Hi!
火曜のJiroです。
英語の勉強…って大体「勉強・努力・暗記…」とか、真面目なイメ―ジですよね。
でも実際はもっと面白いんです。
何が面白いって?
それは最近発見した「英語の子供らしさ」です。
どういうことでしょう?
私が発見した意外な「英語の子供らしさ」….
もちろん、言語学の説とかではなく、私個人の感覚です。
でもこの再発見で、英語が急に生き生きして見え出しました。
今回、あなたに英語の生き生きした「子供らしさ」を二つ紹介します。
① モノが生き物みたいに動き出す
― 無生物主語の英語
英語では、日本語よりずっと「モノ」が主語になりやすいです。
所謂「無生物主語」の文です。
例えば、昔こんな英文を習わなかったでしょうか。
This bus will take you to the park.
(このバスに乗れば公園へ行けます)
学校では普通そう訳します。
でもですよ、改めて英語を文字通りに見ればどうでしょう?
「このバスが、あなたを公園へ連れていく」ですよね。
つまり、バスがまるで生き物のように、人を運んでいくわけです。
少し大げさに言えば、子供向け映画や絵本の世界のようではありませんか?
もちろんこういう英語に慣れ切っていれば、普段は特に違和感を覚えないでしょうが。
私自身も以前は、
If you take this bus, you can go to the park.
のような日本語的発想の英文と、ほとんど同じ感覚で受け取っていました。
だが、改めてゼロから見ると、
“This bus will take you…”
この文には、
「モノが生き物みたいに動く」という、素朴で子供らしい発想がある気がしてきたんです。
さらに次の例を見てみましょう
This medicine will make you feel better.
(この薬を飲めば気分が良くなるでしょう)
これも直訳すれば、
「この薬が、君を元気にさせる」です。
薬が、まるで意思を持って人を助ける、助けたがっているように見えませんか。
さらにもう一つ。
Illness kept him from going out.
(病気のため、彼は外出できなかった)
これも直訳すれば「病気は彼が外出するのを妨げた」です。
「病気」が主語になり、悪意で?人間の行動を止めてるみたい見えませんか?
あるいは、
Airplanes enable you to travel abroad in a short time.
(飛行機によって短時間で海外旅行できる)
直訳は「飛行機は君たちが短時間で海外旅行するのを可能にする」
やはりここでも「飛行機」が、人間に能力を与えているようです。
こうして並べてみると、英語ではモノや状態が、かなり積極的に“行為者”として描かれます。
日本語よりずっと、世界全体が生き物に近いーそんな印象さえしてきます。
② 英語は身体で世界を見る
― mouth, face, neck…
英語のもう一つの生き生きした「子供らしさ」は、身体パーツの比喩です。
たとえば、
the mouth of a river
(川の口=河口)
the face of a cliff (断崖の顔=断崖の面)
これらは日本語でも「河口」や「面」なので、一見同じに見えます。
でも日本語の「河口」も「面」も、熟語として固まり「口」や「顔」の感覚はかなり薄れている気がします。
他方、英語の
the mouth of a river
the face of a cliff
は、日本語よりずっと、文字通り「川の口」「断崖の顔」に感じられるようです
他にも、
the legs of a table(テーブルの脚)
the head of a nail(釘の頭)
the face of a clock(時計の顔=文字盤)
the hands of a clock(時計の手=針)
the back of a book(本の背)
the neck of a bottle(瓶の首)
など、英語には身体の比喩がとても多い…
つまり英語では、モノを「人間の身体」に寄せて捉える傾向が強いようです。
本に「背中」があり、瓶に「首」があり、時計に「顔」や「手」があるー
こういう表現を改めて眺めていると、英語は案外、かなり身体感覚的で、子供っぽく、生き生きした言語なのでは……という気がしてきませんか?
④ 英語は、もっと近づきやすい
今回こんな話を書いたのは、単に面白かったからだけではありません。
英語は、もっと親しみやすいものなんだとあなたに感じてほしかったからです。
もし英語が、
・モノを生き物みたいに動かし
・身体で世界を捉える
そんな素直な「子供っぽい」言語であるなら、少し近づきやすくなりませんか?
英語学習というと、つい「勉強・努力・暗記」のような真面目なイメージが浮かびます。
でも実際には、童心に帰り、世界を素朴に見直すー
・子供の遊びを久しぶりにやってみる
・昔の童謡を歌ってみる
・フォークダンスを踊ってみる
そんな感覚に近い部分もある気がします。
英語のとっつきにくさもなんだか減りそうですね。
英語は、とっつきにくい外国語ではありません。
ハードルは、思っているよりずっと低いのです。
私立学校に英語教師として勤務中、40代半ばに差し掛かったころ、荒れたクラスを立て直す策として、生徒に公言して英検1級に挑戦することを思い立つ。同様の挑戦を繰り返し、退職までに英検一級(検定連合会長賞)、TOEIC満点、国連英検SA級、フランス語一級、スペイン語一級(文科大臣賞)、ドイツ語一級、放送大学大学院修士号などの成果を得る。
アメリカで生徒への対応法を学ぶ為に研修(地銀の助成金)。最新の心理学に触れた。4都県での全発表、勤務校での教員への研修を英語で行う。現在も特別選抜クラスの授業を全て英語で行っている。「どうやって単語を覚えればいいですか?」という良くある質問に答える為、印欧祖語からの派生に基づく「生徒には見せたくない語源英単語集」を執筆中。完成間近。常日頃洋書の読破で様々な思考にふれているが、そうして得た発想の一つを生かして書いた論文がコロナ対策論文として最近入賞。賞品の牛肉に舌鼓をうっている。元英検面接委員







