクセ
思い込みをリセットし、英語の特徴を理解すれば、英語はぐっと扱いやすくなります。
新しい気持ちで英語と向き合っていきましょう。
See you soon!
Jiro
私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員






