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英語にもある「肥満遺伝子」

World Lifeな生活
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私は結婚した当時、安定した食生活のおかげか急激に大太りし、証明書の写真とのあまりの違い様に、銀行で本人確認に苦労した(笑)、という経験があります。今思うと、それほど太ったのは「肥満遺伝子」のせいだったのかもしれません。

実は英語にも言わば「肥満遺伝子」があるんです。「肥満遺伝子」とは「膨らむ」という意味の単語DNA。BHELと言う綴りで「ブフゥエル」のように発音します。
今回は、この膨らむDNAを持つ、boulder,bill,ball,bullを中心に見ていこうと思います。

岩が膨れる

このDNAを含む英単語に、まずboulder(ボウルダー/岩石)があります。「ブフゥエル」と「ボウルダー」…下線部に注意して発音すると何千年間の音の変化が感じ取れるかもw

ボルダリングというスポーツがありますよね。岩肌状の壁をよじ登るのを私も見たことはあります。その「ボルダリング」(正確には「ボウルダリング」)のboulder(ボウルダー/岩石)は語源的にはぷーっと「膨れて」生じたものなのです。「岩が膨れる」なんてちょっと意外な発想ですね。

ボルダリングするには勇気やら大胆さが必要でしょうが、bold(ボウルドゥ/大胆な)という単語にも同じ単語DNAがあります。これboulder(ボウルダー/岩石)と発音も綴りも似ていますね。それは同じ単語DNAを持っている為です。「心が膨れ」大胆になるなんてこの発想も少し意外ですね。

二つが元は同じDNA…「ただ膨れて太っただけ」って、冒頭の本人確認の苦労話のようですw

多義語も単語DNAで

billというと、お札とか請求書とかいろいろな意味があります。(名前のBillとは無関係。)こういう風に一つの単語でいろいろな意味を持つ単語を『多義語』といいます。『多義語』も単語DNAの考え方を使うと案外楽しくなりそうです。billを少し踏み込んで見てみましょう^^

銀行と言えばハンコですが、大本まで遡ると「ビル」のように発音されました。

「え?建物?ビル?」それはbuilding.
「え?避妊?」それはpill (どちらも今回の「膨らむ」とは無関係)

ここで問題にしているのはbill「ビル」。元は「膨れた」一種の「ハンコ」です。少し正確に言うと、遡った大本は王や法王が蠟や鉛で押した「印章、封印」のことです。

正直に言うと、私も実物を見たことないのですが、「印章、封印」が鍵になる小説を読んだことがあります。「王子と乞食」という小説です。私の大好きな一冊ですが、粗筋を4行で説明しますw

瓜二つの王子と乞食の少年が偶然入れ替わり、色々あって(偽)王子が王になる寸前で元に戻る。その最後の場面で本物判定のカギになるのが行方不明だった王の印章。二人は何が『印章』か分からず周りの人が「重くて、丸くて、固くて…」と説明しまた質問する。そして本物の王子がそれならあそこにと言った処にやっとそれが発見され、めでたしめでたし。

….ここから、どっしりした丸っこい「ハンコ」の親分みたいな『印章・封印』を少しでも想像してもらえるでしょうか?

さて最初に触れたbillに戻ると、元々は法王や王の使った一種のハンコ、重たい「膨れた」『印章・封印』のことでした。さらにそれらを押した正式な書類と言う意味を経、「紙幣」・「請求書」・「法案」・「勘定」などの意味がでてきました。

膨れたハンコ・印章・封印 ➾ 正式な書類 ➾ 紙幣・請求書・法案・勘定

ちなみに、冒頭でお話した、太りすぎて、銀行で本人確認に苦労した事件でも、本人判定にハンコの存在が大きかったですw

膨れる遺伝子はballやboilにも

ball「ボール」もこの単語DNAを持っています。balloon「バルーン」/風船もその仲間。どちらも空気で「膨らんで」います。balloonの語尾-oonは元々「大きな」を意味するイタリア語のパーツです。で、balloonは「大きなボール」という意味になります。

さて一番「膨れ」やすいのは空気でしょう。水中の泡が膨れる様子がこのDNAで表されても当然ですね。boil(「ボイル」/沸騰する、ゆでる)では水に隠れていた空気の泡が次から次へ熱で膨らんできます。

雄牛で膨れているのは?

牛に関する単語はいくつかあります。牝牛はcow「カウ」 で牡牛はox「オックス」ですが、この
oxは実は去勢された牛です。去勢されていない牡牛はbullです。この中にも同じBHEという「膨れる」単語DNAがあります。

「何か膨れているのだろう?まさか…」

そうなんです。そのまさか。去勢されていないので、「あそこ」がブワーッと膨れてくる。ちょっとあからさまですが「おち×ち×が膨れる」という発想がbull (去勢されていない雄牛)。法王が使った「ハンコ」も、正式にはpapal bullといいます。(papalは「紙」とは無関係で「法王の」の意味。)「法王の雄牛」ではなく元々「法王の(膨れた)印章」そしてそれを押した正式書類と言う意味です。

今日もいろいろな単語の繋がりが単語DNAの考え方から見えてきました。こんな風に単語の繋がりや意味の発展を少しづつ追いながら楽しく英語を学んでいけるといいですね。

See you!

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