Hey!guys.
Swatchです。
クリスマスシーズンになりました。例年、この時期はクリスマスの英語表現について書いていましたが、今年は趣向を変えて、私が体験したドイツや英国のクリスマスをもとに、あなたに大人のクリスマスの楽しみ方の提案です。
この時期、アメリカでは、サンクスギビング(感謝祭)が11月の第4日曜日にあり、家族が久しぶりに集まり、七面鳥を焼いて家族の時間を楽しみます。その直後にブラックフライデーのバーゲンが始まり、クリスマス商戦に突入し、街は一気にクリスマス色が広がります。
思い返すと、日本でこのシーズンで一番楽しかったのは、当時六本木にあった、防衛庁の国際関係部署でで勤務していた頃。
東京にある各国の大使館でクリスマスシーズンにレセプション(公的なパーテイ)が催され、毎晩のように大使館でそれぞれの国々のクリスマス料理を楽しんだ日々は思い出に残っています。
家族でクリスマスケーキを食べる日本のクリスマスは、宗教行事ではなく、日本独自のクリスマス文化になっていますね。
イチゴのショートケーキに、KFCのフライドチキン。自宅近くのコージーコーナーでも行列、KFCにも長蛇の列、まさに日本の風物詩です。
そんなクリスマスですが、今年は、いつもの日本のクリスマスではなく、ちょっとおしゃれに、あなたの大切な人と、大人のクリスマスしてみませんか。
<ドイツのシュトーレンで大人のクリスマス>
ドイツの自動車関係のインスペクターである、Swatchの友人のドイツ人は、自由が丘の一軒家に住み、日本文化を堪能する日々を過ごす、日本文化贔屓の外国人。
ワインストックにあるドイツワインを目当てに、ちょくちょくお邪魔する関係で、彼のドイツ人の友人とも友達の輪が広まっていました。
12月になり、街がクリスマス色に染まったころ、自由が丘のおしゃれなパティスリー(お菓子屋さん)に、クリスマスケーキの予約のポスターが張り出されたのをドイツ人の友人がみて、
”What this poster say?”
(このポスター何?)
と質問された。
”The Poster tells us we should pre-reserve a Christmas cake if you want to get it on Christmas day”
(クリスマスケーキの予約のポスターだよ。予約しないとクリスマスに届かないから)
と答えると、
”Well, what’s Christmas cake here in Japan? ”
(クリスマスケーキって何?)
と聞かれた。
ドイツ人気質は、とにかく疑問に思ったら止まらない。次々と、クリスマスケーキから日本人のクリスマスの考え方まで、質問攻めの楽しい時間を過ごした。(笑)
自分で説明していても、日本人の、外国文化を取り入れ、独自にアレンジしてしまう能力は凄いと感じた。
「それじゃあ、ドイツは、クリスマスに何を食べるの」
と聞くと
”stollen / シュトーレン”
と答えが返ってきた。
その頃はまだインタネットで調べる時代ではなく、白くてこんな形と言われても、想像がつかなかった。
友人は、ハッと思いついたように、Swatchの家の近くにドイツパンの店があると言った。
確かに、最寄り駅の前にドイツパンの店があったが訪れたことはなかった。早速、店まで出向き、シュトーレンを購入した。
これがドイツのクリスマスケーキか?と不思議な感じがしました。
写真のように、薄く切って、クリス前から食べるのがドイツのクリスマス。そのままおやつとしても食べても良いが、あなたとあなたの素敵な人のクリスマスのために提案があります。
これが滅茶スパークリングワインにピッタリで、少し奮発して、シャンパンを用意するのもお薦め。イチゴのショートケーキのように生クリームがないので、すっきりとシャンパンの香りと酸味を楽しめます。
大人のクリスマスに乾杯です!写真のホテルオークラのシュトーレン、お薦めです。
<英国のクリスマスプディングで豪華なクリスマスを>
目黒駅近くに、イギリス料理の店があり、12月に友人と一緒に訪れた際、ありきたりの料理ではなく、ウサギ料理を頼みました。ウサギのもも肉をビールで煮込んだもので、それなりに美味でした。(笑)
そこで出会ったのが、イギリスのクリスマスプディング。
日本でプリンと言えば、黄色くてぷりぷりした甘いデザートですが、イギリスのプディングは、全く別物。
