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ドギーバッグとフードロス?

World Lifeな生活
この記事は約5分で読めます。

“Oh, why don’t we ask for a doggy bag?”
(じゃあ、ドギーバッグをお願いしようか。)

“A doggy bag? What is it?”
(ドギーバッグ?何それ?)

突然の出だしで、何だ?と思われた人もいるかもしれませんが、
実はこれ、中学の英語の教科書に載っているやり取りなのです。

著作権の関係で、実際の文章やシチュエーションは全然違うのですが
料理を食べきれずにいたときの会話です。

今や、多くの日本人も知っているこの “doggy bag(ドギーバッグ)”という言葉。
直訳すると、「ワンコ用の袋」となり、
ご存じの通り、「お持ち帰り用の入れ物」という意味です。

アメリカではその昔、食べきれなかった食べ物を持って帰る際に、
「うちの犬へ持って帰りたいので、袋をいただけますか?」

という意味で、 “doggy bag”と言っていたんだそう。


でもね、ちょっと私の心に引っ掛かってしまったのです。

そう、この “doggy bag”という言葉が…。

なぜだかわからないのですが、なんとなく

「本当に使うのだろうか?」

と思ったのです。

私はペット関連の記事も書いていますが、
現代では「人間用の味付けをした食べ物」を
犬や猫にあげることはまずあり得ません。

なのに冒頭でもご紹介したように、
今でも中学の英語の教科書で例文として使われている…。

「本当に今でもドギーバッグって一般的に使われているのだろうか…?」

と疑問に思ったのです。

そこで、アメリカ人の友人数名に直接聞いてみることにしました。

すると返信が来てびっくり。

全員が全員、

「使わない」

とう返答でした。

「意味はわかるけど、doggy bagという言葉はもう使わないよ。」
「お年寄りが使うって感じ?」
「完全にoutdated(時代遅れ)」

というように、知ってはいるけれど「もう使わない」という意見が大半。

中には、

「doggy bagって聞くと、ワンコのお散歩のときにワンコのウ〇チを拾う袋かと思っちゃう。」

という、本来の意味ではなく単語から意味を連想する人も。

“That expression has become pretty rare in the last few decades.” (その表現(ドギーバッグ)はこの2~30年でかなりレアになったよ。)

ということで、もしかすると30歳以下の人にとっては、
「ほとんど馴染みのない単語」になっているのかもしれません。

やっぱり!私の感はなかなか鋭かった(笑)
言葉って生きているんですもの。時代によって変わるのですよね。

じゃあどう言うの?と思われたあなたも素晴らしい!

最近では、持ち帰り用の容器という意味で
“to-go containers”や、単に “containers” や “box”と言うそう。

“Can I have a box to take this home?”(これを家に持ち帰るための箱をください。)
“Can I please get this ‘to-go’?”(これを持ち帰りにしてください。)

などと、そのままの感じで言うそうです。

こんな感じで、アメリカでは料理を食べきれなかったときには
持ち帰りの容器に入れて、残った料理を持ち帰るのはとても一般的。

確かにうちの冷蔵庫の中には、
お母さんや私がそれぞれ食事に行った際の料理などのleftovers(残り物)が
よく入っていました。

残り物をちゃんと持って帰る文化っていいなぁ、と思います。

最近、テレビなどでもフードロス(食品ロス)という言葉をよく耳にします。
フードロスとは、まだ食べることのできる食品を捨ててしまうこと。

日本では残り物を持ち帰ることをOKとしない飲食店も多くあります。
それは、食中毒などを懸念してのこと。

持ち帰って、数日後に食べてお腹を壊したとか言われると困りますもんね。

でもそれって、本来は自己責任。

今、このコロナ渦でテイクアウトもかなり増えてきているので、
店内飲食をして残った場合、持ち帰ってもOKという風潮にならないかなぁ。


さて、ここでちょっと学習を!
たまには少しまじめなお話を(笑)

消費者庁 消費者教育推進課の発表している
「⾷品ロス削減関係参考資料(令和2年3⽉31⽇版)」を見てみると、

日本人の年間フードロスは643万トン(平成28年度推計)。
これは、毎⽇⼤型(10トン)トラック約1,760台分を廃棄していることになるそうです。

でもまだピンときませんよね。

では1⼈当たりに換算してみましょう。

その量は、日本人1人が年間に51kgのフードロスを出している、
ということになります。

51kgですよ!
年間1⼈当たりの⽶の消費量が約54kgというのですから、
その量の多さは容易に想像がつきます。

それだけ、日本でもフードロスを出している、ということなのですね。
なので、アメリカの「持ち帰り文化」のような習慣は本当に良いと思います。

私はいつも思うのです。

料理って、野菜であろうがお肉であろうが、それは

「命をいただいている」ということ。

私たち人間のために、その植物や動物たちが

「命を捧げてくれている」

と言うことなのですよね。

だから、できれば

「廃棄するようなことはしたくない」と思うのです。

ちゃんと感謝して美味しくいただく。

食べきれなければ、持ち帰る。

いつもそう心がけるようにしています。

この「残りものは持ち帰る」という習慣を

日本でも根付かせることができれば、

日本のフードロス問題も少しは緩和されるかもしれませんね。

さて、みなさんは外食した際、出された料理は全部食べていますか?
どうしても食べきれなかった場合、どうしていますか?

今度、そのような状況になった場合、
ぜひ、店員さんに聞いてみてください!

「持ち帰り用の容器をいただけますか?」と。

もしも断られたら、「自分の責任でちゃんとしますから大丈夫ですよ。」
と言えば、OKしてもらえるかもしれません。

そうやって、少しずつ広がっていって、将来的には「持ち帰り」が
日本でも当たり前になればいいなあ。

でも、ドギーバッグとは言わないでくださいね。
outdated(時代遅れ)です。

お気をつけを!(笑)

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