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国連から勧告日本の差別教育

World Lifeな生活
この記事は約4分で読めます。

あなたは「差別だ!」とか言われた経験はありませんか?

私は下の記事を読み「差別だ!」言われた気がしました。

また実際そうだと気づきました。

今回のお話は、教員だった私に関してです。教員でない方には耳慣れない言葉が出てくるかも。

『U.N. panel urges Japan to end segregated education
of children with disabilities』
(国連のパネルが日本に障害児だけ別にした教育を終わるよう勧告)

GENEVA – A U.N. panel dealing with the rights of people with disabilities urged Japan on Friday to end special education that segregates children with disabilities from those without,
(ジュネーブ初ー金曜日国連の障害を持つ人々の権利を扱うあるパネルが、障害児を非障害児から分け隔てる特別な教育をやめるように勧告した。)
as part of its recommendations for the country over its policies for disabled people….
(これは障害を持つ人々への日本の政策に関する勧告一般の一部としてのものだった。)

これは2022年に日本政府が国連から勧告を受けたと伝えるJapan Times記事の冒頭

Just a moment...

あなたは「特別支援教育」って初めて聞きますか?目や耳、発達等に障害のある子を通常学級とは別の所で教えること。(H19までの名は「特殊教育」)。

一度特別支援学校を見学したことがあるんです。重度障害のような場合、一人の生徒の授業に教員二人で行うこともあると聞きました。

私このシステムについて、恥ずかしながら差別とか全く思いませんでした。むしろ特別なニーズに、より対応する親切な体制だぐらいに思っていました。

だから(退職後)このニュースに驚きました。「2022年国連が日本政府に障害児から通常教育を受ける権利を奪うなと警告」という内容。

しかもそうした勧告を求める障害児や家族100名以上が、日本からスイスに詰め掛け、勧告発表に立ち会ったというではないですか。国連の勧告=当事者の声、と知りさらに驚いたんです。

教員だった私の心を探れば、手のかかるお子さんは、通常の学校教育には来ないで欲しい。手がかかって大変だから…という差別意識が確かにあったかもしれません。

私自身の過去の不明を恥じるしかありません。ただ私の勤務校は私立校。公立の体制とは別。入学生は障害の別なく同じクラスで授業してたのが今となってはせめてもの救いです。

<勧告のホントの捉え方>

ただ少し細かくなりますが、平等な教育を勧告されてるのは日本の政治家達だけでしょうか。
想像ですが、我が子に障害がある場合、通常学級での授業を希望します…って、日本では保護者からはそう簡単に言いだせないのでは?権利の主張を遠慮する、躊躇うことがあるみたい。

その意味で、去年の国連の勧告は、日本国民への勧告とも取るべきと思います。障害があっても平等な教育の機会を正当な自身の権利として要求せよという勧告であるのかと。

勿論、障害児達を通常の生徒達と同じ場で教えるのは大変な困難を伴います。その意味でこれは本当に厳しい要求かも。

でも、と私は気づきました。(もし自分の家に障害を持った子が生まれたら、その子だけ引き離して育てようとするだろうか?当然他の兄弟姉妹と一緒に育てようとするだろう)と。

つまり国連勧告は日本の家庭では既にやってることなのです。他の子ども達や支援者の手を借りれば、差別のない教育は、難しくても可能なのではないでしょうか。

障害を持つ方たちの教育に関し、海外の事情も今後調べてみようと思います。

See you soon!
Jiro

追記:アメリカの公立学校の障害児教育などに関するサイト
https://kotaenonai.org/blog/satolog/1724/

<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
↓ ↓ ↓
英語版はこちらから☆

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