Hey!guys.
月曜日のSwatchです。
最近、『I Quit Drinking (お酒やめたの)』という曲を聴きました。
男女のデュオ Kelsea Ballerin &Lony の曲で、歌詞が面白いので一度聞いてみてください。
サビの決まり文句が
“You are the reason, I quit drinking”♫
(お酒やめたのは、あなたのせいよ)
また同じような形で、
“You are the reason I hate champagne”♫
(シャンパンを嫌いになったのもあなたのせいよ)
など、boozer(酒飲み)の私には、飲み心を逆に刺激するフレーズがいっぱいです。
以前「Let’s go drinking!で断られた理由とは」では、仲間を飲みに誘う表現を紹介しましたが、今回は、真逆の、「酒をやめる」表現を紹介します。
もしかしたら、あなたもそろそろ禁酒を考えていますか。
“I quit drinking, Let’s go drinking tonight!”
(禁酒だ!今夜は飲み明かそうぜ)
と酒場へ直行しましょう。(笑)
<“I Quit Drinking”お酒やめたの>
『I Quit Drinking』の歌詞の中には、boozer(呑兵衛)にとって、とても魅力的な表現がたくさん出てきますので少し紹介しましょう。
「お酒をやめる理由」に、少ししゃれた言い訳をしてみるのもいいですね。
“Shoot Tequilla straight! ”♫
(テキーラをストレートで飲んだり)
boozerならテキラーをストレートで飲むのは当たり前で、drinkではなく、shoot(ショットグラスで一気に喉に流し込む動作)することが礼儀なのです。
“Thought we’d stay drunk forever”♫
(永遠に酔いがさめないだろうと感じてた)
Stay drunk(酔っ払らった状態が続くこと)がforever(永遠に)続くなんて、幸せですね。
日本人はアルコール分解酵素が他の民族のように多くないので、二日酔いになりやすいですが、永遠に酔っ払い状態は、夢のような話です。
“You are the reason there’s no whiskey anywhere inside this house”♫
(家の中にウイスキーのボトルがなくなったのもあなたのせいよ)
Swatch も、禁酒を試みたときは、家の中にお酒のボトルはなくなりましたが、禁酒が解禁になると、アット言う間に、銘酒のボトルがリビングのボードに並んでいました。
“You’re the only thing I want when one drop hits my mouth”♫
(一滴でも飲んでしまうと、あなたのことしか考えられなくなってしまう)
“one drop”(たった一滴)が、“hits my mouth”(口に入っただけで)は良い表現ですね。
“You are the only one I want”♫
(私が欲しいと思っているたった一つもものは、あなたです)
という直接的な言い方、しびれますね。
どうでしょうか。“I quit drinking”するために、何か気に入った関連表現は見つかったでしょうか。
<I don’t drink! 酒は飲みません>
“I don’t drink”
(酒は飲みません)
は、お酒を飲む習慣がないことを意味します。
“I don’t~”を使うことで、日常的に~する習慣がないことを表現できます。
ただ、“I don’t drink”は、日常的に飲まないけれど、お酒が飲めないとはいっていません。
何らかの理由で、お酒が飲めない場合は、
“I can’t drink”と表現します。
“I can’t”は、可能かどうか、を問う表現で、アルコールは飲めないことを意味します。
また、アルコールは飲めるけど、あまり好みではない時には以下の表現が便利です。
“Thanks, but alcohol is not just my thing”
(どうも、アルコールはちょっと苦手でして)
もう少しストレートではっきりとわかる表現としては、
“I am a non-drinker”
(お酒は飲めないんです)
non-drinkerは、お酒を飲まない人のこと。
お酒が得意ではない、好きではない、お酒を飲めないといった表現を覚えておくと便利ですし、お酒が飲めない人への気配りにも使うことができます。
<On the wagon, 禁酒中です>
本題の、“I quit drinking!” は、お酒を飲むことをピタッ!とやめることを意味します。
何か理由があって(だいたい健康上の理由ですが)お酒を控えなえればならない場合もありますね。
そういった時に使う表現をいくつか紹介しましょう。
まず、
“I’m staying away from drinking”
(一時的にお酒を控えています)
どこかで見た表現ですが、
“Stay away from trouble! ”
(トラブらないでね。気を付けて)
と別れ際の挨拶に使いますので、これはお酒から自分を遠ざけるという表現ですね。
禁酒を続けている場合には、面白い表現があります。
“I’m on the wagon”
で「禁酒中」を意味します。
禁酒を解かれた場合は、
“I fall off the wagon”
直訳すればワゴンから降りるで、「禁酒をやめた」になります。
禁酒という考え方ではなく、お酒を飲むことをきっぱりとやめてしまった場合は、
“I no longer drink!”
