ニューヨークは、クリスマスのホリデー・シーズン、真っ只中。
町中にクリスマス・ツリーやクリスマス・ソングが溢れ、アメリカでは、お歳暮などのお買い物は無い代わりに、笑顔が見たい人たちへ、クリスマス・ギフトをプレゼントします。
お歳暮なら一軒に一品で済みますが、クリスマス・プレゼントとなるとそうはいかず、一人ひとりにその方に喜んでもらえるようなものを用意し、それ用のクリスマスの模様のついたラッピング・ペーパーで包み、赤や緑のリボンをつけたりして、クリスマスまでに用意します。私の知り合いの女性は、ある年には、127個のプレゼントを用意したと言っていました。
それだけでも大変な手間と量だとは思いますが、その後、クリスマスまでに、それらのプレゼントを各家庭にデリバリーして回るのも、また一仕事です。各家庭のクリスマス・ツリーの下に、その宛名カードを付けたプレゼントを飾るわけですね。
ニューヨーカーたちもご多分にもれず、12月も半ばを過ぎれば、プレゼント購入に走り回るのは毎年のこと。よく聞いてみると、去年いただいたもので使わなかったものを、今年は他の方にプレゼントしたり、だとすると、自分が送ったものが数年後に自分のところに戻ってきたりするかもですよね(笑)。
さて、今回は、そんなニューヨークの、これでもか!と言うぐらい、それらのギフト用品のショップが軒を並べているホリデー・マーケットを、ご紹介。
こちらは、コロンバス・サークル。マンハッタンの、ブロードウェイと59丁目の交わるところ、ちょうどセントラルパークの角にあたる、噴水があるところです。
このシーズナルなマーケット、11月29日から12月24日まで、パンデミックの時以外は、毎年、仮設のベンダーで、なんとA, B, C のセクションに分かれ、各30軒から60軒と、総数で127もの店舗が軒を連ねています。
美術品、アクセサリー、キッチン用品、ホーム・グッズ、クリスマスの飾り付け用のオーナメント、帽子、鞄、キッズ、デザイナー衣料品などなど、あらゆる可愛いもののお店が満載なんです。
◯ホリデーマーケットサイト
https://www.urbanspacenyc.com/columbus-circle-holiday-market/
そんな中で、ホント一部ですが様子を撮ってきたのでお届けします。
まずはツリーに飾るオーナメントのお店☆
プレゼントの定番?、アクセサリー店
小人向けのぬいぐるみかな
アロマキャンドルのお店
絵画やポスターなんかも色々売ってます☆
バッグも色々☆
こんなライト部屋に飾ったら楽しそう☆
綺麗な柄のトレイのお店や、繰り返し使えるキッチンペーパーのようなもの
日本でいう布巾といったところでしょうか。
とってもカラフルな靴下のお店☆これにプレゼントは入れないと思いますがw
フードトラックも出ていますよ☆
実はホリデーマーケットは、ニューヨークのマンハッタンでは、ここだけでなく、あと数か所でも同じような感じでお店が並んでいて、街はホリデー・マーケットで賑わっています。
ユニオン・スクエア、ブライアント・パーク、そしてブルックリンではボロー・ホール。このクリスマスのホリデー・シーズンならではの、醍醐味です。
この時期ニューヨークに訪れる際には、ホリデーマーケットを回るのも、楽しいと思います☆
さて、ニューヨークのクリスマスと言えば、ロックフェラー・センターのクリスマスツリーが思い浮かぶ方も多いかもしれません。これもせっかくの季節ものなので、出かけて写真を撮ってきました。スケート場付き、お決まりかもですが、フォトお届けしますね。
それではまた来週♫
Kayo
P.S.
あっという間に年の暮れ、そしてクリスマス。私は今年こそは日本風にしてみようと思って、とりあえず日本食のスーパー・マーケットでお蕎麦とお餅を用意しました。簡易ですけれど(笑)この2つさえあれば、なんとなく日本の年越しの雰囲気出るかな。
ニューヨークの今年のクリスマス、予想気温は、最高気温がマイナス4度、ちょっと寒いですね。
どうぞくれぐれも暖かくして、良い年の瀬をお迎えください。
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。