【World Life】とは?
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ルームメイトと大喧嘩したワケ

World Lifeな生活
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あなたは何かしらの寮に入ったことはありますか?

私が初めて寮に入ったのは米国の大学へ留学した時。しかも二人部屋。後にも先にも、二人部屋での寮生活はこの時が初めて。

ですがそれも、たったの1日。

なぜなら、初日の夜にルームメイト(イケメンの庭球チャンプ・セレブな親)と大喧嘩し決裂してしまったから。

何が問題だったのか。

それは、日本人特有のある性格が原因だったのではないかと思います。

短い自己紹介の直後、交わした会話をできるだけ忠実に振り返ってみました。

<実際の会話>

(Bは「バスター」彼のあだ名)

B : 俺はいつもラジオ聞いて寝る。一晩中ラジオをかけっ放しで寝てもいい?
私 : OK。I don’t mind(気にしないよ)

―実は本心ではなかったんです。
I can’t sleep like that.(それでは眠れない)と率直に言うべきでした。あるいは
..unless you use your earphones.(君がイアホン使うなら別)もアリだったかも。
  

B : 俺は鼻が悪い。換気しないと寝られない。真冬も一晩中窓を開けといていい?
私 : OK。I don’t mind.

―これも本心じゃありませんでした。
I’ll freeze to death.(凍え死ぬ)I can’t sleep like that.と言うべきでした。

…unless you buy me warm clothes. I’ll put them on and sleep.
(ただ暖かい服買ってくれたら着て寝る)とか言えば違ったかも。


B : 俺は彼女がいる。彼女が来る時は部屋に2人にしてくれるかい?
私 : OK。I don’t mind.

―またウソでした。同じ嘘なら
I study here. So I can’t do that.
(ここで勉強するから無理)と言うべきでした。

…unless we three study together here.
(ただ一緒にここで勉強するなら別)は言ってみたかったw

 

そしてその夜のこと…

ラジオのDJが流れ出す。彼は窓を開ける。眠れない私は窓を無言で閉める…彼が無言で窓を開ける…私が閉め彼が開ける..私が閉め彼が開ける..怒鳴り声と叫び…彼がドアを蹴立て出ていく..毛布を被り私は泣く。

―私はまず
” Buster, I need to talk.”(バスター、話がある)とか言うべきでした。

<すれ違った思い込みと期待>

言い分があればとにかく口に出す…米国流のコミュニケーションも聞いたことはあったはずですが、単なる知識。言わないでも分かってもらえると、どこかで思いこんでたんでしょうかね。

彼は、相手(=私)が窓を勝手に閉める約束破りの行動に(多分)憤慨。

私は、彼が察する素振りゼロ。ホントに窓を開けラジオをつける自分勝手さに憤慨。

発想がずれっ放しの二人が、すぐ衝突したのは当然だったかも。

郷に入りては郷に従え
Do in Rome as the Romans do.
は余りに有名な諺。

外国の言語や文化には、諺通り相手の身に自分を置いてみるのが基本ですよね。

でも当時の私、初対面のアメリカ人ルームメイトに自己主張って難しかったかも。もしあなただったらビシッと言えたでしょうか。

留学も寮生活も何もかも初めてだった私にはとにかくハードルが高過ぎたようです。「イケメン・チャンプ・セレブ」の3拍子にも多少ビビってたのかもw

昔のことはともかく、待ち遠しいのは自由にのびのび渡航できる日かも。早く来るといいですね。

See you again,
Jiro

 

(追伸)
数週間後バスターと偶然キャンパスですれ違いました。
How are you doing?と一言二言。何事もなかった顔つき。アメリカって、ぶつかっても後を引かないのかなって思いました。
ルームメイトは変更してたんですが、そこでの出来事は別記事で。

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