(金輪際、お酒は飲みません)
となります。
お酒を飲まなくなってかなり経つという時間の経過を表したい場合には、
“I have stopped drinking alcohol for my health since last year”
(健康のために、去年からお酒をやめています)
となります。
お酒をやめることを中心に、お酒を飲んだり、お酒を控えたりする表現を紹介しました。
あなたにとって、お酒は人生のどのような場所に登場していますか。
Bozer Swatchは、つぶやきます。
“Good wine makes good blood!”(酒は百薬の長)
追伸:
『 I Quit Drinking 』
Kelsea Ballerin &Lony
執筆家・英語教育・生涯教育実践者
大学から防衛庁・自衛隊に入隊。10年間のサバイバル訓練から人間の生について考え、平和的な生き方を模索し離職を決断する。時を同じくして米国国費留学候補者に選考され、留学を決意。米国陸軍大学機関留学後、平和を構築するのは、戦いを挑むことではなく、平和を希求することから始まると考えなおす。多くの人との交流から、「学習することによって人は成長し、新たなことにチャレンジする機会を与えられること」を実感する。
「人生に失敗はなく、すべてのことには意味があり導かれていく」を信念として、執筆活動を継続している。防衛省関連紙の英会話連載は、1994年1月から掲載を開始し、タモリのトリビアの泉に取り上げられ話題となる。月刊誌には英会話及び米軍情報を掲載し、今年で35年になる。学びによる成長を信念として、生涯学習を実践し、在隊中に放送大学大学院入学し、「防衛省・自衛隊の援護支援態勢についてー米・英・独・仏・韓国陸軍との比較―」で修士号を取得、優秀論文として認められ、それが縁で定年退官後、大規模大学本部キャリアセンターに再就職する。
修士論文で提案した教育の多様化と個人の尊重との考えから、選抜された学生に対してのキャリア教育、アカデミック・アドバイジングを通じて、キャリアセンターに新機軸の支援態勢を作り上げ、国家公務員総合職・地方上級職、公立学校教員合格率を引き上げ高く評価される。特に学生の個性を尊重した親身のアドバイスには、学部からの要求が高く、就職セミナーの講師、英語指導力を活かした公務員志望者TOEIC セミナーなどの講師を務めるなど、大学職員の域にとどまらぬ行動力と企画力で学生支援と教員と職員の協働に新たな方向性をしめした。
生涯教育の実践者として、2020年3月まで東京大学大学院教育研究科大学経営・政策コース博士課程後期に通学し、最年長学生として就学した。博士論文「米軍大学における高等教育制度について」(仮題)を鋭意執筆中である。
ワインをこよなく愛し、コレクターでもある。無農薬・有機栽培・天日干し玄米を中心に、アワ、ヒエ、キビ、黒米、ハト麦、そばを配合した玄米食を中心にした健康管理により、痛風及び高脂質血症を克服し、さらに米軍式のフィットネストレーニング(米陸軍のフィットネストレーナの有資格者)で筋力と体形を維持している。趣味はクラッシック音楽及びバレエ鑑賞。
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