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ニューヨークで銃乱射相次ぐ

World Lifeな生活
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こんにちは
NYのKayoです。

この夏のニューヨーク州では、銃乱射事件が、どうも頻繁に起きているように感じます。

物価の果てしない上昇や失業問題など、政治に対する不満など人々の怒りが、こういう事件に現れるのでしょうか。

7月26日にブルックリンのイベントで、同月29日にはマンハッタンのミッドタウン、NFLNational Football League / ナショナル・フットボール・リーグ)の入っているオフィス・ビルディングで、そして今月に入ってからは、8月9日深夜にタイムズスクエアで、そして8月17日未明にはブロンクスのレストランでと、多数にわたる死傷者が出ています。

7月29日に起きたニューヨーク、マンハッタン・ミッドタウンでの銃乱射事件。

ラスベガスから銃を車に積んで、延々と4000km 以上ある道のりを数日間、ニューヨークまでドライブしてきたらしい。いくらニューヨーク州で銃規制は厳格化されている、と言っても、他の州で購入して車で持ち込まれてはどうしようもない。なので、いまだニューヨーク州も拳銃の数は未知数なのでは、と思われます。

銃乱射と聞くと、昔はライフル銃をイメージしたものですが、最近はアサルトライフルという、一発ずつ撃ったり自動で撃ったり、と切り替えができる銃も増えてきているそうです。

ただ、この時使われたものは、軍隊用のアサルトライフルによく似た、一発ずつしか打てない、セミオート銃だったそうです。

アメリカのギャング映画とかによく出てくる、ダダダ、ダダダダダと引っ切りなしに弾丸が出てくるマシンガンと言うのは、1930年代にギャング映画が盛んだった頃によく使われた言葉でしたが、実際には、全自動銃(フルオート銃)と言うのは、普通の人には、制御できないものだそうです。

特別に訓練された、軍隊でのみ使用されるものらしく、アメリカでは、マシンガンと言う言葉ももうほとんど使わないそうです。

乱射と聞いて、そんなことを思い出しましたが、そんな銃の話をされても、日本に住んでいれば、なんだか絵空事のようですよね。

というのも、私は『相棒』はじめ日本の刑事物のドラマが好きで、よく見ていましたが、日本のドラマの殺人のシーンは、大抵花瓶など鈍器で頭を殴るとか、横断歩道から突き落とすとか、果物ナイフで背中を刺すとか、そんな感じで、銃をつかった殺人シーンは少ないように思いますので。

そういったところでも、銃と距離を取られているのはいいことだと思います。こちらでは、銃による殺人が身近にある感じです。

先日の銃乱射事件に話は戻りますが、この犯人は、高校時代にアメリカンフットボールの選手として活躍し、それでその競技中に頭部を打ち脳震盪などを起こしていたそうです。

そのためにCTE(慢性外傷性脳症)を発していたとされ、怒りを制御できないなどの症状に苦しんでいた。それでついにNFLを銃撃しよう、と思い立ったらしい。

プロのスポーツ選手がリタイア後、いろいろな病気で苦しまれるのは聞きますが、脳の損傷とはとても気の毒なことです。現在警察は彼の脳をよく調べて、実際にそれを発症していたのかどうか、そしてその原因まで追求できれば、と言うことらしいですが、結果が出るまでにかなり時間がかかるのだそうです。

本人はその場で自殺したそうですが、巻き添えをくって亡くなった方々に、どうやってお詫びするのでしょう。これら事件のすべての被害者の方々に、心よりお悔やみを申し上げます。

 

いずれの事件も、観光客も多く、人々が集まる場所。単に、そのタイミングでその場所に居合わせた、運が悪かった、と言えばそれまでのことですけれども、もしニューヨーク旅行等計画されておられたら、ぜひお気をつけください。

人混みには近づかない、これが賢明なようです。

私もなるべく人混みには近づかないように気をつけたいと思います。

今回はここ最近で印象的だった銃乱射事件について、ニューヨークよりお届けしました。
暗いニュースでごめんなさい。

では、また来週。
Kayo

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