【World Life】とは?
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バスルームを閉めるな!

World Lifeな生活
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アメリカではトイレとお風呂が一緒になっていることがほとんど。

これって疑問に思ったことありませんか?

「トイレと一緒だったら寛げないよ。」

「他の人がトイレを使いたい時に困るんだよね。」

そういう声が聞こえてきそうですよね。

マンションなどの物件を選ぶ時にも、「トイレとお風呂は別々がいい!」と

言う人も多いのだとか。

でも、まさにこれが理由でもあるのです。

「え?」「どういうこと?」

そう思うのも当然。

日本だったら、「さあ、ゆっくり湯船に浸かってリラックスしよう!」

と、お風呂タイムをエンジョイする人も多いと思います。

私も立派な日本人(私個人が立派かどうかは知りませんw)ですから、ゆったりと湯船に浸かるのが好き。

「ふぅ~。いい湯だぁ。」と声を出しながら浸かります。

さらにお風呂用のスピーカーで、ゆったりと好きな音楽を聞く至福の時間でもあるのです。

ときには電気を消して入ったり(笑)これ、意外と落ち着くんですよ!一度お試しあれ。

そんなお風呂タイムを精神面でも楽しむ日本人ですが、アメリカとなるとちょっと違うんです。

それは・・・

基本的に「お風呂は汚れを落とす場所」と考えている人が多いのです。

だからトイレが側にあっても気にしない。

むしろ、「汚れを落とす場所」なんだからトイレがある方が自然!そんな感じだそうなのです。

そうか!単なる「汚れを落とす場所」。そう考えると「トイレと一緒にお風呂がある」というのもわかる気がしないでもない!

日本で夜にお風呂に入る人が多いのは「疲れをとってゆっくり休む」ということを好む人が多いため。

一方、アメリカでは「体の汚れを落とすのが主な目的」。

ところ変われば考え方も習慣も違う、いやぁ、面白いです。

だから、海外への興味は尽きないのです。

そんなアメリカでは基本的に「朝シャワー」をする人がほとんど。

日本のように夜にお風呂に入る「習慣」はあまりありません。

これは、「寝ている時にかいた汗を流し、熱いシャワーで目を覚ます」

そして「1日の始まりをスッキリした気持ちで始める。」

という意味もあるようです。

そういえば、以前、

「日本人は夜に風呂に入るの?寝ている時にかく汗の量ってすごいんだよ。なんか嫌だなぁ。」

と言われたことがあります。

今日の疲れを癒やし、寝る前にリラックスするお風呂、そして、朝、汗を流してスッキリさせる朝シャワー。

どちらも一理ありますよね。

もしかすると、両方やっている人もいるかもしれませんね。

私は留学時代、最初だけ大学の寮に入りましたが、その後はずっとホームステイをしていました。

ホームステイと言っても、ホストマザーとの二人暮らし。

ホストマザーは当時、既に孫もいたちょっと若めのおばあちゃん。あだ名はTUTU(トゥトゥ)でした。

TUTUとは、ハワイ語で「おばあちゃん」という意味だそうで、みんなからそう呼ばれていた人気者でした。

なんと車のナンバープレートも「TUTU」。

そんなTUTUは、たまに「夜に本を読みながらバブルバスに入るのが好き」という人でした(笑)

「あれ?風呂でリラックスしてるじゃん?」

と思ったのですが、うちにはジャグジーが無いからかもしれません。

友人の家では、水着を着てジャグジーに浸かりながらワインを飲んだり、おしゃべりしたりと

「お湯でのリラックスタイム」を楽しんでいました。

だから、「お風呂は体の汚れを落とすため」と割り切れるのかもしれませんね。

さて、そんなアメリカの家庭のバスルーム。

「シャワーしている時に、誰かがトイレしたくなったらどうするの?」

と思う人もいるかもしれません。

安心してください!

一般的にアメリカの家にはバスルームが2つ以上あります。

だから、シャワー中に他の人がトイレに入ってくるということは基本的にはないのです。

でも、「誰かが入っている」ということはどうやったらわかるのでしょう?

日本のトイレのドアには小さい小窓ようなものがついていて、

明かりがついているのがわかるようになっている場合が多いですよね?

でもアメリカのバスルームのドアにそのようなものはあまりありません。

実はアメリカの一般家庭では、

「バスルームのドアは開けておく」

というのが一般的なのです。

もちろん「誰も使っていない」場合です!(笑)

私の家では、バスルームの隣が自分の部屋でした。

ある時、自分の部屋にいると、TUTUが

「Cozy, are you still in there?」
(コージー、まだ中にいるの?)

と言っているのが聞こえました。

自分の部屋のドアを開けて、

「No, I’m here. What’s wrong?」
(いいえ、ここにいるよ。どうしたの?)

と答えると、

“Cozy, you should leave the bathroom door open after you use it. This is our rule! (使った後は、バルスールのドアを開けておいてね。これはルールよ!)

と言われ、不思議に思い理由を聞いたところ、

「人が使っているかどうかわかるため。」

ということでした。

確かにトイレのあるバスルームとはいえ、4畳以上はある部屋みたいな雰囲気。

無機質な壁ではなく、お花の模様が入ったちょっとヨーロッパを思わせるような壁紙に

大理石の床。そして洗面台の蛇口は金色。

開けていても不快感はない。

「なるほど~、そうなのか!!!」

と妙に関心した自分は、それからはドアを開ける癖がついてしまいました。

それは今でも家のトイレのドアを開けておいてしまうほど…。もちろん使ってない時限定ですよ!(笑)

海外で身についた経験、特に若い頃の経験って「かなり体に染み付いているんだなぁ。」と思う今日この頃です。

そんな海外のエピソードはまだまだありますので、

またご紹介させていただきますね!

さて、今日のお話、アメリカの一般家庭に行かれる際の参考になれば幸いです。

それでは、みなさま海外でもハッピーなトイレライフを!

あ、ところであなたは朝派?それとも夜派?

私は

昔は朝派、今は完全に夜派です(笑)

 

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