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虎と世界史のあの川と同じ語源?

World Lifeな生活
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寅年がスタートしてひと月経ちますが、実は私が正月一番にやったのは語源調べでした。

今年は寅年だった…と思ったとたん「トラ」の語源が気になったんです。他の事はみんな後回し。自分に半分呆れながらも、意外な単語の関係につい夢中に…

tigerのDNAはSTEIG(ステイグ)の説があります。

DNAの意味は「突き刺す(槍や矢)」。トラの牙が、鋭く突く槍や矢を連想させたのか。あるいは獲物を狩る様が、槍や矢の速い動きや激しさに結びついたのかも。DNAのSは長い間に落ちたのでしょうね。

STEIG(突き刺す槍や矢) 鋭い牙 / 獲物を狩る素早さ・激しさ ⇒ tiger (トラ)

今回のDNAのSTEIG(ステイグ/突き刺す槍・矢)これを持つTigris, stick, steakなどを見てみましょう。DNAとは「激しさ」か「突き刺す」のどちらかの意味で関係する単語みたいです。

ーあの懐かしい川の名前はペルシャから?ー

DNA STEIG (→激しい槍や矢の動き→激流)Tigris(タイグリス/チグリス川)
大昔の人には激流の大河に思われたのかも。それにしても高校世界史で習った名前にここで再会するなんて…あなたもチグリスとユーフラテス川の間で世界最古の文明が誕生…と記憶にあるのでは。

STEIG(槍や矢の素早く激しい動き→激流)⇒ Tigris(チグリス川)

ちなみに、チグリスは「激しい流れ」ですが、ユーフラテスの方は「良い渡し」という意味。両方ともペルシャ語と言う説があります。

調べてみると、ペルシャ語はヨーロッパ言語の仲間。英語などヨーロッパ言語のDNAが、ペルシャ語にあっても不思議ではありません。

ペルシャ(今のイラン)は西欧との間で絶えず衝突・摩擦があります。古代にはペルシャ戦争。現代ではイランアメリカ大使館人質事件なども何となく記憶に。今現在も原子炉開発でごたごたしているようです。

こういう衝突も、元々同じ仲間だったと知ると変に納得が。イランとヨーロッパの関係は一種の近親憎悪だと言われるのを聞いたことがあります。

さてDNA STEIG(ステイグ)に戻りましょう。

ーステーキの原型?ー

DNA STEIG(突き刺す槍や矢)→ steak (スティク/突き刺し焼いた肉→ステーキ) ステーキは、どうやら串刺しの肉を直火で炙っているイメージだったのかも。

STEIG (突き刺す槍や矢)→(突き刺し焼く) → steak (スティク/ステーキ)

このsteak(ステイク/ステーキ)と発音がよく似ているのが次のstick(スティック/ステッキなど)です。

DNA STEIG →stick(スティック/棒・ステッキ、突き刺す) 

Stick(スティック)の「突き刺す」という意味はsteak(ステイク)の語源の「突き刺して焼く」と同じですね。

steak:ステーキ ☜(突き刺して焼く)
stick: 棒・ステッキ、突き刺す

さてstickの「突き刺す」は「くっつく」という意味にも広がります。例えば画鋲は「刺して」「くっつけ」ますね。抽象的な物に「くっつく」けば、「固く守る」などの感じになります。例えば

I’ll stick to my New Year resolution
(私は新年の決心を守り抜こう)

DNA STEIG →stick(スティック/棒・杖、突き刺す → 固く守る)

ー「今年こそ英語やるぞ!…」 あなたも?ー

上の例文にもある「新年の決意・決心」は英語で New Year(‘s) resolution(s)

実は私は新年の決心をしません。どうせ守れないし、翌年も同じことの繰り返しならと新年の決心を止めたんです。

するとこれがなかなか具合が良さそう。年の初めの大きな決意より、細かな軌道修正みたいにしていく方が性にあっているのかと気づきました。

でも私は少数派で、新年の決意をする人はやはり多いようです。例えば新年に「今年こそは英語を学ぼう」と決意する人は多いのでは。もしあなたがそういう決意をされたなら、ぜひ応援させてください。

今年は…今年こそ?…あなたが楽しく英語を学べるような良き一年であるといいですね。 

See you soon!


Jiro                      

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