【World Life】とは?
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【留学中大失敗のThank you.とは?】

World Lifeな生活
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今から48年前、アメリカに留学していた私が初めて小切手を使ったときのことです。当時は安全上最小限の現金のみ持ち歩くことにしていたので、やや大きい買い物の際は、現地銀行のcheck(小切手)を使うように。

冬支度ということもあり、近くにある大きなスーパーへ買い物に。ウィスコンシン州の冬は1月になるとマイナス40℃にもなるそうで、店内の一角には皮のブーツがずら~り。帽子と手袋も-40℃(!)に耐えられそうなのを選び手押しカートに。

レジ係は中年の褐色の肌の女性。計算➾小切手サイン➾パスポート呈示…一連の流れ。

(小切手なんてどうってことないな~)と思いつつ

Thank you, ma’am(マム)

一言。その途端(えっ!)と女性の表情がさっと曇る。店内が静まり返る。あちこちで
ニヤニヤしだすんです。

私の気分どうだと思います?

(何かやらかしたかな、まさかThank you, ma’am?)と狐につままれたような気分で店を後に。

当時もそれ以後も、Thank you, ma’amについては気になったんです。

<sirとma’amの差>

実は、ma’am(マム)は女性への敬称。男への敬称sir(サー) はキャンバスでThank you, sir.なんて言われ(割と使うんだ)と感じてた矢先でした。

男女平等のアメリカ、sirもma’amも同じようなものかなと思ってたのが大元。ma’amはずっと堅苦しく、召使などが使うならピッタリみたいなんです。

超高級ホテルや王宮ならともかく、買い物をしたのはごく普通の気楽な雰囲気の店。Thank you, ma’am. は「有難うござります、奥方様」みたいに聞こえたのかも。

場違い以上で皮肉のように小バカにしたと取られたのかも。だから女性の表情は曇り、ニヤニヤされたのかもと後から何度も思い返しました。

今回せめてあなた用に、当時自分が言いたかったコトを改めて考えました。

<言いたい事は素直に>

小切手を初めて使う外国人の私。普通に応対してくれた店員。さりげない交流だが、生きてる人間としての言葉を言いたかった…これ大袈裟過ぎ?

大げさ過ぎですよね。要するに普通の英会話したかっただけ。

それなら事実を素直に言えばずっと良かったかも。あなたならどう言ったでしょう?

例えば

I used check for the first time. Thank you for your help!
(初めて小切手使いました。おかげさまで!)

あるいは

That’s my first check. You’re lucky!
(それ私が初めて切った小切手。もらったあなたは、ついてマス)これ、笑顔で言えばジョークになったかも。

いずれにせよ、言語的ドジも海外での醍醐味と言えば醍醐味。早く移動がしやすくなる日々が戻りますように。

See you soon!
Jiro

 

追伸 キャンパスで聞いたThank you, sir。実は私が嫌みかバカにされたのかも…可能性に気づきました。その場合はどうでしょう?

言われっ放しが嫌なら You’re welcome, SIR.(sirを少し強めに)なら簡単に言い返せそう。ただ君子危うきに近寄らず。とにかく安全第一かも…

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