【World Life】とは?
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9割の生徒が躓いた英文

World Lifeな生活
この記事は約4分で読めます。

Hi!
火曜のJiroです。

まずはクイズです!

私には夏を過ごす家があります。その家の前で英語で紹介するなら、次のどちらが正しい文でしょう?

「これは私が夏に住む家です」
1. This is the house I live in in summer.
2. This is the house I live in summer.






正解は ①!

私が教師だった頃、とても多くの中高生が ② を選びました。

なぜ間違えるのか?

でも、問題を以下のように変えると、とたんに正答率が上がります。

問題:「私はその家に夏住む」を英語で言うと?

①’ I live in the house in summer.
②’ I live the house in summer.

正解は①’。

この問題だとほぼ全員が正解。

なぜか?
live「住む」という動詞は、必ず live in ~(~の中に住む)という形で使います。②’のように in を省略することはできない、というこは全員理解しているんですね。

どこで混乱するのか?

では、最初の文に戻りましょう。

This is the house I live in in summer.
なぜ in が2つ並ぶのか?

実は、この文は元々2つの文がくっついてできたものなんです。

This is the house. + I live in the house in summer.

This is the house I live inthe house が消える) in summer.

This is the house I live in in summer.

なぜ the house が消える?

最初の文(This is the house)で「house 家」がすでに出ているので、後ろの説明文で繰り返せないからです。

これは英語に限ったことではなく、日本語でも同じことが起きています。

「これは家だ」+「私が夏にその家に住む」

「これは『私が夏に(その家に 消える)住む』家だ」

日本語では「その家に」が消えています。

英語も仕組みは同じようなもんなんです。

よくある質問:「in を2つ使っていいの?」

This is the house I live in in summer.
この文を見て、ほとんどの生徒が

in を2つ並べていいんですか?」

と質問してきます。

回答としては、この「in in」は、「夏に、夏の中にね」とか強調しているわけではなく、2つの in は別々の役割になっている、ということ。

・1つ目の in → live in(~に住む)の一部

・2つ目の inin summer(夏に)

つまり
This is the house (I live in) (in summer).

は、2つの in がたまたま隣り合っただけなんです。

では、なぜ生徒からこの質問が出るのか?

それは、多くの人が、 live =「住む」、in =「中に」 のように、単語を一つ一つバラバラに覚えているからです。

生徒に教えていた鉄板の覚え方

覚え方は簡単、文のかたまりで覚えること!

I live in this house(私はこの家に住む)のように、フレーズとして覚えるのがいいですね。

では、かたまりで覚えるのを、他の例でも練習してみましょう。

◯ look for ~「~を探す」

This is the key I have been looking for.
(これが私の探していたキーです)

◯ be proud of ~「~を誇りに思う」

This is the baby we are all proud of.
(これが私たちみんなが自慢の赤ちゃんです)

どちらも前置詞(for, of)が文の最後に来ます。

これらもかたまりで覚えるのがお勧めです。

今回も、生徒がよく躓く英文のシリーズでした。
大人のあなたにも、参考になれば幸いです。

See you soon,
Jiro

 

追伸:
冒頭の「夏用の家」実はこれはジョークなんです。「夏用」は嘘ではありませんが、夏だけでなく「冬用」「秋用」と他の季節にもそこに住んでます….
つまり別荘なんかではなく自宅のコト、というジョークでした(笑)

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