先日、ニュージャージー州に泊りがけで行った際、朝にはとにかく、おいしいコーヒーを飲みたい、と思ったんですが、ビーチのホテル周辺にはセブンイレブンしかなかったので、行ってみることに。
いろんな種類の、おいしいおにぎり、お弁当やとろろそば、そしてお酒も、日本酒や焼酎からウイスキー、カクテルに至るまで、各種スイーツまで、あらゆるものが隙間なく置いてある、大好きなセブンイレブン、日本の場合は、それが当たり前ですよねぇ。
でも、アメリカのセブンイレブンは全然違うんです。
まずお店に入ると、お店の半分くらいのスペースに、ドリンクマシーンがドーンと置いてあるんです!
1、コーヒー
アメリカでは、人々がまず起きて飲む1杯のコーヒーが、その人の1日を決める、と言われています。なので、セブンイレブンでは、まず、風味と香りの完璧なバランスを提供するために、最高級の、世界で最も評判の良い生産者から調達されたプレミアム豆コーヒー豆を、醸造する技術を習得したそうです。素晴らしい!
引きたての豆で、いつも最高の味を届けることが出来るように、フレッシュさに重点を置いているらしい。そして6杯買えば、7杯目は無料☆
秋には、この夏が終わるとすぐに、「パンプキン・スパイス・ラテ」が登場です。ここアメリカでは、夏が終わればサンクスギビングの感謝祭、パンプキンは欠かせません。
2、ホットチョコレート
夏でもやっぱり大人気のホットチョコレート。夜、寝る前に飲むと落ち着くと言うのをよく聞きます。多分日本で言うホットココアの事だとは思うのですが、チョコレートと聞くと、心が惹かれます。調べてみましたら、同じカカオ豆が原材料ですが、そこへ行き着くまでの工程が、少し違うみたい。でも味はとても似ているかと。
3、スラーピー
そして、この大人気の商品名は「スラーピー」!なんだかきれいな色の、シャーベットよりはちょっとだけ液体っぽい感じのものです。この店には6種類ありました。海外のセブンイレブンでは大人気の商品だそうです。
チェリー、ブルー・ラズベリー、コカコーラ、マウンテンデュー。お、そして隣のマシンには、ピナ・コラーダとピーチ。とにかく色彩が鮮やかなので、若者の心を誘うようです。値段も安い。普通のカップで1ドル、エクストラ・ラージのどでかいカップでも2ドルです。
このスラーピーについて、セブンイレブンのホームページにこんな記載があります。
It’s the timeless nostalgia. The bold flow. The right to indulge. The amplified taste. That jolt of joy. Express your true self and treat your tastebuds to electrify your day.
(それは時代を超越したノスタルジア。大胆な流れと、増幅された味。その喜びの揺れ。あなたの、本当の自分を表現し、あなたの一日を電化するために、あなたの味覚を扱います。)
何か、飲むと、しびれるような感覚に襲われるみたいです(笑)
スラーピーの由来は、同じくホームページの記載によると、
1950年代、オマー・ネドリックスの経営するレストランの、炭酸飲料のマシンが壊れたのが発端。彼は冷凍庫にソーダポップを保存、そこで冷凍ソーダを飲み物に変えるアイデアを思いついたそう。
彼は自動車のエアコンの部品を使って、シンプルな冷凍飲料機を作ったが、それが現在の、このセブンイレブンでの大ヒット、サマードリンクになったそうです。
さて肝心のお味なのですがすみません、私がここで飲んでみて、感想を書けば良いのですが、この手のものは苦手です。なので、味は想像でお楽しみください。(笑)
ちなみに、なんと素晴らしいことに、このスラーピーマシンはセルフサービスなので、自分でいろんな味を混ぜることができるのだそうです!凄い。想像もつかないけれど、なんだか凄いのができそう(笑)
さて来週は、ドリンクに引き続き、ここには見たことのなかったフードがあったので、「セブンイレブン、ニュージャージー州のフード編」をお送りします、お楽しみに。
世の中、毎日、自分が知らなかったことがいろいろ見つかります。人生って、面白いね。
それではまた来週♫
Kayo
P.S.
だんだんと涼しくなってきました。季節の変わり目ですが、どうぞ体調整えて、毎日お元気でお過ごしください。ではまた来週。ハロウィンが近くなってきたニューヨークより。
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。