Hello everyone.
Noriです!
先週に続いてネイティブの笑いと文法を解説していきたいと思います。
今回のフレーズはこちら。
Q : Why can’t you give Elsa the balloon?
A : She will ◯◯◯ ◯◯ go.
◯◯に入るのは?
・
・
・
・
答えは、
let it
She will let it go.
これはとてもクラシックなジョークです。
文法の解説
まずは文法の解説していきたいと思います。
まず、Why can’t you の意味は「なぜ、できないのか」。
「できるのか」だと Can you になりますが、この場合は Can’t you で「できないのか」。
何ができないのかというと、give(あげること)ができない。
誰に? → Elsa に
何を? → the balloon
つまり、「なぜあなたはエルサに風船をあげることができないのか」という意味になります。
それに対して答えは、なぜならばの Because。
Why と Because はセットで覚えておいてください。
Why って聞かれたら Because で答えると。
そして She。この場合はエルサを指します。Will は未来を表す助動詞。
そうなるであろうと、未来のことを表します。
エルサと「LET IT GO」に隠されたダブルミーニング
そして
LET IT GO。
LET は使役動詞で、「そういうふうな状態にしてしまう」という意味。
それを何にするかというと、LET IT の IT というのは風船を指します。
それを GO、つまり「行かせてしまう」「手放してしまう」。
せっかくもらったのに、離してしまう、という意味になります。
そしてこのエルサと言えば、『アナと雪の女王』ですよね。
あの映画で出てきた、歌でも有名な LET IT GO。
つまり、このエルサと言えば LET IT GO で有名なわけです。ですから、その LET IT GO で有名なエルサが、風船を渡すと「離してしまう」という意味と、あの映画の中から出てきた「自分を解放する」という LET IT GO。
風船を放すという意味と、自分を解放するという意味。エルサと言えば LET IT GO 。有名なフレーズです。それが重なっているので、今回このジョークがとても面白くなっているわけです!
使役動詞「LET」の使い方
それでは、使役動詞 LET の使い方についてもう少し説明していきたいと思います。
LET でよく使うのが、LET の後に「人」、そして「動詞」というパターンです。
例えば、
- 私に行かせてください → LET ME GO
- 私にやらせてください → LET ME TRY
- 私にやらせて → LET ME DO IT
これは「それをやらせてください」ということですね。これもよく使います。
ということは、彼にやらせな、やらしてよ、やらしてごらんよ、やらせましょう、というときは
LET HIM TRY
これはよく、親が子供に「自分でやらせろ」みたいなときに、夫婦間で言うときによく使いますね。
ビートルズの名曲にもLET
あと、有名なフレーズでは、ビートルズの有名な歌のタイトルで LET IT BE。
IT それを、BE その状態にしとく、ということですね。これで「ほっといてください」「あるがままにしておこうよ」という意味になります。
これはちょっと余談でしたけど、まあ、私の青春時代よりもちょっと上の世代、今の70代の人たちの世代で一番流行った曲じゃないですかね、ビートルズって。
LET’Sを使った表現あれこれ
あとはですね、一番有名なのは
Let’s play cards.
(トランプをしようよ)
という言い方ですね。
cardsが、トランプのことです。
日本で言うところのトランプは cards で、この Let’s っていうのは let us、つまり「私たちを、トランプをやる状態にしよう」ということなので、 Let’s play cards で「トランプしよう」という意味になるんですね。
あと、よく使う表現で
Let’s get to work.
「じゃあ、仕事しようぜ」みたいな、ちょっと休憩しててね、じゃあ仕事すっか、とか。勉強でもいいです、「勉強に取り掛かるか」みたいな感じね。
そういう時に Let’s get to work、これもよく使いますので覚えておいてください。
あとですね、「さあ、食事に出かけよう」もよく使うんですけども、こんな感じですね。
Let’s go out and eat.
これで、出かけて食べるってことなんで、「外食しよう」「食事に出かけましょう」っていうことになります。これもよく使います。
あとは eat out っていう言葉もありまして、
Let’s eat out.
これでも「外食しよう」という意味にもなります。まあ、どっちもよく使いますので、覚えておくと便利かなと思います。
あとはですね、「遅れないようにしよう」っていうことで、否定を使った表現で、
Let’s not be late.
ここに not とかが来るんですね。これで「何々をしないようにしよう」と。遅れるっていう状況にならないようにしよう、ということなんで、「遅れないようにしようぜ」っていうことで、Let’s not be late っていうことなんですね。
とても Let’s って使い勝手の良い、面白い表現ですので、ぜひ覚えておいてください。受験のためだけに使うのはもったいないかなと思います。
それではまた次回。
See you next time.
昭和37年8月5日、福岡市博多区生まれ。26歳で渡米。飛行学校に入るが英語ができないためアメリカ人の教官から「帰れ」と言われながらも、ノルウェー人の教官に救われ、3ヶ月で英語ペラペラになる。あまりに英語が話せるようになったので、1年後にはアメリカ人を教える飛行教官になる。その後、全日空の同時通訳を務め、武蔵野学院大学准教授、名古屋大学理学部外部講師や、海上自衛隊将官トップマネジメントセミナー講師等も務める。自身が主催した「本城式英会話スクール」の受講生は1万人を超える。生い立ちから、現在に至るまでの詳細、また著書、講演履歴等はこちらから

