「日本人に声をかけられるの面倒くさい…」と
日本に来た外国人から、そういう声が時々聞かれることがありました。
日本に来ている外国人観光客は、間違いなく日本が好きで日本を選んで来ています。
そして、日本にも興味があるし、日本人とも話がしたいと思っているのです。
ただ、一方で「こんな日本人とは話したくない…」と思われ、避けられる人もいるのも事実。
それはどうしてなのでしょうか?
あなたも「この人と話したくないな…。」と思われる人になっていませんか?
<警察ですか?>
京都のゲストハウスで働いていた頃、宿泊者のほとんどは外国人観光客。1Fには併設のカフェがありました。
カフェは宿泊者でなくても誰でも利用できる場所。それで、よく英語を話してみたいと地元の学生からシニアの人までカフェに来ては、外国人に話しかけていました。
外国人の中には、京都在住の外国人や長期滞在中の人もいて、そういう人たちと話していると時々「日本人に声をかけられるの面倒くさい…」という声が聞かれたのです。
でも決して彼らが日本人嫌いとか話すのが嫌いという訳ではないんです。
彼らが言うには、
「質問攻めがイヤ」。
「どこから来たの?」から始まり、「どのくらいここにいるの?」「どこに行った?」などなど、次から次への質問攻め。
「何か悪い事でもしたのかと言いたくなるよ。警察の尋問みたいだよ。」と。
質問するのが悪いという訳ではありません。
彼らがイヤなのは、質問されて答えても、そこから話が広がる訳でも、興味を示してもらえる訳でもなく、また次の質問に移るという所。
「自分が知っている英語をとりあえず全部言いたい。」「自分の英語が通じるかを試したい。」そんな感じが伝わるらしい。
だから、相手の答えはそれほど重要ではなく、自分の英語が通じるかどうかが大事なよう。
自分が質問した英語が相手に通じて「お~、通じた。通じた。」と喜んでいる人を私も見たことがあります。その人にとったら自分の英語が通じた事で満足なのかもしれない。
でも、その相手にされた人にとったらどうでしょう。
「英語の練習台にされた?」「冷やかし?」ってがっかりしませんか。何より、日本人に対してなら同じような質問の仕方はしないでしょう。
「英語力がないから仕方ない」と思うかもしれませんが、英語を話す事よりも、相手に興味を持って話そうとすれば、片言でも身振り手振りでも会話はできると思うのです。
<こうしたら解決!>
「初対面の人と英語で話をするのに、質問する以外に会話を持たせる方法はないよ~!」と思う人もいるかもしれません。
私のお勧めは、質問するのではなく「教えてあげる」という事です。
あなたはその場所に住んでいて、外国人観光客より色んな所を知っているはずです。
有名な観光地は、相手も調べて知っているでしょう。観光本やネットに載っている場所ではなく、あなたの個人的にお気に入りの場所やお店を教えてあげるのです。
私もゲストハウスで働いていた時に、ゲストハウス近くにある全く有名でもなく、名前も知らないけれど、小さな川が流れ、その上に大きな桜が枝をはる私のお気に入りスポットがありました。
「全然有名じゃないけど、私がすごく好きな場所だから通ってみて。」と紹介したら、そこに行った人から「すごく良かった~。静かできれいでいい場所だった。」ととても喜ばれました。
彼らが求めているのは、現地の人たちとの触れ合いもですが、現地の人しか知らないお勧めスポット。
そういう場所を知る事ができると「あなたに出会えて良かった~!ありがとう!」となるのです。
その場所やお店はあなたから教えてもらわなければ、知らなかった場所。出来なかった経験。
まさに、あなたに会えたからこそ、行けた特別な場所なのです。
「ここは有名じゃないし…」とか「外国の人にはどうかな?」と思う事はありません。
彼らは、地元の人しか行かないような小さな居酒屋とか、この店開いているの?というような小さなお店でも見つけたら躊躇なく入っていきます。こっちの方が驚くほどに行動的。
観光客向けの場所やお店よりも、むしろそういう所の方を好むようです。だから、思いっきり個人的なお気に入りの場所やマニアックな所でいいのです。
自分の好きな場所やお店、地元の事なら英語でも話しやすくないですか?
地名や場所名は日本語なので、英語と日本語が混ざっても問題なし。何よりも「ここすごく良いんだよ」という熱量が加わるので、相手に伝わりやすいです。
そして、そうやって仲良くなってから初めて色んな質問をしたらいいのだと思います。
同じ質問でも、仲良くなった後はちゃんと答えてもらえると思うし、あなたも相手に慣れて話を広げられるかもしれません。
最初から焦って「英語を話すぞ~!」と意気込まなくても、大丈夫。
まずは、日本に来てくれた外国人観光客に「お・も・て・な・し」の気持ちで接してみましょう。英語力はそんなに関係ないのです。
さぁ、あなたは地元のどこをお勧めしますか?
「外国の人はこういう所喜ぶだろうなぁ。」とか「ここ案内してあげたいなぁ。」という所を今の内から見つけて、英語で練習してみるのも楽しそうですね!
中学生時代から英語を話せるようになる事に憧れ、外国語短大へ進学。その後イギリスへ留学するも英語が話せず落ちこぼれの生徒に。英会話のトレーニング(カランメソッド)を受け英会話が上達。帰国後、夢だったツアーコンダクターになる。渡航国約35カ国 年間200日以上を海外で過ごす。その後オーストラリアにワーキングホリデーで渡り、オーストラリアにあるハミルトン島のリゾート会社に就職。その後日本に帰国し、京都のホテルやゲストハウスなどでの経験を経て、地元宮崎にUターン。現在は地元宮崎で、英会話教室及び、単位制、通信制の高校で英会話を教えている。
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