Hello everyone.
Noriです!
テキストでお伝えしている、海外に住んで分かる、日本人が凄い理由。
今回の日本人のすごいところ、
それは「レストランのお水とおしぼり」
日本のレストランに行くと、コンビニやファミレスでも、おしぼりが無料で出てきますよね。高級店じゃなくても、定食屋でも出てきます。水もそうです。安いファーストフードでも水はただで飲めるし、吉野家みたいな牛丼屋でも出ます。セルフサービスのところもありますけど、いずれにしても水は無料。
そしてちゃんとしたおしぼり、または袋に入ったタイプのものもありますが、出てきますよね。これ日本では当たり前のことだと思っている人が多いかもしれませんが、世界的に見ると全然当たり前じゃないんです。
海外だと手も洗わず、汚いままの手でハンバーガーやサンドイッチをガブリっていう感じ。でも、日本では昔からサンドイッチを頼めば必ずおしぼりが付いてきましたし、駅弁にも小さいおしぼりが入ってましたよね。
小さい頃から「手洗いうがい」って学校でやらされましたし、石鹸で手を洗うキャンペーンなんかも徹底されてました。だから日本では「おしぼりと水が出てくるのは当然」という感覚になっているわけです。
ところが海外では、水は買わなきゃいけません。レストランで水のボトルを頼むと5ドル、場所によっては10ドルすることもあります。しかも常温で出てくることも多い。日本みたいにキンキンに冷やして氷を入れるなんてことはまずないですね。
それに日本の水は飲んでも安全。レストランで水を飲んでお腹を壊すなんてことはまずありません。水道水そのままを使うところも少しありますが、だいたい浄水器を通しているので美味しいんですよね。
水は人間にとって一番大事なもの。食べ物を食べなくても2週間生きられますが、水がないと3日でアウト。そんな大事なものが、日本では無料で、しかも安全に飲める、この素晴らしさに気づくべきです。
さらに寿司屋などでは温かいお茶も無料で出てきますよね。これも海外では考えられないことです。海外でグリーンティーを頼むと結構高い。
日本のレストランシステム「水もおしぼりも無料」という世界に誇れる文化。これは日本だけの習慣です。当たり前だと思ってはいけません。
余談ですが、日本のインド料理屋さんは水道水をそのまま出しているところが多い気がします。カルキ臭がするので私はすぐわかるんですが、たぶんインドの水より美味しいから気にしてないんでしょうね。なので私はインド料理屋に行くと水は飲まず、ビールを飲むようにしています(笑)
水道水はそのまま飲まず、最低でも浄水して飲んだ方がいいです。日本の水はきれいですが、多少は不純物も含まれていますので、安い浄水器でもいいので使うことをおすすめします。
2000〜3000円のものより、5000円くらい出すと性能がぐっと上がります。農薬まで除去できるものを選ぶと安心です。
水は命に直結するもの。だからこそ日本の「無料で安全な水とおしぼり」という習慣は本当に素晴らしい文化だと思います。
それではまた次回。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから