【World Life】とは?

アメリカ軍人に呼び捨てにされた?!

World Lifeな生活
この記事は約5分で読めます。

Hey, Guys!
月曜日のSwatchです。

現在のようにSNSで英語のネイティブが、日本人に英語を教える動画を毎日のように更新しているのを考えると、Swatchが英会話を始めた半世紀前に比べれば、日本国内で留学しているようにに感じます。

ネイティブに英語を学ぶことで、あなたの英語の発音が「伝わる発音」に近くなることがメリットです。伝わる英語という感覚は、テキストなどの文字情報で英語を勉強し、外国人に通じなかったという経験のあるあなたなら、うなづけると思います。

Swatchも、米軍とのやり取りの中で、上司を呼び捨てにする軍人に会ったことがあります。

その上司は、加納と言いましたが、米軍人から「加納、加納」と呼び捨てにされ、気色ばんだことがあります。

<加納、加納と呼び捨てにされた上司>

最近、自衛隊員の階級を変える議論がありますが、なかなか難しいものがあります。

例えば、今回話題にする1等陸佐は、米軍の階級では、Army(米陸軍)の Colonel(大佐)を意味します。
1等陸佐を「いっとうりくさ」と読み、通常は略して「1佐:いっさ」と呼びます。

この略は、自衛隊の陸・海・空共通の呼び方になり、3自衛隊とも「いっさ」通用します。

一方、英語では、軍種により「大佐」の呼び方が違います。

Army(陸軍)は“Colonel”
Navy(海軍)は、“Captain”
Air Force(空軍)は、“Colonel”
Marine Corps(海兵隊)は、“Colonel”

となります。

面白いことに、海軍ではCaptainが大佐なのに対し、その他の3軍種(陸軍・空軍・海兵隊)の“Captain”は、「大尉:たいい」なのです。
分かりやすく示すと以下の通りです。


階級の呼び方も軍種によって違うので、なかなか面倒なところが軍事英語です。

さて、本題に戻りますと、その米軍人が何故、加納1佐を呼び捨てにしたかというと、実は英語の発音に原因があったのです。

最初に、陸軍、空軍、海兵隊に共通の大佐の英語は、“Colonel”です。ローマ字読みあるいはカタカナ表記にすると、「コロネル」と読めそうですね。実は、違うんですね。
あなたは、この画像を見たことがありますよね。


そうです。フライドチキンでフランチャイズ(KFC)を作り上げた有名人です。
彼の愛称は、Colonel Sanders です。

読み方は、「カーネル・サンダース」です。

とすれば、Colonelは、「コロネル」ではなく「カーネル」と発音することが推測できます。

因みに、「Colonel / カーネル」は、軍隊の階級「大佐」ですが、彼が軍人だったのではありません。

彼が住んでいたケンタッキー州では、州に貢献した人に「ケンタッキー・カーネル」という名誉称号(名誉大佐・名誉州民)を与える決まりがあったんです。
つまり、ケンタッキー州の名誉市民サンダース氏という意味です。

<アメリカ人の英語は、話しやすいように変化する>

「加納、加納」と呼び捨てにされた、加納1佐は、頭に来ました。親しくもないに、苗字を2回も呼び捨てにされた。

本当に呼び捨てにされたのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。
カーネル・サンダースのカタカナ書きで読めば、Colonel Kano(加納1佐)は、「カーネル・カノー」となります。コロネルではないので、どちらかというと、英語の発音に近いものだと推測できます。

ところが実際には、ネイティブは「カーネル」と発音しません。

Colonelが、「コロネル」ではなく、「カーネル」と変化するだけで、日本人は「やっぱ、ネイティブ発音は違うわな~」と思ったりします。いえいえ、実際には、さらに変化するのです。

アメリカ人は、Colonelを「カーネル」ではなく、さらに音便化(音を読みやすいように変化させること)して、「カーノー」と発音するのです。

具体的には、“nel”を「n+el」と分解し、elを「オ」と発音します。それで、「カーノー」です。

加納1佐の苗字は、“Kano”ですから、「カノー」と発音します。Colonel Kanoは、ネイティブが発音すると、「加納、加納」に聞こえます。

言われた本人にしてみれば、アメリカ人にいきなり「加納、加納」と呼び捨てにされたと思います。

このように、アメリカ人の話す英語(アメリカン・イングリシュ)は、日本人には理解できないほど音が変化します。そういった認識を持っていただきたいと思います。

<早口のアメリカ人の得意な音変の例>

現代の日本の若者は、どんどん早口になっています。アメリカ人の英語も同じく早口になっています。

日本語と英語の違いは、日本語はあくまでもスピードが速くなっていますが、フレーズの中で単語の発音が変化する感じはあまりありません。

日本語では、英語と日本語を組み合わせ、「バズる、デする、パニくる」なとの新語を創り出し、若者同士で分かりやすい流行り言葉を使っています。

アメリカ人の場合、単語の発音自体を変化させ、より発音しやすいようにして使っています。そこが大きな言語学的違いです。その違いが、あなたを混乱させる原因になっているのです。

例を挙げて説明しましょう。

まずは誰でも知っている英語ですが、

“Oh, it’s wonderful!”
「わあ、素晴らしいですね」です。

そのまま読むと「オー、ワンダフル」ですが、アメリカ人は決してそのように発音しません。
「オー、ワンダフォー」です。

フルが、Colonelnelが「ノー」と変化したように、同じようにフルがフォーに変化しています。

このパターンの発音の変化は多くあるので、まとめて覚えておくと便利です。


このように、Lの発音が「オ」に変化したり、Tの発音がdになり、日本語の「らりるれろ」になったりします。

例えば、betterは、「ベター」から「べらー」に変化します。英語の音変はたくさんのパターンがあります。それだけでも一冊の本が書けるぐらいの変化があります。

英会話の勉強法で、例えばTOEICなどの試験に良い点を残すには、リスニングに力を入れなければなりません。

従来のカタカナ英語の発音が頭にあれば、聞き取りの邪魔になります。リスニングのコツは、まずネイティブの発音を聞くこと、その音を記憶して、真似をして覚えこむことです。

現在は、そういった英語の発音の確認がSNSなどで、簡単にできる時代です。英語のフレーズがどのように音変するかを意識して学習することで、スピーキング能力もリスニング能力も向上させることができます。是非、試してみてください。

タイトルとURLをコピーしました