Hi!
火曜のJiroです。
あなたは、こう思ったことはありませんか?
「なぜ自分は英語をもっと話せないのか」と。
単語を覚えた。音読もした。精読も速読も少しは、やった。
英検も取った。TOEICも受けた。
それでも、話せない…なぜかって。
理由はシンプルです。
多くの日本人(私も含め)に欠けているものがあるから。
それが――攻めの姿勢です。
英会話は「受け」の方が難しい
英会話になると、つい受けに回っていないでしょうか?
相手の話をよく聞き、理解し、うまく返す。
でもこれ、実はかなり高度な作業です。
リスニング力が必要だし、相手が何を言うかは予測不能。
すべてがぶっつけ本番ですよね。
教員の経験から言えば、ベテランでも授業前に予習します。
想定外の質問には「調べておくね」と逃げることもある…
ところが英会話では、それができません。
予習なしで、次々来る質問に即答しなければなりません。
これは、例えるなら――
経験の浅い教師が、準備のない質問にタジタジとなりながら、必死で授業を回そうとするようなもの。
難しくて当然です。
ポイントは「攻め」
ただ「攻め」と言っても、相手と喧嘩して打ち負かす、という意味ではありません。
受け身にならず、積極的に自分から会話の主導権をとる、ということです。
では、どうすればいいのでしょう?
答えはシンプルです。
自分から話す。質問する。
そして主導権を取る(あるいは奪い返す)のです。
相手に攻められてから返そうとすると、詰んでしまう。
だから先に攻める。先制攻撃です。
たとえば:
“How about you?”
“What do you think?”
“Have you ever…?”
遮るなら
“Sorry to interrupt, but…”
簡単でいいので、とにかく口を噤まず、開く。
これは、授業で言えば「一方的に進める」イメージです。
こちらから問い続け、相手に質問するスキを最小限にする。
これは勿論英会話戦略のただの例えで、授業方法の話ではありません。
英会話に話を戻すと…防御だけでは、会話は始まりませんね。
ここで重要ポイントです。
・単語を増やす
・文法知識を増やす
・リスニングを鍛える。
これらはすべて大切です。
しかし、すべて防御、守備です。
野球でも守備力をどれだけ磨いても、それだけでは得点になりません。
会話は「攻撃」でしか始まらないし、続きません。
実は日本人は「会話が速い」
「英会話で攻めるなんて、難しすぎる」と思いましたか?
でも、安心材料があります。
言語学の研究で、会話の「間(ま)」が測定されています。
話し手が終わってから、次の人が話し始めるまでの時間です。
デンマーク語:約0.47秒
英語:約0.2秒
そして――
日本語:約0.007秒
なんと日本語は、世界でも最速クラス。
私たちは日常的に、ものすごいスピードで会話を回しているのです。
つまり、あなたはすでに
「速く、攻め合うダイナミックな会話」に慣れているのです。
英語の会話では、その30倍(0.2秒を0.007秒で割りました)ゆっくりでもいいのです
それだけで、十分通用します。
攻める英会話へ
英会話で詰まるとき、あなたは「聞き手」になって追い込まれています。
でもそれは、授業をただ受身で聞いている生徒と同じ状態。
そこから抜け出すには――
相手の話を遮ってでも、質問する勇気が必要です。
Sorry to interrupt, but….
(遮ってすみません)
I’ll tell you what(ホラ…)
完璧な英語は不要です。
必要なのは、ほんの少しの覚悟です。
攻撃は最大の防御
次に英語を話す時、
まず、あなたから攻めてみたら、どうでしょうか?
Good luck.
追記:
数日前のこと、私より若い女性4名に英語を教えている時「英会話は攻め」と言ったら、私が何か質問する度に
How about you? How about you?
と逆質問で攻め返されになった。
私はたじたじだったが、彼女達は突然堰を切ったように楽しく全員意欲的になってくれた。これは、あなたにも役立つ事実ではないか。
英会話は「攻め」。
私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員






