【World Life】とは?
スポンサーリンク

NYダイナーで朝食を

World Lifeな生活
この記事は約4分で読めます。

アメリカのドラマや映画によく出てくる、Diner(ダイナー)でのブレックファスト。

このブレックファスト「朝ごはん」の意味は、break (破る)とfast (断食)の2つの言葉からできているのだそうで、昨晩からずっと食べていなかったけれど、その断食を夜が明け、この食事で破る、の意味だそうです。

そして、ダイナーの由来は、なんとなくレトロな響きがするのですが、それもそのはず、もともと食堂車(ダイニング・カー)と言う意味があったり、アメリカ大陸の開拓も終わりごろ、馬車で温かい食べ物を提供する移動式屋台だったり、レストランの原型、簡易食堂の意味合いのようです。

ですからアメリカ人にとっては、お手軽な、近所の食堂といった感じで、ちょいと朝ごはんに出かけたりするのでしょう。

さて、気になるメニューですが。まずアメリカでの朝ごはん定番は、卵2つの目玉焼きに何かミート類 (ハム・ソーセージ・ベーコンなど)を選べて、それにホームフライと名付けられた、ポテトとオニオンやペッパー(日本ではパプリカというのかな、)等を炒めたものと、ライ麦、ホール・ウィート等のトーストが付きます。

それが2000円ちょっと位かな。そうそう、卵は、フライド・エッグ(目玉焼き)、 Sunny Side Up(目玉焼きの両面焼き)、スクランブル、など、色々と自分の注文をお願いすることができます。

私が好きなのは、エックスベネディクトです。ビスケットと呼ばれるパンの上にポーチドエックが乗っかっていて、その上にホランダイズ・ソースがかかっています。カナディアン・ベーコンが挟んであったり、はたまたスモークサーモンもあり。これはなかなかの絶品です。

甘いものが好きな方には、フレンチ・トーストやパン・ケーキ (日本で言うホットケーキみたいなののちょっと薄い感じのもの)、お店によっては、ブルーベリーやバナナ入り、またはミックスナッツがかかったパンケーキなどもあります。

あと、ベルギー・ワッフルもあります。焼きたてにバターをしっかり塗って、それにメープルシロップをかけて、甘いもの好きの方にとってはニコニコしちゃう朝ご飯ですよねぇ。アメリカでは、シロップが定番ですけれど、私は、蜂蜜が好きです。本物のメイプルも好きです。

ベジタブル大好きさんには。アメリカでは、朝からサラダはまず食べません。なので、野菜を食べようと思うと、どうしてもオムレツになります。ベジタブル・オムレツです。オプションでハムを足すのもあり。チーズを足すのもあり。

チーズは、こちらではいろんな種類があり、アメリカン、スイス、チェダー、ブルー、などいろいろな種類のチーズの中から選べます。アメリカでは、オムレツは通常、卵を3個使いますので、大きなオムレツとなります。

食べきれない時は、ドギーバッグで家に持って帰る、と言っても後ほど自分で食べます。(笑)
スープと組み合わせると、いいコンビネーションかも。

そうそう、朝ごはん、必需品はコーヒーですね。アメリカのコーヒーは、世界でも、薄くておいしくないアメリカンコーヒー、などと言われますが、そのかわりダイナーでは何杯でも、おかわり自由です(笑)

日本のファミレスでも、そういうレストランが最近はあるそうですね。日本へ行った時、喫茶店で、小さなコーヒーカップだったのでそのコーヒーをすぐ飲み干してしまい、2杯目をお願いしたら、料金を倍とられたのを思い出します(笑) でも、その代わり、日本のコーヒーはハイ・クオリティで、とってもおいしいですものね。

はてさて、アメリカでは大人気のブレックファスト。空いてるダイナーって、ほとんど見たことがありません。大概どこのダイナーでも、人々が列をなして自分の番が来るのを待っています。

自分の定番の朝食に、フルーツボウル(大)やカップ(小)を足したり、オレンジ・ジュースを足したり、いかようにもアレンジ可能。私などは、家で作ったら、めっちゃ安く(そしてもっと美味しく?!)できるのに、なんて思ってしまうけれど、料理をしないアメリカ人にとっては、とっても大切。

そしてそこで働く人々との毎日の会話、地域のコミニケーションというか、日本では、お父さんが通う近所の焼鳥屋のような、極力、コミニケーション力を磨く場なのかもしれません。

さて、来週は、ニューヨークのクリスマスシーズン、雰囲気を写真でお届けしたいと思います!どうぞお楽しみに。

ではまた来週♫
Kayo

タイトルとURLをコピーしました