ここNYでは、10月から12月年明けまで、なんだか心がウキウキするシーズン真っ只中です。10月は最終木曜日がハロウィン。小さな子供たちの仮装を見たり、中にはご両親揃ってファミリーでコスチュームをバッチリ決めてる方たちもあり、それはそれは見物に出かけるだけでもじゅうぶん楽しかった。
そして、11月の最終木曜日は、サンクス・ギビング・デー。ファミリーと集まったり、友人たちとパーティーを開いてもいいし、普段は忙しくてもこの日ばかりは、クッキングに時間を割いても良いし。聞いた話では、ターキーを焼くには4時間ぐらいかかるそう。
日本では、ハロウィンが終わったら次はクリスマス、という感じようのですが、こちらでは、サンクスギビング・デーが一番のイベントです☆
そして12月は言わずと知れたクリスマス、その1週間後にはニューイヤーズ・イブへと、楽しい日々は続きます。
ニューヨークのホリデー・シーズンは、人々が笑顔で、「ハッピー・ホリデー!」と声をかけあったり、そして、あらゆる街のデコレーションや、ライティング、TVの何気ないコマーシャルまでもがクリスマス風にセットアップされ、キラキラしてとってもフェスティブです。
私は仏教徒なので、クリスマスとは実は全く関係ないのですけれども(笑)、心がウキウキしてしまいます。
あと、ホリデーシーズンは、アメリカでは、ちょっと自分にあまくてもいいらしく、普段はダイエットのために、甘いホイップクリームのケーキはなるべく食べないようにしてたり、カロリーの高いシャンパンはなるべく飲まないようにしていても、ホリデーシーズンぐらい、いいじゃない?って言う周りの声についつい乗せられて、それらを買っちゃったりします。
クッキーの詰め合わせとかも、ちょっと大きすぎるかも、と思いながらも、ここで購入しておけば、後ほどお友達に分けてもいいし、そしたらもっと、きっとみんなで楽しくなれるから、とかなんとか、なんだか普段は購入しないものも、色々と買い物したりしています。
普段使わないことにお金を使うって、なんて楽しいんでしょう!1年に1度だけ、楽しんじゃいます。
昨年、記事に書いた覚えがありますが、もうすぐクリスマス・ギフトを満載のショップ、「クリスマス・ホリデー・マーケット」が、ニューヨーク・マンハッタン等の、有名なパークのあちこちにポップ・アップします。
美術品、アクセサリー、キッチン用品、ホーム・グッズ、クリスマスの飾り付け用のオーナメント、帽子、バッグ、キッズ、デザイナー衣料品などなど、あらゆる可愛いもの盛りだくさんのお店が並び、定番だけど、ホットチョコレートも楽しみ♪また様子はまたお伝えしますね。
今週はそんなウキウキな感じをお伝えしました☆
それではまた来週♫
Kayo
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。