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首相の謝罪の採点表

World Lifeな生活
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首相が息子を総理秘書官の役目から「更迭」しました。首相官邸で友人らを集めパーティー開催。おまけに記念撮影まで。それらに批判が集中し庇えなくなったのか。

その首相のインタビューでの「謝罪」…あなたはすっきりしましたか?私はもやもやが増すばかりでした。

そんな時、読書中の「Beyond Revenge / 復讐本能」というまだ邦訳のない洋書。タイムリーな一節を見つけ、なるほどと膝をうちました。

…人間には、復讐本能と、許したい本能の両方がある。

住みやすい社会の実現には、復讐本能でなく、許したい本能が重要。その活性化に謝罪の役割が大きい…という個所。そこに多くの文化の謝罪に共通する、5要素が述べられていました。次の5要素です。

①   謝罪らしい
②   説明がある
③   自分の責任を認める
④   2度としないと約束する
⑤   弁償がある

仮にこれを謝罪の国際基準とすれば、首相の「謝罪」が本物の謝罪か判定できそうです。

<首相の謝罪、採点開始>

各観点に付き20点満点で採点することにします。20点×5=100点満点になります。

①   謝罪らしさ。ー 不明確。

「配置転換」と首相は説明してました。つまり(更迭の)謝罪ではなく(配置転換の)報告」と言いたいのでしょうか。何だか言い訳じみて謝られた感じは減りますよね。
何より息子さん自身が出てきません。「本人を出せ」という言葉がどこからか聞こえてきそうです。この項目は配点20点中10点にしましょう。

②   説明。ー 不十分。

説明不足のせいか疑問がたくさん残ります。誰の招待?費用負担は?首相はどんな挨拶をした?写真がなぜ漏れた?これが初めてのパーティ?

説明しようとする姿勢が感じられないのは私だけでしょうか?何かにつけて耳にする「丁寧な説明」は看板に偽りありですよね。同様に10点。

③  自分の責任を認める。 ー 翔太郎氏本人の発言はなし。

首相が任命責任という言葉は使ったようですが。

国民が忘れるまで待てばいいとの与党議員の声があるそう。それがこの親子の本音では、と思うのは私の勘繰りでしょうか。責任を認めている感じがしないから、やっぱり0点かな。

④ 二度としない約束。― なし。

もうしませんって子供でも言う。まさかまたやろうとは思ってない(かな?)。冗談抜きにしても、ないものはないので0点。

⑤   被害者への弁償。ー なし。

この場合、被害者は税金を使われた国民。無駄遣い分の税金返還はなさそう。

ご本人退職金等は辞退されるらしいですが、私には別の話の気がします。少額の税金支出でも違法なら返還が筋では。
「Beyond Revenge」にも、弁償の有無が被害者の満足感や信頼回復に大きく影響する。金額の多寡でないと、ありました。 まあ10点かな。

結局合計点は30/100点 (①10点②10点③0点④0点⑤10点)

勤務校では30点が赤点の目安。これが日本の総理の模範解答なのでしょうかw

ただ今回一つ良いことが。それは首相発言が謝罪として通るか一冊の英書を通して吟できたことです。

結果はお粗末だが、テストをやれて良かった…とでも言うしかないようですw。

さて今回の「採点」も一冊の英書のおかげ。英書ってこんなこともできるのです。あなたもやがて読めるようになるとよいですね。

 

<英語版>
知ってる内容を英語ルートで理解する。
洋画で字幕を読んで英語を聞くように。
↓ ↓ ↓
英語版はこちらから☆

 

追記:
「Beyond Revenge」
by Michael E. McCullough Jossey-Bass A Wiley Imprint。
(pp187-188)
https://amzn.to/3pHJuuE
謝罪の調査は英米豪、仏、独、露、デンマーク、イスラエル等計200人の大学生が対象。

 

 

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