【World Life】とは?
スポンサーリンク

スナイパー・ゴルゴ13の語源

World Lifeな生活
この記事は約3分で読めます。

突然ですが、あなたは「予感」を信じる方ですか?

私一度だけ大事件を予感したことが。

マンガ好きな方なら「ゴルゴ13」ご存じでしょう。超人的スナイパーの物語。私週刊誌で毎週さいとうたかを氏のゴルゴをチェックしてた時があったんです。

ある時、ページ開けた途端「あれっ?」と。いつもの「ゴルゴ13」が別作品のよう。人物がのっぺり、輪郭も変に丸い感じ。変化の理由確かめたくて小学館にすぐ電話したんです。

電話に出た方が「そうすか? 気づかなかったけど。担当に聞いときます」それだけ。

何も確かめられないまま数週間モヤモヤと。

そしたら突然TVニュース「ゴルゴ13作者、さいとうたかを氏死亡」。「やっぱり」と私一人合点。大勢の共同作業の漫画作り。要の方が倒れ、マンガの感じが変わるほど混乱したんだと。

この大事件の予感、ホンモノだったのでしょうか?

さて推測の当たりはずれより、私が惹かれるのはやはり語源。今回は所縁の「スナイパー」と「ゴルゴ」を見てみましょう。

スナイパーが馬面で鼻づまり?

Sniper(スナイパ/狙撃手)はsnipe(スナイプ/シギ)の語尾を-erにしたものです。-erは「~する人」の意味。例えばwhale(ホェイル/鯨)をwhaler(ホェイラー)にすると「捕鯨者」。

Sniperは「シギを撃つ人」。「シギを撃つ人」が「狙撃手」という単語になったなんて、シギが狩人なんかの腕自慢の標的にされていたのかもしれませんね。

Snipe(シギ) + -er (~する人) →Sniper「シギを撃つ人」

次にSnipe(シギ)は、snout(スナウト/コリ―犬や馬等の鼻、長い顔)由来らしいです。つまり「長い馬面した鳥」の感じ。実際のシギの画像見たら、確かに鼻と言うか顔がぐっと長め。

さらにSnout(スナウト/犬や馬等の鼻、長い顔)の語源を辿ります。一説では、鼻から息がスーハ―する音が語源。結局「スナウト」は鼻声とか鼻詰まりの音みたい。シギの鳴声をYoutubeで聴いてみたら…「フッンキョ、フッンキョ」みたいな感じ。鼻にかかってると言っていいかも。

ゴルゴから、馬面と、鼻詰まり…..こんなイメージ思い浮かべてしまうの、私だけでしょうか?

Sniper(狙撃手―シギを撃つ人)―snipe(シギ)―snout (長い顔・馬面)―(鼻声)

ゴルゴ13が髪の毛を失う?

Golgo(ゴルゴ)という名前の由来は、イエス・キリストが磔になった、ゴルゴダの丘「Golgotha(ゴルゴタ)」だと言われています。ゴルゴ13ファンの方はご存知かもしれませんね。

Golgotha(ゴルゴタ)は、当時キリストが話したアラム語の地名で、意味は「髑髏(どくろ)の地」。地形がドクロに似ていたのかもしれません。

さて英語では、Golgotha(ゴルゴタ)を、Calvary(カルヴァリ)と言うようです。

そしてCalvaryは、Calva辺りに単語DNAが1つ。このDNA、発音は元々「クラヴォ」みたいで、意味が「ハゲ」なんだとか。これどういうことなのでしょう。

実はCalvaryはラテン語が語源。英語にはGolgotha(ゴルゴタ)という地名が、ラテン語訳Calvaryで入ったのです。そしてラテン語訳の時、元々Golgothaにはなかった「ハゲ」のDNAが入ったらしいのですね。

Golgo(ゴルゴ)
  ↓
Golgotha(ゴルゴタ「髑髏の地」)
  ↓
 ラテン語←ハゲのDNA
     ↙
英語Calvary (カルヴァリ/「髑髏の地」)

Golgoから英語のCalvaryまで辿ったせいで、ゴルゴが「ハゲ」のイメージにまで繋がってしまいました。

英語を楽しく!

ゴルゴ13関連で調べた語源、馬面で鼻声の狙撃手。まさか髪の毛は後退しない?…次から次へと意外なイメージ。

こんな発見?に驚きながら、英語を楽しく学んでいけたらいいですね。


追伸 
シギの鳴き声
https://www.youtube.com/watch?v=eY8Rhf1HTCw

タイトルとURLをコピーしました