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あなたの知らないPayPayの意味

World Lifeな生活
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Hi!
火曜のJiroです。

「Paypay」の意味を知ってますか?

知っていると答えた人に訊くと「payって支払いでしょ」がお決まりの答え。

つまり単語の意味だけ….あなたはどうでしょう?

英文としては、Paypayは「支払え!支払え!」の意味です。動詞の原形で始めるなら命令文になってしまうから。Pay.だけなら「支払え」になります。

例えば、Comeなら「来い」で、来るとか来ることではありません。

朝の連続テレビ小説にCome, come, everybodyと言うのがありましたが、
これは「来て、来て、皆さん!」とか「来い、来い、皆さん」になりますね。

でも英語はストレートに命令文が使われるのはペイペイに限らないかも。

例えば料理のレシピ。

英語では「かき混ぜろ、煮ろ、加えろ…」等命令文のオンパレード。
例えば、目玉焼きのRecipe(レシピ)。検索で偶然発見です。

Heat (…を熱しろ)a …frying pan over medium heat for 3 minutes.
Add (…を足せ) 1 teaspoon olive oil,
swirl(..ぐるっと回せ) to coat the pan, and
heat (…を熱しろ) …1 to 2 minutes. …
crack(…を割れ) 2 large eggs….
Slowly pour(…を注げ) 1 egg into one side of the frying pan;
repeat (繰り返せ) with the second egg …
Cover(覆え) with a lid… and immediately
reduce(を下げろ) the heat to low.
Cook… (熱を加えろ)2 to 3 minutes.
Slide(を滑らせろ) the eggs onto a plate…
Season(に風味をつけろ) each egg with …salt and … pepper.
Serve(料理を出せ) immediately.

参考 : https://www.thekitchn.com/sunny-side-up-eggs-recipe-23390918
(目玉焼きだけでなくw 他のレシピも同様)

日本語なら、こんな風な「~しろ」は、体育か体育系部活みたいでは?

日本語なら「足します..混ぜます..」とか、あるいはせいぜい「~して下さい」みたいな口調が普通では?
また「足します、混ぜます」を直訳しI add…, I mix…ならどうかと言うと、人前ライブみたいで料理レシピそのものとは少しずれるようです。

命令文多用の他の例は、KeyboardやアプリのSave, Insert, Print等を大抵の人は「消去する、挿入する、印刷する…」と思っているかも。だけどこれも命令文。
Delete「消去しろ」, Insert「挿入しろ」, Print「印刷しろ」, Shift「行替えしろ」Save「保存しろ」、Save as「~として(名前をつけて)保存しろ」、Enter「中に入れろ」というPCやソフトに対する命令、動作指示なのですね。

画像 PC Keyboard 番号ナシ

「英語は命令文」のもう一つの例は、私が属する英語ゴスペルサークルでの経験です。

あなたはEvery Praiseというゴスペルを知っていますか?リーターの指示とコーラスの掛け合いでダイナミックに進む有名なゴスペル。Youtubeで参考にした英語版ではリーダーは命令文言いまくり。

例えば
Come on, eveybody!(さあ来い皆さん!)Say it!(それを言え!) Help us sing it! (我々が歌うのを助けろ!) Clap your hands here!(ここで手を叩け!) Take it up!(上に移調しろ!)など

日本語のセリフも少し入れてみたんですね、

例えば皆さん~歌ってくださ~い、お願いしま~す。
英語と日本語と感じが違いますよね。私を含めた二人がリーダー役。英語・日本語交じりで歌ったのですが、練習時も本番の時も、英語の命令口調と日本語の柔らかな感じが対照的だなあと歌いながらしみじみ感じたんです。

どうして日本語に比べ「英語は命令文」なのでしょう?言語の影響を考えてみました。
英語の命令文は動詞が先頭に来るからすぐ命令が伝わる感じ。

例えば
Come to the meeting in Room 101 at 3.となる。「Come 来い」という命令文だとすぐ分かります。

他方日本語は普通どんな文でも最後に動詞がきます。命令文なら最後にやっと「~しろ」となるわけです。

3時に101室である会議に来い

これでは何だか間延びした感じだし、分かりにくいですよね。

繰り返しになりますが、英語は動詞が最初に来るので、聞く人がすぐ命令文だと分かるのに、日本語はそれが最後まで分からない…語順的に相性の良いのは英語の方ではないだろうか。と想像できそうです。

また文化的な理由も多分あるでしょう。英語はよく主張をぶつけ合う対立と衝突の文化だと言われます。このような発想だと、相手にこちらの要求をストレートに伝える命令文は馴染みやすいのでは。

他方日本語は、自己主張より、まず相手や他の人の気持ちや心情を推し量る言語、これでは英語的な命令文は馴染みが悪そうですよね。

ただ、いずれにしてもですが、レシピ位なら実害は少ないでしょうが、買い物で「支払え、支払え」というアプリを喜んで使っているだけでいいのでしょうか。うっかりしていると売り手や企業側の思うつぼになりかねません、何だか気になるのは私だけ?

今回は、日本語だけでは見えにくいことが英語から分かる例です。このように英語や英語の文化など異なる言語や文化がより賢く安全に生きる為に、役立ちますね。

Until next time,
Jiro

<英語版>
日本語で内容を理解した上で今度は英語で理解してみる☆
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