Hello everyone
Noriです!
今回は、オーストラリアでの話。
オーストラリアに住んでいた時、ご近所さんと凄い仲が良かったんですよ。お互いに子供を預けたりするくらい。多めに作った料理を配ったり。
よくカレーを作って配ってましたね。
日本で普通にある、ハウスのカレーなんですが、オーストラリアでは、インドカレーのような、スパイス系の辛いカレーはあるんですが、日本のちょっと甘めのカレーというのはなくて、みんなそんなの食べたことなくて、美味しい!美味しい!って、評判でした。
ある時、冷凍のシーフードミックスを使って、シーフードカレーを作ったんですけど、オーストラリアのシーフードミックスが、どうにも臭くて、なんかめちゃくちゃ不味いカレーができちゃったんです。
家族みんな食べなくて、私はなんとか普段の半分くらいは食べたんですが、そんなんでめちゃくちゃ余ったんですよ。
余ったのは捨てようっていう話もあったんですが、勿体無いので、まあオーストラリア人、カレーの味なんてわかんないだろうwって、めちゃくちゃ仲のいいお隣さんに配ったんです。
そしたら、「え!こんなにもらっていいの!?」って、めっちゃ喜んだんですね。
そして翌日の夕方会ったので、
「どうだった?」って聞いたんですね、とりあえず。きっと味なんてカレーの味なんて分かんないだろうから、きっと、美味しい美味しい!って言うだろうと思ってね。
まあ普通、ご近所に何かもらった時、日本だったら、それがいまひとつだったとしても、「どうでした?」って言われたら、「美味しかったです、ありがうございます」って言うじゃないですか。
なので、「どうだった?昨日のカレー」って聞いたら、なんて言ったと思います?
「クソみたいにまずい!!!」
ってwww
それ聞いてゲラゲラ笑ってたら、
「洒落にならないんだよ!!あんなの持ってきやがって!!」って(笑)
「オーストラリア人味分かんないかな、って思ってWW」
なんて言ったら、
「オーストラリア人でも味分かるわ!!!」
って、激ギレして大変でした(笑)
まあまあ、って家に連れて行って、ビール飲もうぜって一緒に飲んだんですが、ビール飲みながらも、
「よくあんなに不味いカレー持ってこれたな!ったく!」ってブツブツ言ってました(笑)
まあ、オーストラリア人でも、流石に不味すぎるものは分かる、っていうお話でした(笑)
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから