【World Life】とは?
スポンサーリンク

親指,人差し指,薬指…英語で言える?

World Lifeな生活
この記事は約7分で読めます。

あなたはこんなことを聞いたことがありませんか?

「夜に爪を切ってはいけない」

と。

昨夜,「さて,爪を切ろうかな。」と思ったとき,ふと

「あれ…夜に爪を切ってはいけないんだっけ?」

ということが頭をよぎったのです。

だから,結局朝起きてから切った私。

これなぜなのでしょうね。

ということで今回は,

言えそうで言えない

英語でそれぞれの「指」って何って言うの?
です。

親指,人差し指,中指,薬指,小指。

あなたはいくつ知っていますか?

―夜に爪を切ってはダメなのはなぜ?―


私が子どもの頃,母がよく

「夜に爪を切ると,親の死に目に会えないんだよ」

と言っていました。

子ども心ながら,

「へぇ,そうなんだ。」

と,思っていた私。

それからというもの,夜に爪を切ることは避けて来たのです。

でも,よく考えたら

私,親の死に目に会っていなかったんです。

事情があり私には親が3人いるのですが,その誰とも…

今となっては迷信だとわかっているのですが,夜に爪を切ろうとすると

必ず思い出してしまうんですよね。

切ない思い出です^^;

でも,なぜそのような迷信が生まれたのでしょうか。

諸説あるようですが,

夜に爪を切る

夜をつめる

世(人生)を詰める

となり,寿命を短くして親より早く亡くなってしまうという説。

や,

電灯の無かった昔,暗い夜に爪をきると怪我をしてしまう。
今のような安全な爪切りではなかったので,怪我の場所によっては命取りになってしまうかもしれない…

と,これらのような説があるのだそう。

いずれも,

「親よりも先に死んでしまうと,親の死に目に会えなくなるよ」

ということから,そのような言い伝えができたのだとか。

あー,そういうことだったんですね。

やっと謎が解けました。(笑)

―それぞれの指,英語で言える?―


さて,爪と言えば指。

親指,人差し指,薬指…とありますが,これらを英語で言えますか?

きっと,

「考えたこともなかった」

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

英語を始め,他言語を学習するときにあまり「指の名前」を勉強することってあまりないですもんね。

でも,友だちなどと会話をしていると

「私の小指ってちょっと曲がってるんだよね」

のような,他愛もないことを話すってこと,あるじゃないですか。

え,ないよ!?ですって・・・?

あったんですよ,実はこれ,私自身のお話なんです。

私,手をパーにするとなぜか小指だけまっすぐに伸びないんですね。
それを友人に話したことがあったんです。

まあ,小指なので

“pinky”

とすぐにわかったのですが,薬指とか人差し指…となるとなかなかすぐには出てきません。

でも知っておきたい!

このような興味が英語力向上につながったりするので,ぜひ覚えておきましょう。

小指は前述した通り,

“pinky / pinky finger”

“pinkie” と書かれることもあります。

なんだか可愛らしい表現ですよね。

これはオランダ語の “pinkje”(小さい)から来ているんですって。

でも “pinky” “pinkie”はちょっとカジュアルなニュアンスなので,
おなじ「小さい」を意味する “little”を使って,

“little finger”

という言い方も覚えておくといいですよ。

次は親指

“thumb”

カタカナで書くと「サム」となり最後の “b”は発音しません。

よくYouTubeなどで表示される動画の一覧のことを

“Thumbnail”(サムネイル)

と言いますが,直訳では

「親指の爪」

という意味で,画像などが「親指の爪のように小さい」ことからこのように呼ばれるようになったんだとか。

「親指の爪って小さい?」って思いますが,

欧米では “thumb”(親指)=「小さいもの」というイメージがあるそうなんです。

ほら, “Thumbelina”(おやゆび姫)」という童話があるじゃないですか。

「親指ほどの小さなお姫様」

ということでこのタイトルがついているんですね。

―その他の指は?―


続けていきましょう!

人差し指

これは

“index finger”

と言います。

“index”とは,「指標」「索引」。

何かを指し示す指,という意味では日本語とも似ていますよね。

また,「指す」ということから,

“pointer finger”と呼ばれることもあるそう。

人を指さすのはあまりよくないとされるのに,人差し指って…

日本語も面白いですよね。

さあ,続々いきましょう!

続いては「中指」

これはもう日本語と同じ。

真ん中にあるから,

“middle finger”

と言うんですね。

また,指の中で最も長いということから

“long finger”

とも言われます。

そのまんま…ですね(笑)

さて,最後は薬指

これ,日本語でも当たり前のように使っていますが,

そもそも「薬指」って,なぜ「薬」なんでしょう?

いろいろな由来があるそうなのですが,

昔は「薬や紅(口紅など)を混ぜる指がこの薬指だったそう。

たしかに,時代劇などで女性が薬指で口に紅を塗るシーンを見たことがあります。
また,薬師如来の仏像を見てもわかるんです。

薬師如来は左手に小さなツボを持っています。これは万能薬が入った薬だといわれ,その薬を塗る指が薬指だったんです。

ほら,仏像の指を見ると薬指だけがちょっと前に出ているでしょ。
やっぱり薬指を使っているからなんですね。

また,医者のことを「薬師(くすし)」と呼び,そこから「薬師指」と言ったという説や,薬指には病気を癒す不思議な力があると考えられていたから…

のような説があります。

いずれも薬などに由来していることから「薬指」って呼ばれるんですね。

さて,では「薬指」は英語でどのように言うのでしょうか。

それは…

“ring finger”

なんと,「指輪の指」です。

古代ギリシャ時代,左手の薬指と心臓は太い血管でつながっていると考えられていたそう。

「心臓は心,感情,愛」

ということから,愛の証として左手の薬指に指輪をつけるようになったのだとか。

いやぁ,なんともロマンチックでございますね。

でも,ここで

「なんで親指だけ “finger”じゃないの?」

って思いませんか?

“thumb”はもともと「太い」という意味があります。

また,英語には

“I’m all thumbs.”

という表現があります。

これを直訳すれば,

「私(の指)は,すべてが親指だ」

となります。

すべて親指だったら,とっても不便ですよね。

そこから,

「私は不器用です。」

という意味で使われるフレーズなんです。

また,手の甲を上にして手を見てみる(手形をとるような感じ)と,
人差し指から小指までの4本と比べて親指だけ向いている方向が違いますし,
関節の数も,他の指は3つあるのに対し親指だけは2つしかありません。

そのことからも,親指だけは別と考えられたからなのかもしれませんね。

ということで, “finger”と呼ぶのは

人差し指,中指,薬指,小指の4つ。

それぞれを簡単に順番づけて,

“first finger”(最初の指)
“second finger”(2番めの指)
“third finger”(3番めの指)
“fourth finger”(4番めの指)

のように呼ぶこともできるんですよ。
これは簡単ですネ!

最後にまとめてみましょう。

親指・・・・・thumb
人差し指 (first finger)・・・・index / pointer finger
中指 (second finger)・・・・・middle / long finger
薬指 (third finger)・・・・・・ring finger
小指 (fourth finger)・・・・・pinky, pinkie / little finger

さあ,覚えられましたでしょうか。

これで,指に関する会話をするときには呼び方に困らなくていいですね!

英会話上達のコツ!それは,

「自分から会話を作ってする」

です。

さあ,今から指の話題を考えておきましょう。

アナタの指にまつわるエピソード,教えてくださ〜い!

それではまた来週〜♪

タイトルとURLをコピーしました