【World Life】とは?
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万博やる/やらないより大事なコト

World Lifeな生活
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大阪万博について議論がある。”開催のするかどうか”と同じ位、”事後検証”が大事なのでは。

つまり行われた場合、経済効果等が、”見込みどうりあったかどうか”が大事な気がします。

例えば、どういう方法で検証するかとか、おそらく議論は全くないのかも。そこは後から考える、と言うなら結局検証など、ほぼ無視と言えるのでは?

でも万博は実は一例。公共事業とか、やればやりっぱなし、作りっぱなしではないか。

例えば「こんなの作ってどうするの?」みたいな道路が、あなたも思い当たりませんか。

こんな成果の無関心が蔓延るワケ・・・私は議員や公務員への報酬の仕組みが悪いと思います。

現在、議員や公務員は政策実施結果の関係なく一定額の「報酬」を得る仕組みだそう。

例えば国会議員は初年度から、私の計算で4000万/年。ネット上でみると5000万、受け取れるみたい。

「裁量が及ぶ範囲」なら、もっと多額になる人もいるでしょう。

例えば報道では、自民党の二階議員は公的政策費として、5年間50億円余りを受け取ったそうです。これも政策の効果に関わらずですよ。考えてみると異常では。出所が我々の預けた税金であることは言うまでもないですよね。

国・地方の政治・行政担当者の「報酬」は、少なくとも部分的に政策の成果で額が変動すべきと思います。あなたはどう思いますか?

そんな時、ある洋書「The Edge of Chaos」を読んだら、こんな提言があり、思わず膝を打ったんです。

…the amount of compensation could be more closely linked to metrics of the country’s performance over longer periods, such as education and health care quality or inequality rates.
(額はより長期的な指標に基づき決めても良い、例えば教育や医療制度の質、不平等の指数等)

The members of Congress might receive a bonus… if GDP has grown (or some other metric of living standards has improved)
(…例えば議員はもしGDPなど国民の生活水準が向上したらボーナスをもらえるようにすればどうか)
P119~128参考

また、和書「22世紀の民主主義には

「現在シンガポールでは、大臣のボーナスの3,4割が(所得層別の)所得伸び率、失業率、GDP等と連動している」

とあったのも見つけました。

両書籍には「成果主義」は、中国等に比す経済成長が望めない民主主義国の改革案としてあげられていました。

(これは良い。日本でもぜひ….まてよ)と我が身を振り返ったんです。

(私のような教員も給与が決まっていた。自分の教えた生徒への効果・変化に関係ナシの定額だったっけ)

上記の2冊では、成果主義は教員の意欲を削ぐから、学校には取り入れるなと。

つまり学校は成果と報酬の連動化には馴染まない…みたいな感じでした。

しかし私は逆に、生徒の満足度等で部分的に報酬額が決まるべきだと考えます。

例えばアンケートで生徒の満足度上昇なら、ボーナスが上乗せ…等、考えられそうです。

他の業界では顧客満足度を大切にするのが当然。学校だけ別にする意味がわかりません。あなたはどう思いますか?

今回洋書を中心に、自分の考えを応援してくれるものに出会えました。

洋書は素晴らしい情報源。あなたもいつか洋書に触発され、新しい世界を切り開けると良いですね。

 

追記1
参考文献
『Edge of Chaos』
https://amzn.to/43lYb5K

『22世紀の民主主義』
https://amzn.to/3IIJ78S

追記2
私は退職までの20年間、授業クラスで、授業の満足度を測る目的で無記名のアンケートをとった。(今村の授業が楽しいか、ためになったか、また受けたいかという3つのQが中心)
5点満点で、年度末に短時間で実施し、結果を校内と保護者に公表。このアンケートは自分の授業改善に役立った。その上、もし良い数値が出たらボーナスも増えていれば…w
あなたが知る教員は似たような取り組みをしているだろうか?

<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
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英語版はこちらから☆

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