まず硬い、色が黒い、一見すると黒パン。
それは、ドライフルーツ、ナッツ、スパイスを混ぜて焼き固めたもので、濃厚な味です。ブランデーを垂らしたり、アイスクリームを添えたりで味変が楽しめます。
甘いイチゴのケーキやモンブランなどと違って、強いお酒にあいます。
お薦めは、ブランデー。
ブランデーの豊かな香りと、プディングのナッツや香辛料の香りがミックスされて、大人の時間が楽しめます。
目黒の「Swan & Lion」のクリスマスプディングがお薦めで、間違いありません。
高級スーパーマーケットでも、この時期置いてありますので、大切な人と一緒に探してみるのもクリスマスのイベントして、面白いと思います。
<大人のクリスマスを過ごされてはいかが>
街に繰り出し、クリスマスのディナーを楽しむのも素敵なことだと思いますし、日本風のクリスマスケーキを食べるのも、楽しいクリスマスになります。
しかし、人の生き方が多様化し、個性が重んじられるようになりましたが、日本人はやはり「皆と同じ」が安心な国民だからでしょうか、クリスマスには、店の予約も取りにくく、値段もかなり高いものになってしまします。
そこでSwatchからの提案は、クリスマス前に、お取り寄せでシュトーレンや、クリスマスプディングを購入しておくこと。それだけで、クリスマスの二人の時間が、充実したものになります。
お酒は、コンビニのお酒コーナーを覗くと、ウイスキーやブランデーなど、世界の銘酒のミニチュア瓶が売られていますので、経済的に世界の銘酒もあわせて楽しめます。
そんなお取り寄せのスイーツと銘酒で、いつもと違ったクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっと思い出に残るクリスマスになると思います。
執筆家・英語教育・生涯教育実践者
大学から防衛庁・自衛隊に入隊。10年間のサバイバル訓練から人間の生について考え、平和的な生き方を模索し離職を決断する。時を同じくして米国国費留学候補者に選考され、留学を決意。米国陸軍大学機関留学後、平和を構築するのは、戦いを挑むことではなく、平和を希求することから始まると考えなおす。多くの人との交流から、「学習することによって人は成長し、新たなことにチャレンジする機会を与えられること」を実感する。
「人生に失敗はなく、すべてのことには意味があり導かれていく」を信念として、執筆活動を継続している。防衛省関連紙の英会話連載は、1994年1月から掲載を開始し、タモリのトリビアの泉に取り上げられ話題となる。月刊誌には英会話及び米軍情報を掲載し、今年で35年になる。学びによる成長を信念として、生涯学習を実践し、在隊中に放送大学大学院入学し、「防衛省・自衛隊の援護支援態勢についてー米・英・独・仏・韓国陸軍との比較―」で修士号を取得、優秀論文として認められ、それが縁で定年退官後、大規模大学本部キャリアセンターに再就職する。
修士論文で提案した教育の多様化と個人の尊重との考えから、選抜された学生に対してのキャリア教育、アカデミック・アドバイジングを通じて、キャリアセンターに新機軸の支援態勢を作り上げ、国家公務員総合職・地方上級職、公立学校教員合格率を引き上げ高く評価される。特に学生の個性を尊重した親身のアドバイスには、学部からの要求が高く、就職セミナーの講師、英語指導力を活かした公務員志望者TOEIC セミナーなどの講師を務めるなど、大学職員の域にとどまらぬ行動力と企画力で学生支援と教員と職員の協働に新たな方向性をしめした。
生涯教育の実践者として、2020年3月まで東京大学大学院教育研究科大学経営・政策コース博士課程後期に通学し、最年長学生として就学した。博士論文「米軍大学における高等教育制度について」(仮題)を鋭意執筆中である。
ワインをこよなく愛し、コレクターでもある。無農薬・有機栽培・天日干し玄米を中心に、アワ、ヒエ、キビ、黒米、ハト麦、そばを配合した玄米食を中心にした健康管理により、痛風及び高脂質血症を克服し、さらに米軍式のフィットネストレーニング(米陸軍のフィットネストレーナの有資格者)で筋力と体形を維持している。趣味はクラッシック音楽及びバレエ鑑賞。
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