「英語の勉強をがんばるぞ!」と意気込んで、問題集や英単語集を買ったりしても、結局何やるのは最初の数日で後はなかなかやる気がでずにそのままに…。
やる気はあるのに続かない…
そんな事はありませんか?
私も、最初の数ページで終わったしまった問題集が何冊もあります。中には、買った当日だけでその後は全く開いてもいない英単語集も…((+_+))
「なんで長続きできないんだ…。」と落ち込む人に朗報♪
英語の勉強を持続させるには気力だけでは難しい。長続きできるポイントを抑える必要があったんです!
<3日坊主にもなれなかった私が1ヶ月継続!>
その前にちょっと話は変わりますが、私は現在務めているいる通信制高校で韓国語講座があり、生徒と一緒に韓国語を学んでいます。
ただ、以前にもお話したのですが、韓国の記号のような文字が全く覚えられず、授業が分からなさ過ぎて先生という立場でありながら授業中に眠くなってしまう程でした(笑)
覚えようと母音と子音の組み合わせた表を眺めるのですが、全然頭に入ってこない…。でも授業はどんどん進むし、先生もハングル文字でしか書かないので、読めないと話そうにも話せない…という悪循環。
そんな私に生徒の一人が教えてくれたのが、「Duolingo(デュオリンゴ)」という語学学習アプリ。Duolingoは知っていましたが、英語だけだと思っていたら他にも様々な言語が学べたのです。
以前にもどんな物かと、アプリをダウンロードしてやってみたものの、その時は1日、2日で止めてしまいました…。
「今回も同じになるかもな…。」と思いながら韓国語を始めてみたら…
なんと!約1か月、毎日学ぶ連続記録を更新しているのです!そのお陰で、全く覚えられなかったハングル文字が大分読めるようになり、それと同時に韓国語講座も楽しくなってきました。
Duolingoで韓国語を学びながら、これは英語を勉強する際のヒントもつまっているなと気づいたのです。
Duolingoでなくてもこれから挙げるようなポイントが抑えられていたら、他のアプリや教材、講座でも同じように続けられ確率が高くなると思います。
また、私のように前に一度Duolingoやその他の英語学習アプリをやったけど、続かなかったとういう人も以下のポイントがあったかチェックしてみてくださいね。
<勉強が続くポイントは…>
Duolingoは世界94言語が学べる無料の語学学習アプリ。世界中で約1億2千万人がダウンロードし、英語は258万人の人たちが学習中です。
Duolingoはユニット(レベル)分けされていて、その中でも更に細かく10個位にカテゴリー分け(家族・紹介・挨拶など)がされています。いくつかのカテゴリーをクリアすると、また新しいカテゴリーのロックが解除され、徐々に上のレベルを受講できるようになっています。
学習が続けられるようにしてある、その工夫/仕掛けとは?
①短い時間で達成感が味わえ、達成するとご褒美がもらえる
1つのカテゴリーは4つのレッスンからなっていて、クイズ形式で問題(単語、日本語訳、並び変え、スピーキングなど)が15問ほど出題されます。1つのレッスンはどれも数分~5分程度で終わる短いもの。
これだとちょっと携帯を見た時に、「ついでにちょっとやろうかな。」と気軽な気持ちでトライできます。
そして、1レッスンが終わると「コンプリート!」とお祝いしてくれ、ジェムと呼ばれる宝石のポイントがもらえるんです。大人になってもご褒美がもらえると嬉しいもの。
さらに「今から15分間はジェムが2倍」とか「難しい問題はジェムが増えるよ」と出ると、難しい問題でも「やろうかな」という気になるんです。(笑)
英語の勉強でも、1ページに何十分もかかるような問題よりも、5分程度で終わり「やり遂げた!」とすぐに達成感を味わえる物の方が同じ時間でも何度も達成感が味わえて良いんだと思います。
そして、やったら何かご褒美的な物があるとやる気もアップしますよね。「英検〇級に合格したら△△を買う!」という大きなご褒美でなく、「1ページしたらアイスを食べる」など日々の小さな達成感とご褒美の積み重ねが大事なのです。
②褒めたり、励ましたり、せかしたり…
Duolingoでは、問題を1問クリアする毎に「すごい!」「エクセレント!」など出てきます。
さらに、5問や10問など節目では、キャラクターが出てきて「着実に成果がでてるね!」、「あなたを誇りに思います!」や「あなたには太刀打ちできません!」などオーバー気味に褒めてくれるんです。
韓国語超初心者レベルでまだチンプンカンプンの私でも「すごい!」と褒めてもらえると「え~。そうかなぁ?」という気になり自信へと繋がっていきました。
Duolingoではさらに、ちょっとレッスンをせかしてきたりもします。
するのを夜まで忘れていると、キャラクターから「レッスン忘れてないよね?」とか「あと2時間で連続記録が途切れちゃうよ。いいの?」などとメッセージがくるんです。
1週間もすると、連続記録が途切れるのがイヤになって夜の22時や23時から眠い目をこすりながらやる事もしばしば。レッスンをせかしてくれるのも続いているポイントです。
