普段何気なく利用している地下鉄の駅。壁には様々なポスターが貼られていて、定期的にどんどん変わっていきます。
近々封切りの映画やテレビ・ドラマ、ニュース・ショー、スニーカーやブランドの商品から、各種学校、インターネットのアプリに至るまで、あらゆる広告が大きな紙面に表示されています。
最近のものは文字数が減り、タイトルのみ、またはバーコード1つ、とか言うのも増えました。
今日は、先日見つけた、サブウェイ・ステーションで私が興味を惹かれた3枚のポスターを、ご紹介。
詳細はネットで調べました。いろいろと知らなかったことがわかってきました。(笑)
コート寄付受付中
とっても寒そうな自由の女神!。18世紀後半のアメリカ独立戦争の時、フランスの援助で自由を勝ち取ったアメリカ合衆国に、フランスから100周年記念として送られたフリーダムのシンボルとも言うべき自由の女神が、あまりの寒さに凍えています。
このポスターはあまりにも印象的で、私もこの団体をずっとちゃんと調べたいと思っていました。
「The New York Cares Coat Drive / ニューヨーク・ケアズ・コート・ドライブ」
https://x.gd/fFEPt
このプログラムは36年目を迎え、ニューヨークを暖かくするためにこの冬も戻って来た!とあります。
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>今年も、暖かい冬用コートを集めて配るだけでなく、孤立と苦難に直面しているニューヨーカーに寄り添い、尊厳や経済的安定を支える大きなプログラムで、市全体のキャンペーンです。
>何故なら誰もが、あたたかいコートにくるまるべきだからです。
>もし皆さんがあまり着なくなったコート、これをお友達や家族と一緒に、街にある収集箱に入れるだけで良いのです。ニューヨークで、この毎日零下の中、寒さに凍えている人たちが、少しでも温まるように。もちろん寄付金でも大丈夫です。
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今年は85,000着のコートを集めようとしているらしく、コートを集める場所は、今のところニューヨーク中に92カ所あるそうで、マップもちゃんと出ています。
このボランティア団体は、1987年から始まったニューヨークで1番大きなボランティア団体なのだそうです。
私は、昔から物持ちが良くて、同じ洋服を10年ぐらい普通に着ているのですが、ちょっとそれを振り返ってみるのも良いチャンスかと思いました。
パンデミックの3年間は本当に外に出ることもなかったし、それは目をつぶるとして、でも随分と古いコートが、着るチャンスもなく大事に取ってあります。
自分の家のコートかけにかかっているよりも、着てくださる方があれば、それに越した事はありません。今年は出遅れたけれど、次回はぜひ、これに出すつもりで考えようと思いました。
スマホ充電器ロックソケット?
会社や共同住宅などで、必要なものなのかな?と、自分では考えもつかなかった商品なので、ちょっと気になりました。
抜け落ち防止のためにロックするのでしょうか。
カフェや空港などの公共の場の充電ステーションで、盗難防止と言うこともあるのでしょうか。でも普通は携帯電話も一緒ですから、すぐそばで見てますよね…
この商品は、結構不思議。やっぱりゆるいコンセントの抜け落ち防止でしょうか…。
Amazonでも販売されていました
https://x.gd/k4efL
3000円位するものですし、会社の自分のデスクそばのコンセントに、チャージャーを置きっぱにしたい人用ですかね… チャージャー位、小さいし軽いし、バッグに入れて自分で持ち運べばと思いますが。アメリカ人の友人に聞いてみても、この必要性はよく分からない、っという感じでした(笑)
使っている方あれば、使い道を教えて頂きたいです。
スーツ・ラ?
最初何のコマーシャルだかわからなかったのですが、なんだかかっこよさげなので、フォト撮ってみました。「SUITS LA」で検索してみたら、一番最初に表示されたのが、こちら。
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1930年以来、ファッション、ベーシック、トラディショナル、ビジネススーツ、スポーツコート、シャツ、タキシードまで、ヨーロッパ風にこだわった幅広いセレクションを持つメンズウェアの、高級ブランド。最高の品質と手頃な価格を保証します。
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なんか違うな、って思ってもう少し調べてみたところ、こっち↓だったんですね(笑)
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これ実はテレビドラマのコマーシャル。4チャンネルNBCのテレビシリーズ・プレミアが、2月23日(日)に放映になるそうで。
気になるお話は、どうやらエリートのお話みたいですね。スーツが似合うってことなのかな。
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>ニューヨーク出身の元連邦検察官である「テッド・ブラック」は、ロサンゼルスで最も有力なクライアントの代理人として、生まれ変わった。
>彼の会社は危機に瀕しており、生き残るためには、キャリアを通じて軽んじてきた役割を受け入れなければならない。 テッドの周りには、テッドへの忠誠心と互いへの忠誠心が試される豪華な登場人物たちがいる。 数年前、テッドが愛する人たちすべてを置き去りにするきっかけとなった出来事をゆっくりと紐解きながら、これらすべてが進行していく。
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ふむふむ。スーツが似合うと言えば、弁護士。アメリカらしいストーリー展開のようで、こういうの、面白そうですよね。
ただ、普通のテレビ放送だと日本語字幕が付いていないので、弁護士の法廷ものの会話となると、結構日常会話以上に難しい単語が多くて、ついていくのが大変なので、これがHulu とかアマプラになってくれれば、日本語の字幕が出るものが多いので、楽しめるかもしれません。その日を楽しみにします。
今日は地下鉄のポスター3枚ご紹介しました。また面白そうなポスターを見つけたら、ご紹介しますね。
それではまた来週♫
Kayo
平木かよ / Kayo Hiraki
ニューヨーク在住 2017年より、世界屈指の米国グラミー賞の投票権を持つ。同じく米国スタインウェイ・ピアノ公認アーティスト。現在、グリニッジ・ビレッジのジャズの老舗「Arturo’s」のハウス・ピアニストとして、週に5日、自己のトリオで演奏活動を続けて26年目。ニューヨーカーに、スイングの楽しさを届けている。ベースの巨匠、ロン・カーターとのトリオで、ブルーノート・NYへも出演。JALの国際線機内誌でも、海外で活躍する日本人として大きく取り上げられた。また、舞台「ヴィラ・グランデ青山」では山田優がジャズシンガーに扮するシーンでの、ミスティーのピアノ伴奏。カナダ・トロント・リールハート国際映画祭でブロンズメダルを受賞した映画「Birth Day」への挿入曲提供と共に、ピアニスト役で出演。フランス・パリ日本文化会館での館長招聘コンサートや、台湾にて、最大規模を誇る、台中ジャズフェスティバルへの出場など、世界を股にかけるスイング感あふれる彼女のピアノとボーカルには、定評がある。定期的に、くにたち音楽大学ジャズ専修で講義を持つ。