【World Life】とは?

英語で深く話せると楽しい

World Lifeな生活
この記事は約4分で読めます。

Hi!
火曜のJiroです。

知人の女性が英国人男性と国際結婚。第一子の出産で、ご主人の両親がロンドンから来日することに。
近所でお茶会を開くことになったのですが、知人の女性ご本人は出産直後のため欠席になり、お茶会の席での、ご主人とご両親の通訳兼ガイドを私がやるハメになりました。
ところが意外に楽しかったのです、上手くできたかどうかは別ですがw。

久しぶりに英語をたくさん話して、改めて一つ気づいたことがありました。
そのきっかけになったのが、お茶会での三つの出来事です。

印象に残る三つの瞬間

一つ目

私は茶道に詳しいわけではありません。数十年前に一度触れたきり。
そこで一夜漬けで、岡倉天心の『The Book of Tea』を読んでみたところ、こんな一節が目にとまりました。

There are three kinds of tea: boiled tea, whipped tea, and steeped tea.
(お茶には三つの形がある。塊の茶、粉茶、茶葉だ。)
Cake tea is boiled. This is classicism.
(塊の茶は煮て飲む。これは(唐の時代の)古典主義。)
Powdered tea is whipped. This is romanticism.
(粉茶は泡立てる。これはロマン主義。)
Leaf tea is steeped. This is naturalism.
(茶葉は浸して飲む。これは自然主義である。)

~イズム、~イズムというのが、面白く、お茶席でそのまま紹介してみたんです。

すると、
「Oh!」
と、とても驚いてくれました。

“I made preparation last night.”
(昨夜予習したんです)

と白状すると、それも面白がってくれました。

受け売りで、立派な解説とは言えないでしょう。
それでも、これだ!と思った知識を英語で伝え、相手が素直に喜んでくれる…
そのことが、とても嬉しかったのです。

二つ目

床の間の掛け軸に「一期一会」と有名な4文字が勇壮に書かれていました。

意味を尋ねられたので、日本人なら誰でもするような説明をしました。

「一期一会」literally means “One opportunity, one encounter”.
You often say history repeats itself, but does it really?
(よく『歴史は繰り返す』と言う。しかし本当にそうか?)
Quite possibly nothing repeats itself.
(恐らく何一つ同じことは繰り返されないのだ。)
Everything occurs just once, only once.
(すべては一度きり、たった一度)
That’s why every moment, every encounter counts.
(だからこそ全ての瞬間、全ての出会いが大切だ)。

そんな話をすると、確かに伝わったという感触がありました。
そして今度は、こんな言葉を逆に教えていただきました。

“You can’t step into the same river twice. Not even once, because the water is always flowing.”
(同じ川に二度入ることはできない。一度でさえ無理。何故なら川はいつも流れているからー同じものは一つもない。)

日本の大切な考え方を伝え、分かってもらえた上、彼らの考え方と交換できたのが嬉しく、深い感動を味わえました。

なお、伝えてもらった言葉を後で調べたらギリシャの哲人ヘラクレイトスの「パンタ=レイ(万物は流転する)」という有名な言葉でした。

三つ目

今回はベイビーの誕生に合わせた来日でした。
そのため、子どもや孫の話で昼食の席が大いに盛り上がりました。

“When your child is born, your whole view of life changes.”
(子どもが生まれると、人生観全体が変わります)
“Yes, indeed.”
(本当にそうですね)

そんな話で何度もうなずき合いました。
親になったら誰でも持つ実感を、英語で伝え合い、共感し合えました。
実にしみじみとした、生きた経験でした。

やってみる価値はある

正直に言うと、通訳やガイドが自分に務まるのか、自信はありませんでした。
当初、引き受けるかどうか迷ったのが正直なところです。
でも(そもそもプロではない。相手もどうせあまり期待していないだろう)
そう開き直り引き受けたお役でした。

すると分かりました。
やってみる価値はあります。

英語で深い話ができとても楽しく、忘れられない思い出になったからです。

そう、今回改めて気づいたのは、

英語でちょっと深い話ができると、本当に楽しい。

ということでした。

もしあなたにも、英語関係で「やろうか、やめようか」迷っていることがあるなら、ぜひやってみるとよいです。
きっと、やる価値はあります。

It will be worth it.

Jiro

追記:
岡倉天心 茶の本
The Book of Tea – Wikisource, the free online library

タイトルとURLをコピーしました