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NY渋滞税&お酒の真実

World Lifeな生活
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2025年明けたニューヨーク、1月1日の午後には、各家庭で、存分に楽しまれたクリスマス・ツリーが、歩道のごみ収集場所に捨てられ始めます。

クリスマス・ツリー回収専用のトラックが、それらを回収して、それを肥料にしてセントラルパークに撒くのです。

そんな年明け1月のニューヨークで気になったニュースをお届けします。

渋滞税

今年の1月5日から、ニューヨークのマンハッタン島に入ってくる車輌、つまりモーターバイクや自動車、トラックなどに、「Congestion fee / コンジェスチョン・フィー(渋滞税)」が課され始めました。

乗用車で9ドル(約1500円程度)。マンハッタン以外の場所からマンハッタン60丁目以南に入る車は、その料金を払わないといけません。1日1回それが課されるそうで、毎日マンハッタンに来ると、その日数分、フィーがかかることになります。

タクシーやカーサービスにもそれがチャージされるそうなのですが、大概のそういう車の車庫は、ブルックリンやクイーンズにありますから、その分、値段がしっかり乗客に上乗せされることと思います。頭が痛いです。

昨日出かけた帰り、コロンバス・サークルの信号機故障が発生して、ウェストサイドの自宅近くを通る地下鉄が、全線止まってしまいました・・・。

回避するために、地下鉄を数本乗り換えてみたりしたのですが、一向にまともな情報は得られず、復旧見込みの連絡もなく、夕食前で、みぞれも降り出して、背に腹は変えられないと思い・・・イエローキャブを利用しました。

マンハッタンの中での移動でしたが、コンジェスチョンフィーが、2.5ドル(約380円)。夕方のラッシュ時でもあり、合計金額が30ドル(約4500円)で、チップを20%の6ドル(約900円)差し上げ、$36(約5400円)という、思わぬ散財となってしまいました。

お酒の発癌性リスク

もう一つの目新しいニュース。

アルコールが、少量でも発がん性物質であると言う広報が、CDC(Centers for Disease Control and Prevention / ザ・センター・フォー・デジーズ・コントロール)「疾病予防管理センター」(米国の国家公衆衛生機関)より、なされました。

以前は、男性は2杯まで、女性は1杯なら毎日飲んでも健康に被害は無い、という目安だったのですが、今回の発表では、どんなに少量でも、発癌のリスクがあるのだそうです。

CDCによる説明です。

「アルコールは細胞周期を混乱させ、慢性的な炎症を増加させ、DNAを損傷する可能性がある。DNAは、細胞がどのように成長し、その仕事をするかを制御する細胞の「指示マニュアル」なので、DNAが損傷すると、細胞は制御不能に成長し、癌発症の可能性が出てくる。」

なるほど。

アルコールによる発癌と見られるのは、女性の方が数が多いのですが、女性で1番多いのは乳がん、男性で最も多いのは直腸癌だそうです。とにかく酒の量を減らすか、少しでも飲まないようにしたほうが健康でいられる確率が高い、とのこと。

それを受けて、この1月は「Dry month / ドライ・マンス」として「アルコールを飲まない!」と言うキャンペーンも行われているようです。

確かに12月に飲み過ぎた人たちにとって、1月の1ヵ月まるまるアルコール抜きと言うのは、肝臓にとって、凄く良いことかもしれませんね。

アルコールを抜くことによって、癌のリスクが下がる。メンタルが平静に保たれる。アルコールはカロリーがとても高いので体重を落とすことができる。お酒を飲まないことによって自分と向き合い、自分の酒の量をコントロールできるようになる、と。

それを1月の31日間達成できれば、自分に自信が持てる、などなど、いろいろな利点があるそうです(!)。

2月は1か月が短いので、ここで試すのも、良いそうです。

皆さま、いかがでしょう?

新アメリカ大統領

3つ目、やはりアメリカでの大きなニュースと言えば、トランプ大統領の新任式ですね。イーロン・マスクが米国証券取引委員会から訴えられたりしていて、今後の展開がどうなるのやら・・・。

それではまた来週♫
Kayo

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