語学の勉強って、なかなか一人で続けていくのは大変。特に、学校などに通ってなくて独学となると、どうしても「また明日すればいいか。」となったり、勉強していても、間違った所や出来ない事に目が向いて落ち込みがち。そうなると、英語にも自信が持てず、英語の勉強も嫌になってしまいます。
自分ができた時には褒めてくれたり、できなくても励ましてくれたり、時には「英語の勉強した?」とせかすような英語の先生や家族、友達がいるとやる気やモチベーションもかなり変わると思います。
一人でこっそり勉強して、周りを驚かせたいという人もいるかもしれませんが、周囲の人に「今日から1カ月毎日英語の勉強をする!」と公言するだけでも「やらなければ」というモチベーションに繋がると思います。
③レベルは今の自分よりちょっと上を。 分からなくても進んで、戻ってを繰り返す
韓国語は超初心者レベルで、1文字1文字を読むのもやっとの状態。そんな状態なのに、Duolingoでは最初から単語や文章が出てくる。
「いやいや。まだ早いでしょ。」と思いながらも、意味の分からない単語は、その部分を押すと日本語訳が出てくるため問題は解ける。
(全然分かってないけど、これで勉強になってるのかなぁ?)と思いながらやっていたが、同じような問題が何回も何回も出てくる。
すると、単語は「あ!これは猫だ!」とか「この文字だった気がする」と少しずつ覚えていっているんです。
初めは「よく分からないな。」と思いながら進んでいた問題も、先に進んだ後で、前のカテゴリーに戻ってやってみると簡単にできるようになっている自分に気づきました。
「あ、私成長してるんだ!」って実感できたんです。
分からなかったり難しかったりすると、そこで止まって克服できるまで何度も何度もやるという方法もあります。私も「できるようになるまでは次に進んじゃいけない」と思っていたタイプです。
でも、全部が完璧でなくても、さらっとやりながら先に進んでいく。そして、時々戻りながら何度も復習する。少し難しい問題で負荷をかけ続ける事で、戻ってみた時に前の問題が簡単に感じ、学習した事が身についているというのが実感できる訳です。
私が最初に英語のDuolingoをやってみて続かなかったのは、最初から簡単にできる問題ばかりだったからだと思います。自分にとって簡単すぎるレベルではやっても達成感が味わえないんです。
レベルは、自分のレベルよりもちょっと上。それが一番がんばれて、達成感もあるのだと思います。
そうなると、Duolingoは英語中級レベル以上の人には向かない?となりますよね。私もそう思っていたのですが、最近、「飛び級」ができるという事を知りました!
ユニット最後の総まとめ問題をクリアできれば、地道に一つ一つのレッスンをこなさなくても次のユニット(レベル)に進めるのです♪ 飛び級をしていけば、どんどん進んでいけるので、中級以上の人でも自分に合ったレベルで勉強ができると思います。
④学ぶ仲間/良きライバル
今回一番大事だなと思ったのが、これ。仲間でありライバル。
生徒からDuolingoを教えてもらって、やってみると楽しく学べそうだったので、韓国語講座を担当している同僚の先生にもこのアプリを教えてあげたんです。
Duolingoでは友達と繋がる事もできるので、その先生とお互いにフォローし合いました。
すると、
「〇〇さんが、単語を100個覚えたよ!ハイタッチしよう!」や「〇〇さんが、サファイアリーグに昇格したよ!お祝いしよう!」などメッセージがくるんです。
メッセージ的には、ハイタッチやお祝いしよう!と楽しい内容なのです。ですが、それが送られてくるたびに(お!〇〇先生がんばってるな。私もがんばらなきゃ!)とか(〇〇先生、昇格したんだ~。いいなぁ。私はまだだ…。)など自分の気持ちも動きます。
別に競争をしている訳ではないんですが、やっぱりどれぐらい進んでるのか気になるし、たくさんレッスンをこなしてたら「私もやるぞ!」という気になります。
同僚の先生もやっぱり同じことを言っていたので、お互いこれがいい張り合いになって勉強を続けられていると感じます。
学校などで一緒に勉強するというのでなくても、同じ目標に向かって一緒に励む仲間、良きライバルがいるとお互いに高めあえ、励ましあえて長続きもするのだと思います。
英語は一朝一夕には身につかないもの。ちょっとづつでも継続するのがコツです。私も学習の連続記録が途切れないように韓国語の勉強をこれからもがんばります!
暑さも和らいで勉強にもいい季節になってきました。
今年の秋は英語の「勉学の秋」励んでみませんか?
中学生時代から英語を話せるようになる事に憧れ、外国語短大へ進学。その後イギリスへ留学するも英語が話せず落ちこぼれの生徒に。英会話のトレーニング(カランメソッド)を受け英会話が上達。帰国後、夢だったツアーコンダクターになる。渡航国約35カ国 年間200日以上を海外で過ごす。その後オーストラリアにワーキングホリデーで渡り、オーストラリアにあるハミルトン島のリゾート会社に就職。その後日本に帰国し、京都のホテルやゲストハウスなどでの経験を経て、地元宮崎にUターン。現在は地元宮崎で、英会話教室及び、単位制、通信制の高校で英会話を教えている。
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