今日は、発音の話を少し☆
tの音ってとても特徴のある音なので、どんな音か説明しますね☆
まず、私たちはtの音を舌先を、上の歯の付け根につけて音を出すと教わりました。
これがすべての地域で、音がまったく一緒ではないんです~~~(><)
特に、アメリカとイギリスでは、と~~っても音が違うんですよ。
例えばアメリカの場合は、日本で教わるように舌の先を
ちょっと上の歯の付け根のところに、つけて音を出します。
ところがイギリスの場合は、舌の先だけというよりは
ちょっと多めにべったりと、上あごの前の方に付ける感じがあるのです。
だから、tの音がとても強くなるんですね。
強すぎてch(チュ)の発音に、近い音になることもありますよ。
少し自分で音を出してみるとわかるかもしれません。
舌ではじける音を作る感じなので、音が出しにくく息をしっかり吐かないと
tの音は出ないのですよ(><)
特に、単語の最初にtがある場合は、特にしっかりと息を吐いて、音を出してくださいね。
さて、単語の最後に来るtですが、イギリスの場合は結構しっかりと音がでてきます。
なのでtの音が小さと「?」と聞き返される状態になるんですね。
ただ、イギリスのある地域では、単語の間に来るtを
全く無視するエリアもあるようですよ(><)
だいたい20分車で移動すると、発音が全く違うらしく、
イギリスでの音を、1つにまとめて話すことは難しいんですけどね(><)
アメリカの場合は、単語の最後のtはイギリスほど音を出しません。
舌の先が上の歯の付け根についていても、しっかりと音を作っていない場合もあります。
だから音が聞こえにくいので、「まったく発音していないのかな?」と、
日本人にとっては感じたりもしますね。
また、アメリカの場合は、単語の間に来るtの音をdに置き換えて発音をします。
dの発音は、舌の真ん中あたりを、上あごの真ん中あたりにつけて、音をだします。
つまりtをdの音にして、舌の位置を口の、真ん中あたりで処理をしているようです。
そうなると、舌をあまり動かさずに音を出せることになるのです、、、
文章で音を説明するのは、難しい~~~(><)
とにかく、いろいろな国で、いいえ、いろいろな地域でtは違うように発音されています。
もしよかったら、説明した内容を少しだけ頭に入れてtの音を聞いてみると、
リスニングが楽しくなるかもしれませんね。
大事なことは楽しむことですからね☆
Sara
英会話教室World Education 校長 イメージフォニックス開発者
約10年前、まったく英語が話せないときに渡米、ウエイトレスとして働き始める。半年後には、お客さんからもらえるチップ率最高習得者となり店舗で表彰を受ける。さらに、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアと3つの国で、3人の子どもを育てあげ、アメリカ在住時に飛行機(シングルエンジン自家用)の免許も習得。特にアメリカでの経験で、英語には発音が重要だと分析し、歯科衛生士として矯正歯科にいた経験を元に、ネイティブの発音、その中でも国別の音の違いや、日本語の発音と英語の発音の違いを研究、2008年には武蔵野学院大学客員研究員の時に論文「概念学習能力で英語の発音を矯正する効果について」を発表。現在、子供英語の会社を設立し、同じように英語で苦しんでいる人たちに、発音から本読みまでを指導、教材や授業を通して、海外の子育てや教育、また考え方も含め指導を実施している。