Hey, Guys!
Swatchです。
かつて米陸軍の大学群で学んだ際、軍のリーダーにとって必須の技術として最も重視されていたのが「スピーチ能力(現在のプレゼン能力)」でした。プレゼンとは、単なる説明ではなく、相手に「なるほど」と思ってもらい、行動につなげる為の伝え方です。
ビジネスにおいては、現在の最善のビジネスのやり方を具体的に提案することでもあります。
必死に学んで習得したプレゼン能力は、生活のあらゆる面で役に立てることができました。自分の考えを伝えやすくなったというのが一番感じたことです。
実は、このプレゼンという表現法は、アメリカ以上に、日本では生活に溶け込んでいるのです。
このプレゼンを私たちの日常の生活に定着させたのは、実は、大手の電気機器通販店の社長だったのです。
<プレゼン時代の到来>
米陸軍の大学群でプレゼンを学んだ後、日本に帰国して驚いたのは、通販大手電機店の社長の商品プレゼンを見た時です。
それは「ジャパネットたかた」の高田社長のプレゼンです。
ジャパネットたかたは、2001年に「お客様へタイムリーに情報を届けたい」という想いで、自社スタジオを開設。長崎放送の中継車を自社スタジオに運び入れ、地上波で初めての生放送をしたのです。
商品を説明するだけだった通販が、人を動かすプレゼンに変わっていったのです。
まさに、通販ビジネスの改革であり、プレゼン時代の到来でした。
<日本で花開いたプレゼンの極意>
米軍の大学に留学した際に、一番苦労したスピーチの授業で評価されることは、大きくは3項目、「時間管理」「聴衆管理」「表現方法」だったのですが、高田社長が、商品のプレゼンでその3項目を完璧にやりこなしているのを見て、驚愕しました。
・時間管理
テレビの生放送ですから、時間管理は、秒単位で実施されています。プレゼンをしながら、管理をする。時間に挑戦した人でなければ、その難しさは分からないと思いますが、まさしくプロの技術でした。
・聴衆管理
放送中、笑みを絶やさず、視聴者(顧客)の注意を引き付ける。如何に購買意欲を向上させ、「買う決断を促す」を管理、つまり、商品を買ってもらう、電話をかけてもらうところまで、心をつかんでいたと思います。
・表現方法
高田社長と言えば、甲高い声で、歯切れよく、商品を説明していく姿を思い浮かぶことができると思います。
「お値段は、なんとOOOO円!送料無料!」といったフレーズが耳の奥に残っているのではないでしょうか。そんな社長のオリジナルの表現方法が思い出されます。
長崎の写真屋店主から身を起こし、時間管理を徹底して研究した結果、通販の世界で独自の商品販売のプレゼンを作り上げたクリエビリティ(創造力)に感服です。
この高田社長の放送で最上級のプレゼンを目の当たりにした日本人の中に、プレゼンはこのようにしなければならない、また、プレゼンに対して、「うまい」「下手」という基準が出来上がり、ビジネスにおいても、自分がプレゼンできるかできないかは関係なく、他の人のプレゼンの質を評価する力を身につけたと言えるのです。
良いものは、なんでも取り入れていくという日本人の習性は、プレゼンを生活の一部に取り入れて、下手なプレゼンは、聞くにならないというレベルまで、プレゼンの大切さを知っています。
<米軍大学で教えてくれなかったこと>
では今度、あなたがプレゼンする立場になった場合について、先にお伝えした「時間管理」「聴衆管理」「表現方法」に加えて、もう一つ上のプレゼンを、と考えるあなたには、一つの提案があります。
それは、米軍大学では教えてくれなかったことです。
最近、Swatchは陸上自衛隊の5か所の教育機関で、「メタ認知によるアクティブラーニングの教育手法」について、講演をしました。それぞれの機関で得たフィードバックの中で得たことについてお伝えします。
プレゼンする際、「何を伝えたいのか」は、第一の目的ですが、それを説明するだけでは、伝わりにくい。ある人にとっては、それを知ってどうなるという、拒絶にも近い感情が湧いてくる。
また、伝えたいことが重要であるということは、当たり前のことですが、聞く人に興味がなければ、スルーされてしまう可能性もあります。
それらを克服するためには、伝えたいことの「背景の心の動き、背景にある感情」を伝えることが非常に効果的であるのです。
背景には、「こんなことがありました、こんな思いがあります、こんなことを感じます。」と伝えることで、参画意識を向上させ、より理解度をあげることができます。
それは、聴衆の心をつかむことにもつながります。
あなたも、プレゼンの際に、「時間管理」「聴衆管理」「表現方法」を基本に組み立て、そこにあなたの感じた「背景にある感情」を、ぱらぱらとちりばめてみてはいかがでしょうか。
あなたのプレゼンがより身近に、より効果的に、実施できると思います。
執筆家・英語教育・生涯教育実践者
大学から防衛庁・自衛隊に入隊。10年間のサバイバル訓練から人間の生について考え、平和的な生き方を模索し離職を決断する。時を同じくして米国国費留学候補者に選考され、留学を決意。米国陸軍大学機関留学後、平和を構築するのは、戦いを挑むことではなく、平和を希求することから始まると考えなおす。多くの人との交流から、「学習することによって人は成長し、新たなことにチャレンジする機会を与えられること」を実感する。
「人生に失敗はなく、すべてのことには意味があり導かれていく」を信念として、執筆活動を継続している。防衛省関連紙の英会話連載は、1994年1月から掲載を開始し、タモリのトリビアの泉に取り上げられ話題となる。月刊誌には英会話及び米軍情報を掲載し、今年で35年になる。学びによる成長を信念として、生涯学習を実践し、在隊中に放送大学大学院入学し、「防衛省・自衛隊の援護支援態勢についてー米・英・独・仏・韓国陸軍との比較―」で修士号を取得、優秀論文として認められ、それが縁で定年退官後、大規模大学本部キャリアセンターに再就職する。
修士論文で提案した教育の多様化と個人の尊重との考えから、選抜された学生に対してのキャリア教育、アカデミック・アドバイジングを通じて、キャリアセンターに新機軸の支援態勢を作り上げ、国家公務員総合職・地方上級職、公立学校教員合格率を引き上げ高く評価される。特に学生の個性を尊重した親身のアドバイスには、学部からの要求が高く、就職セミナーの講師、英語指導力を活かした公務員志望者TOEIC セミナーなどの講師を務めるなど、大学職員の域にとどまらぬ行動力と企画力で学生支援と教員と職員の協働に新たな方向性をしめした。
生涯教育の実践者として、2020年3月まで東京大学大学院教育研究科大学経営・政策コース博士課程後期に通学し、最年長学生として就学した。博士論文「米軍大学における高等教育制度について」(仮題)を鋭意執筆中である。
ワインをこよなく愛し、コレクターでもある。無農薬・有機栽培・天日干し玄米を中心に、アワ、ヒエ、キビ、黒米、ハト麦、そばを配合した玄米食を中心にした健康管理により、痛風及び高脂質血症を克服し、さらに米軍式のフィットネストレーニング(米陸軍のフィットネストレーナの有資格者)で筋力と体形を維持している。趣味はクラッシック音楽及びバレエ鑑賞。
Facebook
https://www.facebook.com/takeru.suwa.7/
※友達申請いただく際「World Lifeで見ました」と一言コメント頂けますでしょうか。よろしくお願いします。



